今日の献立
先月、淡竹(ハチク)で竹の子はひとまず終了とお話しました。
しかし市場でついに見つけてしまいました。
本日は、根曲がり竹(ネマガリダケ)ご飯です。
和名は千島笹(チシマササ)といい、最も北で採れる竹笹類です。
姫竹ともいわれますが、竹ではなく笹の一種になります。
根の部分が弓状に曲がっているところから根曲がり竹。
主に東北地方で採取されます。
青森から入荷。
私もしょっちゅう市場に出入りしますが、なかなかお目にかかれません。
あったとしても意外に高価で、とても当店では扱えません。
インターネットで販売されている業者さんはあるようですが、あの値では難しく、やはり卸からの購入でないと少々厳しく思います。
孟宗竹よりもハチクに近い感じです。
親指ほどの太さで長さは30cmほど。
節が固く食べられませんから、間引くとかなり歩留まりが悪い食材で、目方は当初の三分の一ほどになってしまいます。
ただハチクとちがい中は空洞ではなく身が詰まっています。
コリッとした食感が心地良く、若芽ですから爽やかな香りです。
竹の子のようにアクもなく、米糠で茹でる必要がありません。
試しに生食しましたが、エグみもなく美味でした。
熱湯で柔らかく湯がき、水にさらして皮をむきます。
小口から節の繊維質の部分を取り除き、筒切りにします。
調味した黄金出汁にきざんだ油揚げと根曲がり竹を入れて炊飯します。
本数が多く予想以上に手間暇がかかり、残業となりました。
おそらくは一発もの。
ぜひ話の種にご賞味ください。
◆おかず◆ 万願寺の天ぷら 白菜とツナの煮浸し 高野豆腐
◎税込出血価格 550円
しかし市場でついに見つけてしまいました。
本日は、根曲がり竹(ネマガリダケ)ご飯です。
和名は千島笹(チシマササ)といい、最も北で採れる竹笹類です。
姫竹ともいわれますが、竹ではなく笹の一種になります。
根の部分が弓状に曲がっているところから根曲がり竹。
主に東北地方で採取されます。
青森から入荷。
私もしょっちゅう市場に出入りしますが、なかなかお目にかかれません。
あったとしても意外に高価で、とても当店では扱えません。
インターネットで販売されている業者さんはあるようですが、あの値では難しく、やはり卸からの購入でないと少々厳しく思います。
孟宗竹よりもハチクに近い感じです。
親指ほどの太さで長さは30cmほど。
節が固く食べられませんから、間引くとかなり歩留まりが悪い食材で、目方は当初の三分の一ほどになってしまいます。
ただハチクとちがい中は空洞ではなく身が詰まっています。
コリッとした食感が心地良く、若芽ですから爽やかな香りです。
竹の子のようにアクもなく、米糠で茹でる必要がありません。
試しに生食しましたが、エグみもなく美味でした。
熱湯で柔らかく湯がき、水にさらして皮をむきます。
小口から節の繊維質の部分を取り除き、筒切りにします。
調味した黄金出汁にきざんだ油揚げと根曲がり竹を入れて炊飯します。
本数が多く予想以上に手間暇がかかり、残業となりました。
おそらくは一発もの。
ぜひ話の種にご賞味ください。
◆おかず◆ 万願寺の天ぷら 白菜とツナの煮浸し 高野豆腐
◎税込出血価格 550円
近畿も梅雨入りしましたね。
これから約一月半、嫌な季節です。
昨日もよく降りましたが、今日は朝には上がるようです。
本日は、貝ヒモご飯です。
すっかり定着したホタテ貝のヒモの部分を使った珍味ご飯。
コリッとした食感に少し甘めのお味が人気。
ホタテ貝そのものよりも、ヒモの方が好きだという方が多数おられます。
まだご存知ない方はぜひ一度ご賞味ください。
◆おかず◆ 竹輪の磯辺揚げ 白ネギの卵とじ 甘酢パプリカ
◎税込サービス価格 530円
これから約一月半、嫌な季節です。
昨日もよく降りましたが、今日は朝には上がるようです。
本日は、貝ヒモご飯です。
すっかり定着したホタテ貝のヒモの部分を使った珍味ご飯。
コリッとした食感に少し甘めのお味が人気。
ホタテ貝そのものよりも、ヒモの方が好きだという方が多数おられます。
まだご存知ない方はぜひ一度ご賞味ください。
◆おかず◆ 竹輪の磯辺揚げ 白ネギの卵とじ 甘酢パプリカ
◎税込サービス価格 530円
本日は、明太子(メンタイコ)ご飯です。
介党鱈(スケトウダラ)の卵巣を唐辛子に漬けて作る高級珍味の博多明太子。
スケトウダラの卵は一般的にはタラコのことですが、真鱈(マダラ)の卵は真子と呼び、かなり大きく滅多に見る機会がありません。
当店でも魚卵は人気があります。
今の時期は真鯛の子が食せますが、これも滅多にありませんので、メスを一匹買うか、馴染みの魚屋さんに頼んでおくと手に入ります。
ただし、卵のみだと養殖物の鯛になります。
天然鯛の卵が食べたければ、やはり一匹買いになります。
卵一腹に一万円ほど・・なんとも高価な一品です。
実は大阪や京都ではタラコのことを鯛の子と呼びます。
確かに似ていますが、食べるとやはり鯛は美味。
タラコもかなり美味しいのですが、鯛はさらに上品で粒子がきめ細かくなるほど魚の王様です。
以前の料理屋では身をお客さまにお出しし、卵は私が・・、役得ですね。
太くて大きい上物です。
話が脱線しましたが、明太子を香ばしく焼き、粗めにほぐします。
黄金出汁を薄味に調味し、明太子を入れて炊飯します。
炊けたら少し蒸らし、ざっくり混ぜれば出来上がりです。
上がりに浅葱をパラリ・・
芳ばしく旨味が強い炊き込みご飯です。
◆おかず◆ 加賀太胡瓜の煮浸し 豆苗の卵炒め おかかコンニャク
◎税込勉強価格 530円
【本日はサービス券の発行日です】
★加賀太胡瓜(かがぶときゅうり)
加賀伝統野菜の高級キュウリは夏限定の食材です。
キュウリとはいいましても、この通り瓜に近い感じで青臭くないです。
当店ではキュウリ嫌いの方も美味しいと食されます。
介党鱈(スケトウダラ)の卵巣を唐辛子に漬けて作る高級珍味の博多明太子。
スケトウダラの卵は一般的にはタラコのことですが、真鱈(マダラ)の卵は真子と呼び、かなり大きく滅多に見る機会がありません。
当店でも魚卵は人気があります。
今の時期は真鯛の子が食せますが、これも滅多にありませんので、メスを一匹買うか、馴染みの魚屋さんに頼んでおくと手に入ります。
ただし、卵のみだと養殖物の鯛になります。
天然鯛の卵が食べたければ、やはり一匹買いになります。
卵一腹に一万円ほど・・なんとも高価な一品です。
実は大阪や京都ではタラコのことを鯛の子と呼びます。
確かに似ていますが、食べるとやはり鯛は美味。
タラコもかなり美味しいのですが、鯛はさらに上品で粒子がきめ細かくなるほど魚の王様です。
以前の料理屋では身をお客さまにお出しし、卵は私が・・、役得ですね。
太くて大きい上物です。
話が脱線しましたが、明太子を香ばしく焼き、粗めにほぐします。
黄金出汁を薄味に調味し、明太子を入れて炊飯します。
炊けたら少し蒸らし、ざっくり混ぜれば出来上がりです。
上がりに浅葱をパラリ・・
芳ばしく旨味が強い炊き込みご飯です。
◆おかず◆ 加賀太胡瓜の煮浸し 豆苗の卵炒め おかかコンニャク
◎税込勉強価格 530円
【本日はサービス券の発行日です】
★加賀太胡瓜(かがぶときゅうり)
加賀伝統野菜の高級キュウリは夏限定の食材です。
キュウリとはいいましても、この通り瓜に近い感じで青臭くないです。
当店ではキュウリ嫌いの方も美味しいと食されます。
昨日は早々の完売で大変ご迷惑をおかけしました。
桜海老の春漁はそろそろ終わりになりますが、素干しがうまく入りましたらまたやりたいと思います。
本日は、鹿尾菜(ヒジキ)五目ご飯です。
当店では主に天草(熊本)のヒジキを仕入れています。
今回は芽ヒジキ(先の葉の部分)にゴボウと人参の笹がき、油揚げと大豆を使い五目風に・・
黄金出汁にヒジキと五目種が奥深い味わいの優しいご飯になります。
食物繊維や鉄分、カルシウムがたっぷりの栄養満点なご飯です。
◆おかず◆ ゴーヤーのカレー天ぷら 泉州水ナスの煮浸し ロメインレタスの卵炒め
◎税込サービス価格 530円
桜海老の春漁はそろそろ終わりになりますが、素干しがうまく入りましたらまたやりたいと思います。
本日は、鹿尾菜(ヒジキ)五目ご飯です。
当店では主に天草(熊本)のヒジキを仕入れています。
今回は芽ヒジキ(先の葉の部分)にゴボウと人参の笹がき、油揚げと大豆を使い五目風に・・
黄金出汁にヒジキと五目種が奥深い味わいの優しいご飯になります。
食物繊維や鉄分、カルシウムがたっぷりの栄養満点なご飯です。
◆おかず◆ ゴーヤーのカレー天ぷら 泉州水ナスの煮浸し ロメインレタスの卵炒め
◎税込サービス価格 530円
今週にも梅雨入りの発表がありそうです。
ぐずついたお天気が続きそうで、憂鬱な気分になります。
市場では初夏の雰囲気満載です。
実山椒や梅、ラッキョウに新生姜など・・
サツマイモも高価ですが新物が出てきましたし、レンコンもそろそろかと。
それからハモや琵琶湖の稚アユも並んでいました。
本日は、桜海老(サクラエビ)ご飯です。
駿河湾(静岡)の宝石、桜海老。
春漁が始まってから、あまり入荷がありません。
桜海老は世界的にも貴重な海老ですが、やはり関東に流れているのでしょうか。
今でも勘違いされるお客さまが多いようです。
赤い小海老の総称のように思われがちですが、本物の桜海老はどこにでも売ってません。
本物ならおそらく産地が明記されているでしょうし、お値段の桁が違います。
通常は素干しの状態で袋になって売られますが、恐ろしく高価ですからすぐにお分かりになります。
桜海老の持ち味を生かすため、昆布出汁に天塩のみで炊飯します。
白米に桜色の海老が映える本日のご飯。
本物の桜海老のご飯は当店でしか食せない、ちょっと贅沢なお昼です。
◆おかず◆ 白ネギの衣揚げ 小松菜と油揚げの煮浸し 黒豆モヤシのゴマ和え
◎税込出血価格 540円
ぐずついたお天気が続きそうで、憂鬱な気分になります。
市場では初夏の雰囲気満載です。
実山椒や梅、ラッキョウに新生姜など・・
サツマイモも高価ですが新物が出てきましたし、レンコンもそろそろかと。
それからハモや琵琶湖の稚アユも並んでいました。
本日は、桜海老(サクラエビ)ご飯です。
駿河湾(静岡)の宝石、桜海老。
春漁が始まってから、あまり入荷がありません。
桜海老は世界的にも貴重な海老ですが、やはり関東に流れているのでしょうか。
今でも勘違いされるお客さまが多いようです。
赤い小海老の総称のように思われがちですが、本物の桜海老はどこにでも売ってません。
本物ならおそらく産地が明記されているでしょうし、お値段の桁が違います。
通常は素干しの状態で袋になって売られますが、恐ろしく高価ですからすぐにお分かりになります。
桜海老の持ち味を生かすため、昆布出汁に天塩のみで炊飯します。
白米に桜色の海老が映える本日のご飯。
本物の桜海老のご飯は当店でしか食せない、ちょっと贅沢なお昼です。
◆おかず◆ 白ネギの衣揚げ 小松菜と油揚げの煮浸し 黒豆モヤシのゴマ和え
◎税込出血価格 540円
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プロフィール
HN:
しきしき
年齢:
17
性別:
非公開
誕生日:
2007/10/08
職業:
料理家
趣味:
料理とお菓子の研究
自己紹介:
以前はこだわりの料理屋を営んでおりましたが、より沢山の方に召し上がっていただきたく、炊き込みご飯と雑菓子の店を本町にオープンいたしました。どうぞよろしくお願いいたします。
<営業時間>
11:00より売り切れ次第終了
<定休日>
土・日・祝祭日
<所在地>
大阪市中央区久太郎町2-5-18
<電話>
(06)6245-5636
<ご予約>
8:00~11:00までにお願いいたします。
<営業時間>
11:00より売り切れ次第終了
<定休日>
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