10月20日（木）の献立

昨日のマコモダケ。
ご存知ない方がほとんどでしたが、物珍しさからか中々の人気でした。
中にはお昼に食べられて、後から追加で買いにこられる方もチラホラ・・
遠路はるばる、仕入れた甲斐がありました。
お買上げありがとうございました！

本日は、秋鮭（アキサケ）ご飯です。
秋は白鮭が旬を迎え、鮭の本場 北海道では秋味とも呼ばれます。

時鮭や目近、鮭児など、ブランドの鮭は白鮭です。
ただ、とれる時期や場所の違いと希少性から、それらの鮭は珍重されます。
今回の鮭もまずまずの脂と身質。
一塩して一度焼きましたが、独特の香ばしい匂いが店内一杯に立ち込めました。

今回はゴボウや人参、油揚げなども入れて鮭五目ご飯に。
黄金出汁で炊飯すれば、豪華なご飯の完成です。

旨みが満点のスペシャルな鮭五目ご飯。
やはり秋には食べたくなります。

◆おかず◆　白菜と玉ネギの煮浸し　丹波シメジの卵とじ　名残りのゴーヤーのお浸し

◎税込サービス価格　520円

10月19日（水）の献立

本日は、真菰筍（マコモダケ）と蓮根（レンコン）のご飯です。
はて、マコモダケ？
マコモダケとはいいましてもキノコやタケノコの仲間ではありません。
実はイネ科の多年草で、肥大した茎の部分を食用にします。
水田で栽培され、その高さは約2メートルにもなります。
主に中華料理に使われ、以前は台湾などからの輸入が多かったのだとか。
今では全国的に栽培され、シェアNo.1は三重県で特産品になっています。



で、今回のマコモダケは福井県から入荷の当店初の献立。
福井では昨今、地元の特産品にしようと力を入れて栽培されているのだとか。
実は今日の商品、私が実際に福井に出向き、購入してきたものです。

出回る期間は秋の一時期。
したがって今回のみの一発物になります。
マコモダケはタケノコのようにアクはなく、特にクセもない食べやすい食材です。
ほのかに香る風味と甘み、シャキシャキとした食感がご馳走。
今回は阿波レンコンと共に黄金出汁で炊飯します。



往復500キロをかけて仕入れたマコモダケ。
秋の便りをご賞味ください。

◆おかず◆　椎茸フライ　太モヤシの卵炒め　北海えびす南瓜の旨煮

◎税込勉強価格　530円

10月18日（火）の献立

不景気からか、コンスタントにご来店いただける方が少なくなったように思います。
自前のお弁当に切り替える方も多く、きびしい世の中を反映しています。
他にも会社の移転や倒産、転勤など、いろいろと理由はお聞きしておりますが、よくご来店いただいたお客様とのお別れは淋しいものです。

本日は、貝ひもご飯です。
今日の献立は、今月いっぱいで会社が淀屋橋に移転されるお客様からのリクエストです。

先週末のこと、名古屋に転勤されたお客様が半年ぶりにご来店。
本町にお勤めの際は毎日お世話になった方ですが、お元気そうでホッとしました。
あちらにはお気に入りの店はないとのこと。
他のお客様からも支店を出して下さい！と、ご冗談でしょうがよく言われます。

今日リクエストいただいたお客様からは、金ごまイワシのご飯もお聞きしています。
私は一瞬？？？（笑）
いや、作った本人が忘れていましたが、お気に入りの献立だったそうで、ありがとうございます。
金ごまイワシはすでに発注しておりますが、うまく入荷しますでしょうか？
なんとかお応えしたいと思っていますが・・

貝ひもとはホタテ貝のヒモの部分（外套膜）で作った珍味をアレンジしたものです。
食感が良く、香ばしい風味が人気の献立です。
貝ひもファンの方も初めての方もぜひご賞味してください。

◆おかず◆　モロッコインゲンの衣揚げ　焼き豆腐と白ネギ煮　サラダスパゲティ

◎税込サービス価格　520円

★サービス券が付いていなかった方はお気軽にご一報ください。
　すぐにお渡しいたします。

10月17日（月）の献立

最近おせちのお問い合わせを多々いただきます。
他店では早々に受け付けているようですので、当店でもそろそろと思っています。
毎年ですが完全手作りのため沢山は作れませんので限定販売になります。
今月中には正式に承りたいと思っています。

本日は、鱈子（タラコ）と昆布（コンブ）のご飯です。
タラコと昆布を佃煮にした、人気の佃煮ご飯になります。

今回のタラコはいつものスケトウダラではなく、真ダラの子を使います。
真ダラの子は真子ともいい滅多にお目にかかれません。
通常のタラコの何十倍も大きく立派で味もバツグンに良い。
2年ほど前のおせちに甘露煮にして入れたこともあります。

珍味ご飯のシリーズは全般的に人気があります。
今回のご飯も初めての試みですが、いかがなものでしょうか？
ご賞味いただければ幸いです。

◆おかず◆　えのき茸ともやしのビーフン　高野豆腐の含め煮　切干大根とワカメの酢の物

◎税込サービス価格　520円

【本日はサービス券の発行日です】

10月14日（金）の献立

本日は、鮎（アユ）ご飯です。
そろそろ鮎も終わりに近づき、今回が最後になります。
今回入荷は子持ち鮎。
今の時期は下り鮎、落ち鮎ともいわれます。



5月に解禁した鮎ですが、当店では毎年3度ほど献立に上がります。
晩春の琵琶湖の稚鮎。
盛夏の若鮎。
そして今回の子持ち鮎です。
稚鮎以外は高知か岐阜から入荷します。

今回は子持ちと指定せずに仕入れました。
子持ちで買えば必ず卵を持っていますが、それだと値が張ります。
甘露煮など煮物にするなら指定しますが、炊き込みご飯の場合は特にこだわりません。
よって、高価な鮎ご飯も、ややお安くご提供できます。

鮎を掃除し、香ばしく焼きます。
出汁を調味して炊飯し、頭と骨を取り除いてざっくり混ぜればできあがりです。



今の鮎は脂がのって大変美味。
今日のお昼はちょっと贅沢な鮎ご飯を。
名残りの鮎をどうぞご賞味ください。

◆おかず◆　サツマイモの国産レモン煮　カレーキャベツ　コンニャクと冬瓜の田楽

◎税込びっくり価格　540円

【本日はサービス券の発行日です】