今日の献立
昨日のトウモロコシご飯はコーンを1.5倍に増量しました。
具材とお米のバランスは大事ですが、具が多いと美味ですね。

本日は、枝豆ご飯です。
大阪八尾の恩智産の枝豆を使います。
前回は走りでまだ少し小粒でしたが、今回は十分に成熟し食べ応えも十分です。

onchedamame.jpg

枝豆とは大豆を未成熟の内に収穫したものです。
夏にはビタミンが不足しがちですが、枝豆には豊富なビタミンやミネラルがあり夏バテを予防します。
また、二日酔いにも効果的で、ビールには格好のおつまみになります。

onchedamame2.jpg 枝豆5kg

今回も真昆布のお出汁に、薄皮を剥いた枝豆に塩をして炊飯します。
枝豆ご飯で暑い夏を乗り切りましょう!

◆おかず◆ 新サツマイモの天ぷら チンゲン菜と油揚げの煮浸し パプリカと新玉ネギの甘酢

◎本日の価格 480円
本日は、玉蜀黍(トウモロコシ)ご飯です。
今回は愛知産のスイートコーンを使います。
前回は九州からでしたから、産地も上ってきました。
もうそろそろ北海道からも入荷があるでしょう。

夏祭りの縁日などを連想しますが、トウモロコシは夏の風物詩です。
愛知県は全国でも有数の産地となっています。
8月のお盆にはお供えなどの需要から高騰します。
当店で使えるのも、あと一度くらいでしょうか?
美味しいコーンの選び方は、ズッシリと重く皮目の緑が濃いもの。
また、ヒゲは黒褐色で縮れているものが上物です。

sweetcorn3.jpg スイートコーン 48本!

真昆布でひいた昆布出汁と塩のみで炊飯します。
甘くてシャリシャリした食感のスイートコーン。
夏には食べたい一品です。

◆おかず◆ 椎茸フライ カレーキャベツ パスタブロッコリー

◎本日の価格 490円
本日は、帆立貝(ホタテガイ)ご飯です。
日本で一番多く食べられている二枚貝です。

ホタテというと立派な貝柱を思い浮かべます。
通常はそのままお刺身か寿司種にされます。
今回はウロ(中腸線)のみを取り除いたホタテ貝全てを使います。

特製お出汁にホタテを入れ、生姜をきかせて炊飯します。
濃厚な旨みと香り!
海の香りを満喫できる炊き込みご飯です。

◆おかず◆ 栗南瓜の含め煮 ゴーヤーのお浸し サラダホウレン草の卵炒め

◎サービス価格 500円
料理のお味は、素材が8割で腕が2割なんて言われます。
料理人からしてみれば聞き捨てならない言葉です。(笑)

もちろん良い食材が無ければ美味しい料理は作れませんが、良い素材はあまり弄り倒すなよと言うことでしょうか?
当店では野菜と魚介類を使ったお弁当ですが、加熱や味付けは最小限に留めているつもりです。
素材本来が持つ甘みや旨み、また食感などは、できる限り残したいと考えています。

味付けに欠かせない調味料。
以前のお店ではそれなりの対価をいただいておりましたので、極上品を使用しておりました。
今はワンコインのお弁当の販売ですが、それでもできる限りのこだわりを持って選んでいます。
その中でもお醤油の選別には時間がかかりました。
料理店でよく使われるのは、関西ではキッ◯ーマンで関東ではヤ◯サが多いようです。
お醤油作りは素材(大豆・小麦・塩)はもちろん、菌で決まります。
私はどちらの醤油菌も好きではないので違う銘柄を使っています。

yuasasyoyu.jpg 生一本黒豆醤油

写真は先日お客様からお土産でいただいた湯浅醤油。
和歌山の小さなメーカーですが、杉樽で寝かすこと2年。
昔ながらの製法で真面目に作っている醸造元です。
当店では「贅沢ポン酢」に湯浅の再仕込み醤油を使用しましたが、そのコクとまろやかさは流石の一言でした。

それから、高級なお醤油は煮炊き物には使用なさらないで下さい。
基本は生で、加熱すると香りが飛んでしまいます。
もちろん煮物に使っても悪くはないのですが、その場合は分けて投入するように使いましょう。
または最後の香り付けで使うと効果的です。
本日は、加薬(カヤク)ご飯です。
加薬という呼び名は主に関西で使われます。
色々な具材が入った炊き込みご飯ですが、地方によって、五目ご飯や色ご飯、醤油ご飯などと言われます。

今回は新ゴボウ、刻みコンニャク、油揚げ、丹波大粒シメジを使います。
濃厚なお出汁に混然一体となった沢山の具材。
大変奥深い味わい。
旨みとコクが濃厚な炊き込みご飯です。

◆おかず◆ 新玉ネギとスルメの天ぷら 伏見甘長の焼き浸し 新ジャガのサラダ

◎本日の価格 480円
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プロフィール
HN:
しきしき
年齢:
17
性別:
非公開
誕生日:
2007/10/08
職業:
料理家
趣味:
料理とお菓子の研究
自己紹介:
以前はこだわりの料理屋を営んでおりましたが、より沢山の方に召し上がっていただきたく、炊き込みご飯と雑菓子の店を本町にオープンいたしました。どうぞよろしくお願いいたします。

<営業時間>
11:00より売り切れ次第終了

<定休日>
土・日・祝祭日

<所在地>
大阪市中央区久太郎町2-5-18

<電話>
(06)6245-5636

<ご予約>
8:00~11:00までにお願いいたします。
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