忍者ブログ
今日の献立
本日は、平茸(ヒラタケ)と新牛蒡(シンゴボウ)のご飯です。
別名がジャンボシメジと言われる平茸は秋から冬限定の味覚。
一斗缶に敷き詰めたおが屑で栽培される豪快で巨大なキノコです。
箱には大凧シメジと書かれていますが、大凧合戦で有名な越後白根(新潟)から入荷です。



昨秋に一度仕入れたジャンボシメジ。
鍋に良し!焼いて良し!もちろん炊き込みご飯に良し!
とにかく大きいので食べ応えがあります。
ただ、ご飯にするには切らないとちょっと炊けませんが・・(涙)

もっと買いたかったのですが数に限りがあり、出始めの新ゴボウをプラス。
いやこの方が味に深みが加わりむしろよろしかったかと。
当店特製の黄金出汁にきざんだ油揚げも入れて炊飯します。

これは旨い!(笑)
濃厚な平茸の風味とコクに香り高い新ゴボウは美味しくない訳がありません。
名残りの平茸と走りの新ゴボウの出会いをぜひお楽しみ下さい。

◆おかず◆ 白ネギの衣揚げ 春キャベツと竹輪煮 サツマイモ(シルクスイート)の小倉和え

◎税込サービス価格 510円



♡今年も沢山のお心遣いありがとうございました!
PR
暖かくなったり寒くなったり・・
しかし野菜の高値だけは何とかならないでしょうか?(苦笑)

本日は、玉筋魚(イカナゴ)ご飯です。
早春を告げる風物詩、瀬戸内のイカナゴ漁。
当店では稚魚とやや大きい梭魚子(カマスゴ)を使いますが、今回はカマスゴが入荷です。

由来はカマスに似ているからとか、藁で編んだ叺(カマス)に入れて運んだからとか言われています。
ただ小さくても大きくてもイカナゴはイカナゴ。
特に北海道のものは大きく、成魚は25cm以上にもなります。



関西では多くの家庭で釘煮を作ります。
特に本場の兵庫では、お隣もお向かいもイカナゴを炊く匂いが漂います。(多分? 笑)
スーパーでは生イカナゴの予約販売から、炊いたイカナゴを入れるタッパーや煮汁を切るザルなどもセットで販売されます。
実は私は炊きません。
釘煮は家庭料理なのかなと。
チリメン山椒は炊くのですが偏見でしょうか?

で今回のカマスゴですが、生姜をきかせた黄金出汁で炊飯し、スダチを搾ってお召し上がりを。
実は釜揚げのカマスゴはポン酢が良く合います。
醤油をきかせて炊飯したご飯にもスダチの酸味がマッチします。
噛みしめる度に春を感じる、瀬戸内のイカナゴご飯です。

◆おかず◆ 高野豆腐 太モヤシの卵とじ カブの風呂吹き

◎税込サービス価格 510円
少し暖かいなと思えばお天気は下り坂。
来週はまた寒くなるようで、春まだ遠い・・といった感じです。
そんな中、春に旬を迎える海魚の王が入荷です。

本日は、鯛(タイ)めしです。
天然近海物の立派な真鯛を仕入れてきました。



一尾が約2.5キロ。
4枚仕入れましたので、しめて10キロ以上になります。
真鯛は高価な魚です。
ましてや近海天然物は養殖の約2~3倍以上します。
ただ、鯛の握りやお刺身を比較的安価で安定して食せるのは養殖のおかげです。
個人的に養殖魚は買いませんし食べませんが、それはそれで貢献しているのではないでしょうか。

今回は大きいので切り身にして一度素焼きにします。
頭を割り、中骨を取り、鯛のアラで出汁をとります。
当店は炊く量が多いので独特の作り方ですが、これも長年かけて確立したノウハウです。

鯛の身は繊細できめ細かい食味です。
真鯛には真鯛でしか出せない味があり、よくあるそぼろを散らしただけの駅弁にはがっかりさせられます。
ただ例外があります。
連子鯛(黄鯛)だけは美味です。
ことによると真鯛より美味しいかも知れません。
ただ型の良いのが少なく、小さいので手間暇がかかります。
それはまた機会があれば・・

これからが一番美味しい時期の久方ぶりの鯛めし。
勉強価格でご賞味ください。

◆おかず◆ 炊き合わせ四品(春大根・金時人参・蒟蒻・がんも) グリーンリーフの卵炒め

◎税込勉強価格 540円

★しきしき厨房・・おまけがあるかもしれません♪
本日は、馬鈴薯(ジャガイモ)ご飯です。
今回は特別なジャガイモ「インカのめざめ」を使います。

実は今、ジャガイモが高値です。
寒さと雪で最大の産地 北海道からのジャガイモがストップし、かなり高騰しています。
しかし、我が家の大型冷蔵庫には常にジャガイモをストックしています。
低温貯蔵することにより、程よく水分が抜け、コクと甘みがアップします。
その中でもとっておきの蔵出し品、インカのめざめです。



通常は小粒なインカですが、今回のものは何と3Lの特大です。
収穫後半年以上は寝かせてありますので糖度もアップしています。
インカは黄色みが強く栗やサツマイモに似た甘みとコクがあります。
ただ病虫害に弱く、生産には手間暇がかかり難しい。
生産量は極端に少なく幻のジャガイモと言われます。

インカのめざめの皮をむき、サイコロ状に切ります。
水にさらした後、調味した黄金出汁で炊飯します。
食味はバツグンなインカのめざめ。
いつも申しておりますが、ジャガイモの火の通し具合が非常にシビアな今回の献立。
驚きのジャガイモご飯をぜひご賞味ください。

◆おかず◆ 竹輪の磯辺揚げ 種先菜(菜の花)の白和え 豆ひじき(国産)

◎税込サービス価格 520円



★早春を告げる種先菜がいち早く入荷です。
出始めの柔らかい菜の花ですが、毎年これが出てくると春が来たなと感じます。

【本日はサービス券の発行日です】
昨日の牡蠣めし。
シーズンに一度とあって、沢山のお客様がご来店になりました。
少しお待たせしてしまいましたが、あっという間の完売。
お寒い中、どうもありがとうございました!

本日は、加薬(カヤク)ご飯です。

当店では毎日変わる炊き込みご飯ですが、その中でも定番の献立です。

ご飯とおかずが一体になった炊き込みご飯。
以前の料理屋でもここまで沢山の炊き込みご飯はやりませんでした。
例えば春の筍ご飯や青豆ご飯に鯛めし。
夏のトウモロコシや秋の銀杏、冬の牡蠣めしなど、その季節を代表するようなものしか献立にしていません。
それが今では日替わりでネタに困っております。(苦笑)
そんな中でも一般的な加薬ご飯はあまりやらない献立です。

五目ご飯や色ご飯、醤油ご飯など、加薬ご飯は各ご家庭や地方によっても呼び方が変わります。
また具材の内容も特に決まり事がなく様々なものが入ります。
基本的には油揚げとゴボウは入れる方が多いかと思います。

今回は大きく肉厚の椎茸を仕入れましたので、他に土ゴボウ、油揚げ、蒟蒻などを炊き込みたいと思います。
いつも申しておりますが、ご家庭でよく使われるかしわ(鶏肉)は必要ありません。
黄金出汁(昆布と鰹)に野菜の旨みで炊飯します。

実は今日の献立はお客様からのリクエスト。
時たま登場する加薬ご飯をどうぞご賞味下さい。

◆おかず◆ サツマイモ(紅はるか)の天ぷら カレーキャベツ 莢インゲンのゴマ和え

◎税込サービス価格 500円
カレンダー
03 2025/04 05
S M T W T F S
5
6 11 12
13 19
20 22 23 24 25 26
27 28 29 30
最新コメント
プロフィール
HN:
しきしき
年齢:
17
性別:
非公開
誕生日:
2007/10/08
職業:
料理家
趣味:
料理とお菓子の研究
自己紹介:
以前はこだわりの料理屋を営んでおりましたが、より沢山の方に召し上がっていただきたく、炊き込みご飯と雑菓子の店を本町にオープンいたしました。どうぞよろしくお願いいたします。

<営業時間>
11:00より売り切れ次第終了

<定休日>
土・日・祝祭日

<所在地>
大阪市中央区久太郎町2-5-18

<電話>
(06)6245-5636

<ご予約>
8:00~11:00までにお願いいたします。
バーコード
カウンター
カウンター
"しきしき" WROTE ALL ARTICLES.
PRODUCED BY SHINOBI.JP @ SAMURAI FACTORY INC.
忍者ブログ [PR]