今日の献立
本日は、鯣烏賊(スルメイカ)ご飯です。
今期は大不漁で、今、大変貴重なスルメイカ。
献立に上がるのは、一体いつ以来でしょうか?
そう言えば、タコもかなりやってません。
こちらも少なく、全くどうなっているのやら・・

先日の料理教室でイカ飯を作りました。
その際も四苦八苦して確保しましたが、あってもかなりの高級品です。
あのスルメイカが・・


富山の「いしる」

今回のイカご飯は、切ったイカに根菜(ゴボウと人参)、油揚げをプラスしてイカ五目ご飯に。
そして目玉は調味料です。
先日お客様にいただいた「いしる」を使います。
いしるとは石川県で作られる魚醤です。
魚醤とは魚介類を塩漬けにし、発酵、熟成させた液汁で、醤油のようなものです。
料理に使うと独特のコクと風味がプラスされ美味しいものです。


これは前回いただいた「しょっつる」

魚醤には色々とあり、北海道の鮭を使ったものや、青森のホタテを使ったもの。
今回のいしるはイカで作ったものですが、イワシで作ったものもあります。
特に有名なのが秋田のしょっつる。
これはハタハタで作ったものです。
後はアユやイカナゴ等、全国で作られています。
海外に目を向けると、タイのナンプラーやベトナムのニョクマムが有名です。

さて今回のイカご飯は、一体どんなものになるのか?
一食の価値はあります!

◆おかず◆ さつま芋のいとこ煮 高野豆腐の卵とじ サラダブロッコリー

◎税込出血価格 530円
本日は、蕨(ワラビ)ご飯です。
山菜の王 ワラビがようやく入荷しました。
ワラビは今回が最初で最後になります。

昨今は本物のワラビも中々食べれることができません。
パックや冷凍のものはよくありますが、生鮮は珍しいかと思います。


極上わらび 4kg

昔は山でとったものをお爺ちゃん、お婆ちゃんが調理してくれたり・・
今なら自分で買って調理するか、ちょっとした料理屋にでも出向くか・・
特に都会で生まれ育った方には珍しいのではないでしょうか?

しかし都会にも当店があります!
まずはアク抜きに使う藁灰(ワラバイ)作りから。
昨今は手っとり早く重曹を使う方が多いのですが、それだと本来の食感が生まれません。
やはり灰を使ってのアク抜きが面倒ですが一番です。
半日かけてアク抜きし、数時間流水にさらします。

当店の蕨ご飯は、炊き込み用とお浸し用の両方を作ります。
黄金出汁にきざんだ油揚げ、叩いたワラビを入れて炊飯します。
炊けたらザックリと混ぜ、一晩 お浸しにしたワラビを乗せてできあがりです。

ちょっと豪華な本格蕨ご飯。
本物のワラビの食感と少し粘りのある舌触り、風味と食味をぜひ味わって下さい。

◆おかず◆ きのこビーフン(平茸とエノキ) えびす南瓜の含め煮 春キュウリとワカメとチリメンジャコの酢の物

◎税込出血価格 540円

【本日はサービス券の発行日です】
昨日の黒豆雑穀ご飯。
お昼前からタイミング良く?雨がパラパラと。
私の普段の行いが悪いのでしょうか?
今日は残るかな、と思っていましたが、12時半過ぎには無事に完売。
お断りしたお客様も多く、申し訳ありませんでした。
もちろん私も・・(涙)

本日は、貝ヒモご飯です。
貝ヒモとはホタテ貝のヒモ(外套膜)の部分を使った高級珍味です。
そのままでも良し、炙っても良し、おやつに、おつまみに最適。
このご飯を食べられるのは、おそらく当店だけかと思います。
(他にも色々あるでしょうが、笑)


このご飯もファンが多く、「時々食べたいけど やり過ぎもダメ」とか言われています。(苦笑)
はい、そのお約束を胸に、時々やらせていただきます。

ただ昨年の一時期、約半年ほどでしょうか、ずっと入荷が無かった事があります。
実は今も続いていますが、ホタテが不漁で高値で推移しています。
ホタテがとれないと、もちろんヒモもとれません。
そんな感じなものですから、この先は分からない部分があります。

食感が良く、風味もまる!
黄金出汁で炊く、ホタテ貝ヒモご飯です。

◆おかず◆ イリコの磯辺揚げ 新じゃがのサラダ 新白菜と水菜と油揚げの煮浸し

◎税込サービス価格 530円
本日は、黒豆雑穀(クロマメザッコク)ご飯です。
実はこのメニュー。
隠れファン?が多く驚いてしまいます。
私も一二を争うほど好きでして、今日は残らないかな?と、密かに思ってしまいます。(笑)

このご飯は北海道産の黒大豆に内地の16穀米を真昆布のダシで炊き込むシンプルなもの。
味付けは天塩のみで、雑穀の風味とフライパンで香ばしく煎った黒豆が美味。
この黒豆は噛めば噛むほど甘みが出てきて、程よい食感がアクセントに・・

もちろん栄養面でも折り紙付き。
当店でも上位を争う栄養満点のご飯になります。

まだ食したことがない方はぜひ一度ご賞味ください。

◆おかず◆ 竹輪の磯辺揚げ レタスの卵炒め 国産ひじき煮

◎税込サービス価格 520円
長い連休も終わりました。
気持も新たに、また頑張っていきましょう!

6日は市場が開きましたので、ちょっと覗いてきました。
最後に出てくる石川産の筍が並び、今年の筍も終わりなんだなと、しんみり・・
私は特に筍には思い入れが強く、年末の早掘りから始まり、約半年間のお付き合い。

当店では、できれば筍の後に出てくる淡竹(ハチク)を予定しています。
珍しいところでは夏の緑竹、秋の四方竹なんてのもありますが、さてどうなりますか。

本日は、蜆(シジミ)ご飯です。
春は貝類の季節ですが、シジミといえば夏と冬のイメージがあります。
即ち、土用シジミと寒シジミです。

暑い時期や寒い時期は身体も弱りがちです。
シジミはタンパク質やミネラル、鉄分、タウリン、ビタミン類が豊富。
ですから滋養の高いシジミを食べるのは理にかなっている訳です。

昨今は日中もかなり暑くなり、夏日のところもあります。
特にアルコール好きの方には肝機能を整えるシジミはありがたい食材です。

今回はシジミを佃煮にしてから炊き込みご飯にいたします。
小粒ですが濃厚な旨みのシジミは以外に存在感があります。

蜆ご飯は
連休で疲れた胃腸にもよろしいのではないでしょうか?

◆おかず◆ 茄子と油揚の旨煮 お麩の卵とじ 春キャベツのスパゲティサラダ

◎税込勉強価格 530円
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プロフィール
HN:
しきしき
年齢:
17
性別:
非公開
誕生日:
2007/10/08
職業:
料理家
趣味:
料理とお菓子の研究
自己紹介:
以前はこだわりの料理屋を営んでおりましたが、より沢山の方に召し上がっていただきたく、炊き込みご飯と雑菓子の店を本町にオープンいたしました。どうぞよろしくお願いいたします。

<営業時間>
11:00より売り切れ次第終了

<定休日>
土・日・祝祭日

<所在地>
大阪市中央区久太郎町2-5-18

<電話>
(06)6245-5636

<ご予約>
8:00~11:00までにお願いいたします。
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