1月21日（金）の献立

季節により旬を迎えるものがありますが、とりわけ冬に美味しいものが多い感じがします。
例えば松葉ガニやカキ、カブや海老芋ですとか…
今回もそんな食材です。

本日は、フグご飯です。
越前（福井）から天然のフグが入荷しました。
フグの旬は冬で、可食可能な白子も大きくなります。
因みに卵巣は猛毒があるので食せません。

フグは高価ですが、飛び切り美味しい魚です。
大抵はテッサ（薄造り）やテッチリ（鍋）。
唐揚げも美味しいものですが、今回はもちろんご飯です。

フグの炊き込みご飯は珍しいのではないでしょうか。
大抵フグは雑炊になりますから。
因みにフグは天然と養殖がありますが、一番分かりやすいのが雑炊です。
やはり天然物は出汁が違います。
以前の料理屋でもフグはよく扱いました。

今回はまずフグを捌いて幽庵焼きにします。
それから身をほぐし、骨からとった出汁で炊飯してフグの旨味を抽出します。

上がりに浅葱をパラリ…
ちょっと贅沢なフグご飯で季節を感じて下さい。

◆おかず◆　エリンギの天ぷら　三度豆と油揚げの煮浸し　カレーキャベツ

◎税込勉強価格　560円

1月20日（木）の献立

今日は一年で一番寒い日とされる大寒です。
二十四節気の最後で、次は立春になります。
まだまだ遠い春ですが、先日ホタルイカのヒネ（昨年の解凍物）を見かけました。
これが出てくるとまもなく新物も出てきます。
これこらまた早春を感じるお弁当をご提供して参ります。

本日は、イカの照り焼きご飯です。
初の試みですが、今回は照り焼きにしたスルメイカを短冊に切って炊き込むご飯です。

ここ数年、極度の不漁で高騰したスルメイカ。
特に近海物は貴重です。
このイカを贅沢に使い、増量したご飯はイカの旨味を堪能できます。

黄金出汁に生姜をきかせて三つ葉をふって香り良く…
たっぷり使った照り焼きイカご飯をお楽しみ下さい。

◆おかず◆　ナスの衣揚げ　チンゲン菜とがんも煮　カリフラワーの卵とじ

◎税込出血価格　550円

【本日はサービス券の発行日です】

1月19日（水）の献立

毎日冷えますね。
今が一番寒い時期でしょうか？
そんな中でも毎日当店に足を運んで下さるお客さまには感謝しております。
ピーク時はどうしてもお待たせしてしまい申し訳ありません。
尚、お渡しはご予約の方と当日お並びの方との交互にさせて頂いております。
ご理解よろしくお願いいたします。

本日は、明太高菜ご飯です。
当店オリジナルの明太高菜を使った炊き込みご飯です。

以前は他社製品を使っていましたが、扱っていた唯一の店が閉店。
あちこち探しますが、売ってる店が見つかりません。
仕方なく自店で作ることにしました。

高菜漬けに明太子を合わせた珍味です。
黄金出汁に明太高菜と油揚げを入れて炊飯します。

明太高菜とはいいましても、それほど辛くはなく食べやすい。
食欲をそそられる本日のメニューです。

◆おかず◆　ちくわの磯辺揚げ　大阪水菜（昔ながらの太い水菜です）と油揚げの煮浸し　風呂吹き大根

◎税込サービス価格　550円

1月18日（火）の献立

本日は、アサリと九条ネギのご飯です。
アサリは通年出回りますが、旬は春と秋になります。

約1300年の歴史を誇る京の伝統野菜の九条ネギ。
旬は12月から2月の真冬です。
甘く香り良い葉ネギの王様です。

アサリのむき身とぶつ切りの九条ネギ、油揚げを黄金出汁で炊飯します。

相性の良いアサリとネギは、旨味と香りがたっぷりのご飯です。

◆おかず◆　阿波レンコンの天ぷら　切干大根の五目煮　キュウリとワカメとキクラゲの酢の物

◎税込サービス価格　550円

1月17日（月）の献立

遡ること27年前の5時46分。
私も兵庫の自宅で被災しました。
家が倒れるかと思うほどの強い揺れ…
倒壊は免れましたが暫く不便な生活が続きました。
阪神淡路大震災…
亡くなられた方には心から哀悼の意を表すとともに、ご遺族と被害に遭われた方にはお見舞い申し上げます。

本日は、舞茸ご飯です。
大変香り高く旨味の強いキノコの舞茸を使った炊き込みご飯です。

舞茸の語源には、山で舞茸を見つけると、舞い上がるほど嬉しい気持ちになるからと言う説と、先端がヒラヒラと舞うように見えるからと言う説がありますが、さてどちらでしょう？

舞茸は油と相性がよく、炒め物や揚げ物に向いています。
香りは松茸に匹敵し、サッと加熱するとコリコリとして非常に美味しいキノコです。

舞茸の傘をあらくほぐし、カブは薄く切ります。
黄金出汁を調味し、舞茸と油揚げを入れて炊飯します。

かなり美味しいキノコの舞茸。
その独特の香りと旨味をお楽しみ下さい。

◆おかず◆　高野豆腐の揚げ浸し　ナスと油揚げの煮浸し　サラダブロッコリー

◎税込勉強価格　550円