12月2日（火）の献立

師走と聞くとせわしくなります。
しかし年々そういった実感が薄くなっているように感じます。
クリスマスにケーキを買う方は多いのですが、お正月のおせちは要らないという声もチラホラ聞きます。
昔は必ずおばあちゃんやお母さんがおせち料理を作ってくれました。
しかし核家族化が進んだ昨今。
失われていく日本の食文化は私たちが守っていかないといけません。

本日は、大凧しめじご飯です。
年に一度のメニューです。

大凧合戦の町 新潟県白根地区。
ここで栽培されるのが今回の大凧しめじです。
毎年11月頃の約1ヶ月間 市場に並びます。
他と差別する為にブランド化された知る人ぞ知るど迫力のきのこです。

正確にはヒラタケなのですが、以前はヒラタケをシメジと呼んでいました。
現在はシメジといえばブナシメジを指しますから、少々ややこしいですね。
ただ実際の本シメジは栽培が難しく、たまに天然物を見かけますが松茸並みに高価です。

傘が平たいからヒラタケ。
ヒラタケは栽培が難しく手間暇がかかります。
時々スーパーにも並びますが、傘が割れやすく、とにかく巨大でカゴに入れるのに躊躇する方も多いかと。
しかしヒラタケは歯触りや香りが良く、バツグンに良いダシが出ます。

年に一度のメニューですからどうぞお見逃しなく！

◆おかず◆ ちくわの磯辺揚げ　チンゲン菜とがんも煮　お麩の卵とじ

◎税込勉強価格　640円