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今日の献立
昨日は遅めで18時過ぎの完売でした。
天気が悪いとお客様の足も鈍りますが、天候には勝てません。

本日は、アスパラご飯です。
岡山産のグリーンアスパラガスを使います。



アスパラは地中海原産のユリ科の植物です。
産地としては北海道や信州、九州産が多いので、岡山は珍しいでしょうか。
ちなみにホワイトとグリーンは同種ですが、栽培の過程での日光の当たり具合の差です。

アスパラは細いものより太い方が以外にも柔らかいようです。
最近は良質のものが多く茎の下まで柔らかくポキっと折れます。
あまり加熱する必要もなく、サラダ感覚で食せます。

今回は天然真昆布からとった昆布出汁に天塩のみでシンプルに炊飯します。
爽やかな夏のグリーンアスパラご飯。
おかずとの相性もバッチリです!

◆おかず◆ 茄子の揚げ浸し 万願寺の卵炒め 切干大根の五目煮

◎税込価格 510円



★茄子の揚げ浸し・・一晩じっくりと漬け込みます。
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本日は、鱧(ハモ)の子ご飯です。
瀬戸内産のハモの卵を仕入れてきました。
上品で繊細な食味の高級珍味です。



夏が旬の鱧。
走りが5月頃からで、今が旬。
9月に入ると名残りになるのでしょうか。
特に松茸と鱧の鍋や土瓶蒸しは絶品です。

通常は卵とじや椀種にして美味。
身とはまた違う鱧を味わうことができます。

今回は黄金出汁を普段よりも濃厚な味付けで炊飯します。
次があるのか分からない鱧の子ご飯。
この機会にぜひご賞味ください。

◆おかず◆ オクラのゴマ和え カレーキャベツ 南瓜のサラダ

◎税込サービス価格 520円
近畿も梅雨明けし、本格的な夏到来です。
夏はお味噌汁をやめて冷たい素麺でも販売しましょうか?

本日は、マッシュルームご飯です。
最近は週一で登場するキノコご飯。
以前もお話しましたが、菌茸類は夏が安値です。
しかしそんな菌茸も、昨今の野菜不足で値上がり気味です。
そういえば、中国産の松茸がそろそろ市場に並び出しました。
秋刀魚(サンマ)もそろそろでしょうし、もう秋の足音が・・



前回好評だったマッシュルーム。
黄金出汁に醤油がベースの和風の味付けながら、バターを少量使うところにコクの秘密があります。
ただ、色目はイマイチですね、キノコご飯は。
どうしても茶一色になってしまいますが、味で勝負です!

◆おかず◆ サツマイモの天ぷら 太もやしの卵とじ 風呂吹き冬瓜

◎税込価格 500円

★夏のポン酢を一度だけ仕込もうかと思っています。
ちらほらリクエストもありますし、瓶の在庫もございます。
ただ、夏用ですからスッキリとした食味にしたいとは思っていますが・・
昨日も市場に入りましたが、いや高いですね。
野菜は台風の影響もあり絶対的な品不足。
雨に打たれ水浸しになった葉物は特に高価で来週が怖いです。

もちろんシケで漁ができませんので魚も減少。
特に目を引くのが鮭(サケ)です。

先日のショッキングなニュース。
日本漁船も操業するロシア200カイリ内のサケ、マス漁が2016年から禁止になるとか。
世界の漁獲高の3分の1を食べる日本人には特に驚きのニュースでしたが、本当に今年で最後になるのでしょうか?

今年は北海道沿岸での不漁に続き、現在も政府間交渉の長期化からロシア200カイリ内での漁が始められずにいます。
日本全体での消費量からすれば、この200カイリ内での漁獲高は約0.4%ほどとか。
しかし、漁師さんにとっては死活問題ですし、良質な鮭が買えなくなると当店も困ります。
輸入の養殖物では美味しくありませんから・・
本来なら献立に上がる初夏の味覚 時鮭や紅鮭。
前浜産などは
例年よりもかなり高価で、まさに幻の鮭といえます。


昨年の時鮭

魚に関してはちょっと疑問もあります。
魚はとれた海域よりも、持ち帰った港が産地になることが多いのです。
鮭でいえばロシアにお金を払い、ロシアの海域で漁をして持ち帰ると国産。
ロシア側から入荷すればロシア産と表記されます。
ただ、あの辺は本来日本の領土、海域だと思うのですが・・

お寿司のネタでは長年人気のあったマグロを抜いてサーモンが一番だとか。
このサーモンも輸入が主ですが、主産地のノルウェーやチリでの生育不良、また世界的な寿司人気や円安から1.5倍ほどに高騰しています。
当店でも600円ほどいただければいつでも献立にできるのですがいかがでしょう?

夏が過ぎると秋鮭の季節です。
さて
今年はどうなることでしょうか?
台風11号が西日本を縦断するようです。
大雨と強風で、当店としましても恐らく商売にはならないでしょうが、毎日のお客様も多く休むわけには行きません。
今日も頑張って営業したいと思います。

本日は、加薬(カヤク)ご飯です。
色々な具材が入った炊き込みご飯の王道です。

実はこの加薬ご飯は船場が発祥です。

炊き込みご飯はご飯とおかずが一体となった合理的な献立。
忙しい商人は仕事の合間に加薬ご飯と汁(船場汁?)をぱぱっとかき込んだのでしょうか?

料理屋の加薬ご飯は濃い出汁を利かせます。
よって、かしわ(鶏肉)は必要ありません。
ただ、ご家庭では手っ取り早く出汁を補う為、かしわを入れるのもありかと。

絶対と言っていいほど入れるのが牛蒡(ゴボウ)です。
牛蒡は香り良く、食感にもアクセントを与えます。
今回は新牛蒡の笹がきを使いたいと思います。
後、きざんだ油揚げや蒟蒻などが定番です。

よく聞かれますのが油揚げの油抜き。
最近の油揚げは油抜きの必要はありません。
適度な油分はご飯に艶とコクを与えます。
その他は特に決まり事もなく、各ご家庭でお好きなものを入れて良いでしょう。
濃厚な黄金出汁に各種具材の入ったご飯はシンプルながら奥深い味わいです。

◆おかず◆ しきしき焼き 新レンコンの金平 白菜とツナの煮浸し

◎税込サービス価格 500円

【本日はサービス券の発行日です】
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プロフィール
HN:
しきしき
年齢:
17
性別:
非公開
誕生日:
2007/10/08
職業:
料理家
趣味:
料理とお菓子の研究
自己紹介:
以前はこだわりの料理屋を営んでおりましたが、より沢山の方に召し上がっていただきたく、炊き込みご飯と雑菓子の店を本町にオープンいたしました。どうぞよろしくお願いいたします。

<営業時間>
11:00より売り切れ次第終了

<定休日>
土・日・祝祭日

<所在地>
大阪市中央区久太郎町2-5-18

<電話>
(06)6245-5636

<ご予約>
8:00~11:00までにお願いいたします。
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