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今日の献立
最近は日が暮れるのも早くなりました。
次回の料理教室のレシピを作っていたらキュンキュンと呼ぶ声が。
ああ、もうこんな時間か・・と、急いでハチの散歩に。



夏場はこんな看板もあり、暫く避けていた裏山散歩。
展望台に着いた頃にはすっかり暗くなり、気持ち悪いので足早に下りて来ました。
来月にはもう寒くなるのでしょうが、散歩には今が一番いい時期ですね。



本日は、切り干し大根(キリボシダイコン)の五目めしです。
過去にも何度か献立に上がった切干大根ですが、数年ぶりに炊きましょう。
今回はゴボウや人参なども使い、五目風にした炊き込みご飯です。

当店は国産(九州)の切干大根を使っています。
ただ、この切り干し大根も中国産が多いです。

外食や中食などの多くが輸入物を使用。
お値段は約半分の安さですが、食感と風味に貧しく独特の臭みもあります。

千切り大根ともいいますが、大根を細く刻んで天日で干したものです。
作られるのは主に冬場。
寒風と天日で干した大根は味や風味、また栄養価も高くなります。
食物繊維はもちろん、カルシウムや鉄分がたっぷり!
当店では煮物や酢の物など、おかずにもよく使います。
乾物ですから戻す手間はありますが、生の大根では味わえない良さもあります。
ちなみに戻すと3~4倍に膨れ上がり、ちょっと得した気分になる乾物はありがたいものです。
寒い時期は常温で良いのですが、春以降は冷蔵庫で保存しましょう。


千切りをサッと洗い、真水に漬けて戻します。
砂や埃を取り除き、ギュッと絞って食べやすい長さに切ります。
黄金出汁に千切りと具材を入れて炊飯します。
素朴でふる里の味がする、
独特の美味しさです。

◆おかず◆ ゴーヤーの衣揚げ 莢インゲンと竹輪煮 カレーキャベツ

◎税込サービス価格 500円
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最近は新規のお客様が多く大変ありがたく思っております。
そこで、ご存知ない方もおられますので少しご説明します。
ご予約は11時までにお願いいたします。(朝は6時過ぎからOKです)
それ以降のお問い合わせは12時30分過ぎからお受けいたします。
この間の時間帯は詰め込み作業や接客等で忙しく対応できかねます。
誠に勝手ながら時間厳守でお願いいたします。
それからお昼過ぎのピーク時ですが、店頭向かって右側がご予約のお客様。
ご予約のない方は左側にお並びいただきますようお願いいたします。
また、ご予約のお客様は必ず名前を名乗られてお引き取り下さいますようお願いいたします。

本日は、蛸飯(タコメシ)です。
久方ぶりに明石の活ダコが入荷しました。
この献立もご存知のない方が多いかと存じます。
何を隠そう開店初日の献立がこのタコ飯でした。
当初は週2回がタコ飯の日で、当店の名物としてちょっと有名になりました。
それはなぜか?
実は当店はたこ焼き店としてのスタートでした。
こだわりのたこ焼きを!と、朝一で一番出汁を引き、明石の活け蛸を生のまま使い、国産の小麦粉や青海苔、ソースなど、こだわりにこだわりを重ねて売り出しました。
で、その時に仕入れるタコを使って献立にしたのがタコ飯だったのです。

初めは良かったのですが、リピーターの多いロケーションではお客様も飽きてきます。
そこで献立を日替わりにすることに・・
沢山のお客様に愛されて今日があります。
ありがとうございます。

で、そのタコ飯です。
当店が使うのは明石か淡路産の活け蛸です。
あまり大きなものは使わず、豆ダコを選びます。
タコはほとんどが水分ですので加熱すれば縮みます。
身は締まって固くなり、あまり大きなタコだとゴムのような食感になります。
ですから豆ダコを選び、小さく切ってご飯との一体感を目指します。
そうして出来上がったものが当店のタコ飯です。
ただ、タコも高くなりました。
特に2011年の東日本大震災以降に値上がりし、増税などが追い打ちをかけ、今では数ヶ月に一度しか入荷がありません。

よくある市販のタコ飯と比べてみて下さい。
だしの素で炊いたご飯に輸入物のボイルダコをトッピング・・
見栄えは良くても、味に豊かさがありません。
当店は活けダコを生から黄金出汁で炊飯しますので、風味豊かなタコ飯になります。
最後の味の決め手は高知の有機生姜です。
そんなこだわりのタコ飯をぜひご賞味ください。

◆おかず◆ 炊き合わせ(大根・人参・蒟蒻・がんも) エンダイブの卵炒め

◎税込サービス価格 530円
本日は、薩摩芋(サツマイモ)ご飯です。
茨城の甘藷(カンショ)を使います。

通年出回るサツマイモですが、今が収穫のピークになります。
収穫してすぐより、少し寝かせて甘みが出た頃が食べごろ。
今回のサツマイモは蜜があふれ、正に食べごろです。

サツマイモといえば食物繊維とビタミンC。
腸の働きを整え、便秘を改善する食物繊維と、風邪の予防や疲労回復、肌荒れを防ぐビタミンCが豊富な食品です。
特に女性に人気のサツマイモですが、ただ美味しいだけでなく、その効能が良いのかもしれません。

甘い甘いサツマイモ。
今回の紅あずまは特に焼き芋や干し芋の原料にされます。
黄みが濃く、独特の風味と甘みはこれからの時期のご馳走。
先日も干し芋はいつ頃入荷しますか?と尋ねられましたが、まもなく入荷するかと思います。

サイコロ状に切り、昆布出汁に天塩で炊飯するサツマイモご飯。
秋のサツマイモは見逃せませんね!

◆おかず◆ 揚げ出し茄子 豆ひじき(国産) キャベツとツナのカレーサラダ

◎税込価格 510円

【本日はサービス券の発行日です】
当店のお客様はお目が高い。
昨日の竹の子ご飯も早々の完売でした。
一年に一度の秋の四方竹ご飯・・
また来年をお楽しみに!

本日は、鮪(マグロ)ご飯です。
久方ぶりの献立ですが、今回も那智勝浦(和歌山)の鬢長(ビンナガ)を使います。

ビンチョウやトンボとも呼ばれるビンナガ。
関西ではトンボが一番しっくりきます。

カツオほどの大きさの小型のマグロで、削り節や缶詰の原料にもなります。
昨今ではお寿司屋さんでもビントロなどと脂ののったビンナガが並びます。

このビンナガ。
炊き込みご飯にしても相性バツグンです。
ほどよい脂でしっとりとした身は香ばしい香りと上品な甘みがあります。
カツオなどに比べてもクセがなく食べやすい、万人向きの魚ご飯です。

◆おかず◆ チンゲン菜とがんも煮 ポテトサラダ 切干大根の酢の物

◎税込価格 520円
本日は大変貴重な山の幸が入荷しました。
南国市(高知県)の特産品で、秋の1ヶ月間しか出回らない幻の竹の子、四方竹(シホウチク)です。


断面が四角いところから四方竹

地元では、秋の神祭料理やおもてなし料理などに使われ珍重されます。
原産は中国南部で、明治時代に高知の方が持ち帰ったのが始まりだと言われています。



四方竹は非常に傷みやすい竹の子です。
皮を剥くとすぐに変色が始まるほどで、地方へ出荷するのは極めて難しいものでした。
長い間、地元のみで消費されてきましたが、ある農家がとってすぐに皮ごと茹でて出荷する方法を確立し、他府県でも食べられるようになりました。
皮ごと茹でて冷まし、発泡スチロールの箱に氷詰めで届きます。
現在は限られた専門の農家が栽培し、出荷までを一貫して行っています。



淡竹(ハチク)に似た感じの竹の子ですが、値はかなり高価。
しかし今回はかなり勉強していただき、仕入れることができました。
心地よい歯ざわりに独特の風味と旨みは大変ありがたい秋の味覚です。

そんな今回の四方竹。
当店だからできる究極の竹の子ご飯です。

◆おかず◆ エリンギの衣揚げ 白葱と油揚げの卵とじ 高野豆腐の含め煮

◎税込出血価格 540円
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プロフィール
HN:
しきしき
年齢:
17
性別:
非公開
誕生日:
2007/10/08
職業:
料理家
趣味:
料理とお菓子の研究
自己紹介:
以前はこだわりの料理屋を営んでおりましたが、より沢山の方に召し上がっていただきたく、炊き込みご飯と雑菓子の店を本町にオープンいたしました。どうぞよろしくお願いいたします。

<営業時間>
11:00より売り切れ次第終了

<定休日>
土・日・祝祭日

<所在地>
大阪市中央区久太郎町2-5-18

<電話>
(06)6245-5636

<ご予約>
8:00~11:00までにお願いいたします。
バーコード
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