今日の献立
本日は、鰆(サワラ)ご飯です。
今回の鰆は年末におせち用に仕入れた極上物をとっておいたものです。
刺身にできる鰆というのは、脂のりはもちろん鮮度が重視されます。
身割れしやすく柔らかくなるので、身が硬くなくてはいけません。
上手く下ろすのにもちょっとした技術がいります。



当店ではかなり前からこのご飯を炊いています。
実はこの鰆ご飯、最初はお客様からのリクエストから生まれました。
テレビで見たけど作れないか?と、レシピまでファックスして下さいました。(汗)

しかしもうその方はいません。
おせちもたいそうお気に入りで、ずっとご注文をいただきましたが、もう二年になりますでしょうか・・
船場センタービルの呉服問屋の社長さま。
このご飯を炊くと、あなた様を思い出してしまいます。

鰆を上身にし、こんがりと素焼きします。
身をほぐし、アラからとった出汁に黄金出汁をブレンドし、炊飯します。
生姜少々と浅葱、スダチを搾ってお召し上がりください。

因みにサワラは魚編に春と書きます。
旬は真冬から春先で一番脂がのります。
本当に旨い冬の味覚の一つです。

◆おかず◆ 莢インゲンの酢味噌和え 高野豆腐の卵とじ 白ネギとがんも煮

◎税込勉強価格 530円
本日は、大根めしです。
冬が旬の大根ですが、今冬は大根が不作でお正月の雑煮大根も少なかった状態です。
先にお伝えしましたが、恒例の桜島大根めしも今年は難しい状態です。
で、京都の淀大根(聖護院大根)を使いたいと思います。

京の伝統野菜に指定される聖護院大根。
その栽培は古くおよそ160年前、京都南部の淀地区で栽培されたものを淀大根とされます。
丸大根で、身が緻密で柔らかく甘みがあり苦くない。
煮崩れしにくいので、特におでんや煮物に向きます。



桜島大根や源助大根など、丸大根系はやはり一味ちがいます。
もちろん葉付きで出回る通常の大根でやる場合もありますが、当店の古いお客様の間では、丸大根の美味しさは皆さんご存知のところです。

大根を皮付きのまま食べやすく切り、葉と共に和洋折衷の味付けで強火で炒めます。
それから黄金出汁を調味して炊飯すれば大根めしの完成です。



毎年人気の大根めし。
どなた様にも好まれるご飯です。

◆おかず◆ 竹輪の磯辺揚げ 南瓜の旨煮 レタスの卵炒め

◎税込サービス価格 530円

【本日はサービス券の発行日です】
SNSはやらないのですか?とよく言われます。
フェイスブックやツイッター、インスタグラム等いろいろとあります。
仲間内でもやっている方が多いようですが、私にはとてもできそうにありません。
当ブログが精一杯で、なんとか更新しています。

近々、コメント欄を復活させたいと考えてはいます。

貴重なご意見は大変参考になりますし、モチベーションも上がります。
ただ・・逆に下がる場合もありますが・・(汗)

本日は、牡蠣(カキ)めしです。
シーズン二度目の冬の味覚は瀬戸内からの入荷です。

カキは好き嫌いが別れる食材のようです。
ただ好きな方にとっては魅惑の食材で、昨日もかなりのご予約をいただきました。
カキは高級品で当店では扱いにくいのですが、来月にも予定しています。

海のミルクといわれるカキは低カロリーで高タンパク。
海の完全食品ともいわれ、特に貧血予防になる鉄分、コレステロール値を抑えるタウリン、必須ミネラルの亜鉛を豊富に含みます。
また肝臓の働きを整えるグリコーゲンも多く、お酒好きな方にはありがたい食品です。

まだチューブを開けていませんが、今回は少し成長して前回より大粒のようです。
プリッとして甘みのある海のミルクをリーズナブルな価格でご提供します。

◆おかず◆ 水菜ビーフン カレーキャベツ 切干大根の五目煮

◎税込出血価格 550円
本日は、高菜明太子(タカナメンタイコ)ご飯です。
熊本特産の高菜漬けに博多名産の辛子明太子を混ぜた珍味を使います。

時々献立に上がりますが、独特の味、香り、食感が人気のメニュー。
高菜はアブラナ科の一種で、野沢菜、広島菜と共に、日本三大漬けといわれています。

栄養面ではβカロテンやビタミンC、カリウムが豊富。
また乳酸菌で発酵させた漬け物ですから、整腸作用があり、美肌を保ちます。

相性バツグンの高菜漬けと明太子。
黄金出汁で炊いたご飯ともよく合い、食欲をそそります。

◆おかず◆ じゃが芋(北アカリ)のサラダ 黄芯白菜とツナ煮 トマスパ

◎税込サービス価格 530円
今日は小正月です。
小正月のご飯といえば、当店ではもう決まっています。
一年に一度の赤いご飯はおめでたいものです。

本日は、小豆(アズキ)ご飯です。
小豆の鮮やかな赤色は邪気を払うといわれています。
松の内が終わる小正月には小豆粥を食べて一年の無病息災を祈ります。

各地の神社ではとんど(どんど)焼きがあります。
これは松の内に飾った門松やしめ飾りなどを祈祷をした後に燃やします。
この火で焼いた餅を食べると、一年を健康に過ごせるといわれています。


今年は7日の七草ご飯はできませんでした。
毎年どちらかができなくて、昨年は両日共が土日とかぶってできませんでした。
小豆ご飯は2016年以来ですから、2年ぶりになります。

今回の小豆ご飯は大納言小豆に16穀米をブレンドして炊飯します。
見た目は地味(滋味?)ですが、なかなか贅沢で健康的な炊き込みご飯。
このご飯を皆さまに食べていただき、一年間のご健康をお祈りいたします。

◆おかず◆ 阿波レンコンの磯辺揚げ エリンギの卵とじ 高野豆腐の含め煮

◎税込サービス価格 530円

★今週は寒さも和らぎそうですね!
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プロフィール
HN:
しきしき
年齢:
17
性別:
非公開
誕生日:
2007/10/08
職業:
料理家
趣味:
料理とお菓子の研究
自己紹介:
以前はこだわりの料理屋を営んでおりましたが、より沢山の方に召し上がっていただきたく、炊き込みご飯と雑菓子の店を本町にオープンいたしました。どうぞよろしくお願いいたします。

<営業時間>
11:00より売り切れ次第終了

<定休日>
土・日・祝祭日

<所在地>
大阪市中央区久太郎町2-5-18

<電話>
(06)6245-5636

<ご予約>
8:00~11:00までにお願いいたします。
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