6月14日（水）の献立

本日は、浅蜊（アサリ）と若布（ワカメ）のご飯です。
貝の旨みがたっぷりの炊き込みご飯になります。

一般的にアサリの旬は春と秋だといわれます。
しかし、縦に長い日本列島。
海水温の変化で産卵するアサリは、産地によっても変化します。

栄養面でもすばらしいアサリ。
特に貧血や低血圧の方にはうれしい食材で、鉄分とビタミンB12がたっぷりと含まれています。
また血液をサラサラにし、疲労回復の効果があるタウリンも豊富。
他にもカルシウム、亜鉛、カリウム等、ビタミンやミネラルがたっぷりです。

炊飯はアサリのエキスと黄金出汁で・・
本日も健康的で尚かつ美味しい、しきしきごはんです。

◆おかず◆　スナップ豌豆とパスタのサラダ　白ネギの卵とじ　高野豆腐の含め煮

◎税込サービス価格　530円

6月13日（火）の献立

本日は、玉蜀黍（トウモロコシ）ご飯です。
シーズン初登場！
徳島から南国フルーツコーンが入荷しました。
サイズは最大の4Lですから、大粒で食べ応えがあります。



もうそんな時期になりました。
毎年人気のトウモロコシ。
当店では8月いっぱい頃まで数回献立に上がります。



糖度は20度以上！
収穫後すぐに予冷して出荷されますので、鮮度は抜群です。
ミラクルな美味しさ。
驚く甘さととろける歯触り・・
と、書いてあります。（笑）
いえ実際、八百屋の部長によりますと、コレが一番美味しいとのことです。

トウモロコシもご飯にするには厄介な食材です。
焼いたり蒸したりするだけなら良いのですが、粒状にしないといけません。
粒にして冷凍された便利な業務用コーンもありますが、当店では許されません。


実は先までぎっしりです

コーンの皮をむき、ひげ根を取り、輪切りにして桂剥きの要領で粒を外します。
軸も捨ててはいけません！
当店ではこの軸を煮出して出汁をとり、天然真昆布と天塩で炊飯します。

自然の甘みとプチプチ感がなんともご馳走。
まだ高価なトウモロコシですが、特別価格でご提供します。

◆おかず◆　竹輪の磯辺揚げ　ズッキーニの卵炒め　春キャベツと新玉ネギの煮浸し

◎税込特別価格　530円

6月12日（月）の献立

今日は愛犬と山へ・・
6月も過ぎると日が長くなりますね。



でも暮れだすと、アッという間に暗くなります。
そこが平地とは違い、山の怖いところです。
最近はマダニが付きだしましたし、マムシも出てきます。
これからは山歩きも注意が必要です。



本日は、甘栗（アマグリ）ご飯です。
久方ぶりに天津甘栗が入荷。
安く入った時だけの限定メニューです。

豌豆や空豆、銀杏や栗など、皮をむく食材は手間暇がかかります。
つい敬遠がちになるのですが、お好きな方が多くリクエストも多々いただきます。
ご家庭で使う量なら簡単ですが、なかなか手強い作業です。

甘栗の皮をむき、天然真昆布からとった昆布出汁に天塩のみで炊飯します。
甘栗の甘みは栗本来が持つ自然の甘さですが、ほのかな甘みに自然の塩味が合います。
人気の甘栗ご飯をぜひご賞味ください。

◆おかず◆　びっくりジャンボインゲンの衣揚げ　えのき茸の卵とじ　太もやしのゴマ和え

◎税込勉強価格　530円

器

お店は休みですが、今日も早朝から市場へ。
特に面白いものもなく、あまり代わり映えしません。

昨今は不漁や不作のオンパレード。
やはり地球温暖化の影響でしょうか？
文明の発達と引き換えに、犠牲になった地球環境。
また人間による乱獲等・・
暮らしは豊かになった感はありますが、その反面失ったものも多大です。

実はそろそろ鰹を使いたいのですが、数がないとか。
何でも割り当て制で、当店が使いたいだけの量を確保してくれません。
でも鰹は血生臭いイメージなどがあるようで人気はイマイチなのですが・・（苦笑）
食べていただければ、皆、美味しいとおっしゃいますが、食べず嫌いの方が多いものでして。

そんな中で楽しみなのが、必ず寄る一軒の道具屋さん。
がらくたばかり増えても場所に困るので、これぞというものしか買いません。
（いやけっこう衝動買いもあります。笑）
店主と話すのも面白く、ついつい長居してしまいます。


某作家の作です

で、今日はこの銀杏皿を。
季節物はその時期にしか使えないので、どちらかというと避けるのですが、この繊細な作りに魅了されてしまいました。
この器、ものすごく薄く、びっくりするほど軽いのです。
（＝割れやすい。汗）
もちろん今の店では器の出番はありませんが、今秋にでも料理教室で使いたいと思っています。

6月9日（金）の献立

本日は、鱈子（タラコ）ご飯です。
スケトウダラの卵巣を塩漬けにした高級珍味を使います。

当店のタラコご飯にはバリエーションがあります。
旬の晩秋から早春なら生のタラコも使いますが、今は加工品（塩蔵品）を。
生のタラコを生姜で煮付けても美味しいもので、そこからヒントを得ました。


香ばしく焼いたタラコ

今の味付けになるまで数年を要したタラコご飯。
薄皮から卵をしごき出し、フライパンで香ばしく煎ります。
それから調味した黄金出汁で炊飯します。

独特の塩気と旨みは食欲をそそります。

◆おかず◆　加賀太キュウリと油揚げの煮物　莢インゲンの卵とじ　切干大根の酢の物

◎税込サービス価格　540円


ちょっと高級なキュウリです

★加賀太胡瓜（カガブトキュウリ）・・加賀の伝統野菜。
見た目は太く瓜のようです。
どのようにも調理できますが、地元では主に煮て食べられます。