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今日の献立
本日は、時鮭(トキサケ)ご飯です。
昨年は一度も入荷がなく約二年ぶりの時鮭。
今では幻の魚となりつつあります。

時鮭とは言わずと知れた時不知(トキシラズ)鮭。
生殖巣が未発達の子供の白鮭です。
通常、白鮭の旬は産卵の為に川を上る秋ですが、時鮭はその前に海で捕獲したものです。
旬は晩春から初夏。
産卵とは無関係で体内に脂をたっぷりと蓄えています。
脂のりが良く数も少ない為、貴重な鮭ということです。

昨年、ロシアとの排他的経済水域で日本の鮭の流し網漁が禁止になると発表がありました。
それから一気に値が上昇し、食卓からは遠い魚に。
今の日本では養殖物や輸入物が多くなりました。
特に時鮭は昨年数回見つけましたが、めちゃくちゃ高価。
一匹一万円という時もあり、とても当店で扱える代物ではなかったです。
それがなんと、買えたんですね、時鮭が。
いえ、もちろん高値ではありましたが、頑張って仕入れて来ました。


道東(厚岸)より入荷!

やはりすごい! 天然の生の時しらずは。
身の弾力、脂のり、魚体は小さい(約2kg)のですが風格があります。
今回は二匹入荷しました。

時鮭を捌き、身はこんがりと焼いてほぐします。
骨も焼いてダシをとり、黄金出汁とブレンドし、身と共に炊飯します。
ちょっと上等な時鮭ご飯。
なかなかお目にはかかれません。

◆おかず◆ チンゲン菜の煮びたし おかかコンニャク 切干大根の酢の物

◎税込出血価格 550円
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本日は、貝ひもご飯です。
時々登場する献立ですが、ファンも多くまずまずの人気です。

貝ひもとはホタテ貝のヒモの部分(外套膜)を使った珍味です。
干したり焼いたりされ、乾燥状態なのでかなり硬い。
サッと炙ったりレンジでチンしたりして、お酒のおつまみ等にされます。



最初は市場で何気なく発見し、ご飯にできないかと思いついた一品。
当店は日替わりの炊き込みご飯の店。
毎日の献立作りが大変でして、日夜、市場を散策しています。


貝ひもを出汁と酒で柔らかく戻し、包丁で食べやすく叩きます。
黄金出汁を調味し、貝ひもと刻んだ油揚げを入れて炊飯します。
お味はちょっと甘めですが、そこがよろしいのだとか・・

まったりとした貝ひもご飯。
不定期で登場しますが、ファンの方はもちろん、まだご賞味されていない方は特にどうぞ!

◆おかず◆ 茄子の揚げ浸し 春白菜と竹輪煮 インゲンとコンニャクの酢味噌和え

◎税込サービス価格 520円
昨日のハモ子ご飯。
下処理したハモ子を有馬煮にした後に炊飯しました。
実山椒と共に酒と味醂、醤油を合わせてコトコト数時間・・
このままでも酒の肴になりそうです。



本日は、マッシュルームご飯です。
前回大好評だった献立は恐らく一年ぶり?
久方ぶりに勉強していただき、安く仕入れることができました。

マッシュルームといいますと輸入物のイメージがありますが、今回は兵庫県の六甲産。
箱にはシャンピニオン(フランス語)と書かれていました。

今回は通常のホワイトよりも高級なブラウンマッシュルームです。
味濃く香り強し。
大変贅沢な食材です。



さてさて今回使いますのは、なんと3ケースで6キロ!
たっぷりと使いますのでブラウンマッシュの醍醐味を味わえます。

炊飯は黄金出汁をベースにバター醤油味で。
ブラウンは中々買えませんので、ぜひこの機会にご賞味ください。

◆おかず◆ イリコの磯辺揚げ カブの含め煮 ブロッコリーの卵とじ

◎税込サービス価格 520円
筍が終わって今は淡竹(ハチク)の全盛期。
市場ではそろそろ夏の食材が出て参りました。
渓流の鮎(アユ)の解禁にはまだ少し早いのですが、琵琶湖の稚鮎は並んでいます。
で今回は、あの長ーい魚です。

本日は、鱧子(ハモコ)ご飯です。
もちろん身も出ていますが、今回は子(卵)の方です。
瀬戸内産の高級珍味、ハモの子が入荷しました。

長い魚体に鋭い歯、性格はいたって獰猛なハモですが、身は淡白な白身でクセなどまったくなく極めて上品な食味。
もちろん卵は真っ白できめ細やかでこれまた上品そのもの。
外見とはまったく違う面白さはありますが、厄介なのが小骨の多さでしょうか。
これはまた身の時に述べますが、今回は骨とは無縁の卵です。

長い魚ですから卵も長い。
一体何万個の卵が連なっているのやら想像もできませんが、一匹分ではとても足りません。
大型のハモの子を朝一の注文で、全部取り置きしてもらいました。



ハモ子を掃除し、水にさらし、熱湯で下茹でします。
黄金出汁で炊飯しますが、今回は走りの実山椒でアクセントをつけましょう!
走りのハモ子と実山椒・・
当店ならではのご飯です。

◆おかず◆ 春キャベツとスパゲティーのサラダ ブナピー玉子 高野豆腐のカレー煮

◎税込勉強価格 530円
本日は、平茸(ヒラタケ)の五目風ご飯です。
ちょっと贅沢なプレミアムキノコ、霜降り平茸を使います。



スーパーなどで見て、ご存じの方もおられるかもしれません。
霜降り平茸とは、日本の平茸と西洋のヒラタケ属を交配させた新種のキノコです。
傘が肉厚で霜降り模様があるのが名前の由来。
当店でも過去には献立に上がりましたが、今回は五目風に。
新ゴボウとニンジンの笹がき、きざんだ油揚げを入れて黄金出汁で炊飯します。

確かにプレミアムな味わい?の美味しいキノコご飯です。

◆おかず◆ 米茄子の衣揚げ 小松菜の煮浸し 南瓜のサラダ

◎税込サービス価格 520円
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プロフィール
HN:
しきしき
年齢:
17
性別:
非公開
誕生日:
2007/10/08
職業:
料理家
趣味:
料理とお菓子の研究
自己紹介:
以前はこだわりの料理屋を営んでおりましたが、より沢山の方に召し上がっていただきたく、炊き込みご飯と雑菓子の店を本町にオープンいたしました。どうぞよろしくお願いいたします。

<営業時間>
11:00より売り切れ次第終了

<定休日>
土・日・祝祭日

<所在地>
大阪市中央区久太郎町2-5-18

<電話>
(06)6245-5636

<ご予約>
8:00~11:00までにお願いいたします。
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