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今日の献立
本日は、今年初めての貝ヒモご飯です。
人気の貝ヒモですが、昨年の約半年間は市場から消えてしまいました。
で、秋に復活してファンからは歓喜の声が!(笑)
ちょっとオーバーですが、貝ヒモが一番!という方が多いのは確かです。

貝ヒモとは帆立貝のヒモ(外套膜=ガイトウマク)の部分を加工した珍味です。
硬く干されていますので、お味は濃厚で旨みが強い。
主にサッと炙ってお酒のおつまみ等にされます。

その昔、ネタに困っていた私はこの貝ヒモを見つけ、献立にしてみたところ大ヒット!
それ以来、定期的に登場します。

硬いので、まず出汁と酒で戻します。
それから小さく刻み、黄金出汁で炊き込みます。

程よい歯ごたえと食感にちょっと甘ーい食味は病みつきの味。
まだ体験されていない方、ぜひ一度ご賞味ください。

◆おかず◆ 地場産水菜と竹輪煮 もやし玉子 さつま芋の甘露煮 

◎税込サービス価格 510円
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早いもので今日から2月です。
春はまだ先でしょうが、市場は早春の食材で賑わっています。
筍や蕨、若布や鰹など、仕入れに行くとわくわくします。
ただ・・、あまり走ると受け入れられませんので、そこはじっと我慢です。(笑)

本日は、鹿尾菜(ヒジキ)ご飯です。
市場では生のワカメや芽カブ、モズクなど、早春を告げる海草が多く並びます。
大阪湾だったり、瀬戸内、三陸だったり産地も様々。

当店のヒジキは天草(熊本)から仕入れています。
風味と食感に秀でた内地ものを天日で干して作られます。
芽ヒジキとも呼ばれる葉先の米ヒジキを使用。
ご飯にはこれが合います。



そういえば昨年末、料理教室でも作ったヒジキご飯。
国産のヒジキを使い、当店の配合で炊いたのですが、どこか違いが。
そこが料理の面白さでもあり、難しさですかね。
調理する量に関係があるのかもしれませんが、微調整が必要です。

米ヒジキを戻し、よく洗います。
黄金出汁を調味し、ヒジキと具材を入れ炊飯します。
ヘルシーで栄養満点!
特に女性に人気の炊き込みご飯です。

◆おかず◆ 桜島大根とがんも煮 土付きネギの卵とじ トマスパ

◎税込サービス価格 510円
本日は料理教室の日でした。
今回も当店のお客様がお友達同士でご参加下さいました。
思ったより遠かったと仰っていましたが、本当に遠路遥々ありがとうございました!

本日は節分が近いということで、因んだお料理のリクエストをいただきました。
節分といいますと、豆に鰯(イワシ)、巻き寿司・・といったところでしょうか?
特にひねっても仕方がないので、素直な献立を。(笑)
当店でも人気の豆ご飯に、鰯のつみれ鍋。
それから身近な材料で作れる小松菜を使いました。



◆本日の献立◆

【雑穀豆ご飯】
北海道産 有機の大豆をフライパンで香ばしく煎り、昆布出汁に雑穀(16穀米)を混ぜたご飯です。
ただ時間内で仕上げる為に奥の手?を。
電子レンジです!
レンジで予め柔らかくし、仕上げはフライパンで香ばしく煎ります。
出来上がりも皆さんお気に召していただけたようで、これなら簡単に作れると喜んでいただけました。
お時間に余裕のある方は、一度生から煎って作ってみて下さい。
大豆と雑穀は健康面でも優等生。
言い忘れましたが、黒大豆を使って同じように作られても更に美味しくなりますよ!

【鰯のつみれ鍋】
少し不安もありましたが、高鮮度の中羽鰯が手に入りました。
お刺身でも食せる鰯で、一から捌いてつみれ団子に。
初めて魚を捌くという参加者さんもおられましたが、つみれですから大丈夫です。
鰯は手開きでも良いのですが、今回は竹串を使って下ろす方法もご説明しました。
根菜を中心に沢山のお野菜から良い出汁が出て、赤味噌と白味噌をブレンドした味噌仕立ての鍋は新鮮味もありました。
ミョウガや青シソの葉、青ネギを薬味にした手作りのつみれは大変柔らかく、生臭みも皆無で食べやすいイワシ料理でした。

【小松菜と厚揚げの煮浸し】
凝った料理もいいのですが、時には簡単なおばんざいのようなものも。
小松菜と厚揚げの炊き合わせですが、ダシさえあれば手間も時間もかかりません!
薄味で炊いて少し含め、お出汁に浸していただきます。
しかし問題がおきました。
私のヘマでレシピの配合を間違って明記してしまいました。
大変申し訳ありません。
お砂糖の分量が二倍になっては甘さが勝ってしまいます。
甘めがお好きな方もおられましたが、万人受けではありません。
以後、気をつけたいと思います。
レシピ表のお砂糖の部分ですが、大さじ2/3~大さじ1の間で作ってみて下さい。
よろしくお願い致します。

★次回の料理教室(和食)は2月27日(土)です。
本日は、鰯(イワシ)明太子ご飯です。
近海物(千葉)のイワシに明太子を混ぜたご飯。
実は節分の献立にしようと思っていたのですが、少し早く入荷。
節分の献立はまた考えます。(苦笑)

真イワシは漁獲量も減り、以外に高価です。
特に近海物は大衆魚とは呼べません。
大きさによって呼び方が変わり、小さいもの(10~12cm)を小羽(コバ)。
中間が中羽(チュウバ)、大きなもの(20cm以上)を大羽(オオバ)と言います。

今回のものは脂のりバツグン。
特に冬場は産卵前で脂がのります。
そのお腹を開いて明太子を詰め、一度香ばしく焼いて骨取りします。
身を粗くほぐし、黄金出汁で炊飯すれば鰯明太子ご飯の完成です。

相性バツグンのイワシと明太子。
DHAやEPA、鉄分やカルシウムも多く、青背の魚は栄養面でも優等生。
お天気が悪そうですが、美味しい鰯明太子ご飯をぜひご賞味ください。

◆おかず◆ ブナピー卵とじ スナップ豌豆とパスタのサラダ 切干大根(内地)の酢の物

◎税込サービス価格 520円

【本日はサービス券の発行日です】
本日は、チョロギと堀川牛蒡(ゴボウ)のご飯です。
チョロギとは中国原産のシソ科の多年草。
「長老喜」や「千代呂木」などと書かれ、お正月の縁起物とされます。
よって収穫は11月から12月で、慈姑(クワイ)や数の子などと並ぶ完全なお正月用食材です。

毎年当店のおせちにも入りますが、ご存知ない方も多いようです。
ウチは着色しませんが、黒や赤に着色されて、よく黒豆などに乗っかっています。
火の通し加減にもよりますが、食感はコリッとして酢の物などに調理されます。
また、大きなものは煮つけや汁の実にして美味。
その辺ではあまり売られていない食材ですが、年末なら百貨店に行けばあるかもしれません。



当店は毎年お願いして作っていただいております。
今回は例年より大きめで豊作だったようです。
もちろん年末にいただきましたが、今回はしきしきごはん用に入荷。
せっかくですから堀川ゴボウと共に炊き込みご飯にいたします。
ただ、この形状が厄介です。
ソフトクリームのようなひだの間に土が沢山付いています。
これを一つずつ歯ブラシで掃除するのですが、かなり根気がいります。

下処理したチョロギとアク抜きしてスライスした堀川ゴボウ、きざんだ油揚げを黄金出汁で炊飯します。
炊いたチョロギはまた違った食感で、堀川ゴボウとの根菜ご飯といった感じでしょうか?
大変珍しいチョロギのご飯。
話の種にいかがでしょう?

◆おかず◆ イリコの磯辺揚げ 特製ポテトサラダ カブの含め煮

◎税込お試し価格 500円
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プロフィール
HN:
しきしき
年齢:
17
性別:
非公開
誕生日:
2007/10/08
職業:
料理家
趣味:
料理とお菓子の研究
自己紹介:
以前はこだわりの料理屋を営んでおりましたが、より沢山の方に召し上がっていただきたく、炊き込みご飯と雑菓子の店を本町にオープンいたしました。どうぞよろしくお願いいたします。

<営業時間>
11:00より売り切れ次第終了

<定休日>
土・日・祝祭日

<所在地>
大阪市中央区久太郎町2-5-18

<電話>
(06)6245-5636

<ご予約>
8:00~11:00までにお願いいたします。
バーコード
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