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今日の献立
本日は、烏賊(イカ)ご飯です。
青森県産のスルメイカを使います。
スルメイカは北海道と青森で、全水揚げ量の約6割をしめます。

イカの塩辛といえば、このスルメイカで作ります。
新鮮なイカの肝に塩をして水分を抜き、身は短冊に切って一緒に漬け込みます。
また、二番スルメといえばこのスルメイカです。
ちなみに一番は剣先イカ。
やはり高級度からいえば剣先ですが、剣先で炊き込みご飯というのはべらぼうに高価になりますし、ちょっと勿体ないでしょうか。

しかしスルメも、高鮮度のものは刺身にしても非常に美味です。
北では真イカとよばれイカソーメンにされます。
肉厚でコリコリした身は美味しいものです。
見分け方は、体表が濃い赤色から茶褐色のものは鮮度が良い証拠。
生きている内は白っぽく透明ですが、死ぬと赤茶褐色になり、更に鮮度が落ちると真っ白になります。

今回は炊き込みご飯ですので、短冊に切り黄金出汁で炊飯します。
そういえば、以前にタコめしとイカご飯を間違えた方がおられました。
確かに味と食感はかなり似ていますが、同じ軟体類だからでしょうか?
久方ぶりのイカご飯をどうぞご賞味ください。

◆おかず◆ 大阪水菜のハリハリ煮 聖護院大根の旨煮 ピリ辛コンニャク

◎税込サービス価格 500円



ゑべっさんに行って来ました。
今年はこの舟型にしましたが、どこか愛嬌がありますね。
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新年初めてのポン酢ができました。
内容もすべて同じですが、今回が最後になるか、もう一度作れるかはまだ未定です。
ご予約もいただいておりますが、まだまだ寒いこの時期は何かと需要が多いと思います。
ぜひ、お早めのご購入をお願いいたします。

また野菜が一段と高くなりました。

先の大雪の被害が大きいようです。
しばらくは品不足が続くでしょうし、筍などが出て来たとはいえ春はまだまだ遠いです。

本日は、零余子(ムカゴ)ご飯です。
実は昨秋で終わりだと思っていたムカゴですが、昨年暮れの料理教室で作ったムカゴご飯が以外なほど美味だったので、ぜひもう一度と思い、仕入れて保存していたものです。
少し寝かすことにより程よく水分が抜け、よりムッチリ感が出ます。

昆布出汁に洗ったムカゴを入れ、塩を利かせて炊飯します。
ホクッとしたムカゴをほお張れば、どこか懐かしいふる里の香りがします。
先日の松茸に続き、今シーズン最後のムカゴご飯はいかがでしょう。

◆おかず◆ 鳴門金時の天ぷら 高野豆腐の卵とじ 寒玉キャベツと竹輪の煮浸し

◎税込価格 500円
まだお正月気分が抜けないからでしょうか?
今週は高価な食材ばかりですみません。

本日は、松茸占地(マツタケシメジ)ご飯です。
香りマツタケ味シメジ・・とはよくいわれます。
だったら二つ一緒に炊いてはどうか?
そんな思いから献立にしました。

菌茸類の旬は秋。
大抵のキノコは菌床栽培ですから通年市場に並びます。
しかし松茸だけは、内地、輸入を問わず、100%が天然物で栽培はできません。
昨秋は松茸の時期が遅れ、年末まで市場にありました。
今回使う松茸は、昨年末に仕入れたもので、業者さんからの委託品。



実はおせちにどうかと仕入れたのですが、型が巨大でとても重箱には入りません。
で、少し干して日持ちを良くして今回のご飯になりました。

やはり香りは松茸ですね。
いい香りがします。
黄金出汁に刻んだ油揚げ、そこにスライスした松茸とちぎった丹波シメジを入れて炊飯します。
高価な松茸ですが、もちろん勉強価格でご提供。
ちょっと遅い松茸と占地ご飯はいかがでしょう?



◆おかず◆ イリコの磯辺揚げ 炊き合わせ四品(大根・金時人参・がんも・生芋蒟蒻)

◎税込勉強価格 520円
本日は、穴子(アナゴ)ご飯です。
なんと今回は明石の焼き穴子(Lサイズ)を使用します。

店頭の献立を書いた黒板。
ほとんどの方はご存知でしょうが、翌日の献立も書いてあります。
それを見た多数のお客様が本日のご予約を。
穴子は人気があるのですね。


めったにありませんが、業者さんがとんでもない価格で分けてくれる時があります。
例えば、在庫が多すぎて捌きたいとか・・
賞味期限直前の時とか・・
または休み前で残したくない時とか・・
過去にありましたが、冷蔵庫が壊れた時とか・・



以前は時々献立に上がった穴子ですが、近年はめっきり姿を消しました。
鰻(ウナギ)はよくいわれますが、国産の穴子も貴重で高騰しました。
率にして3割から5割ほど。
消費税増税も追い打ちをかけ、もうとても当店の献立にできる代物ではありません。
特別料金の贅沢弁当でもない限り、おそらく二度とありませんので念のため。

焼き穴子を食べやすく切り、黄金出汁で炊飯します。
形のいい部分はトッピングして、身の薄い天地は刻んでご飯に混ぜます。
粉山椒をパラリ・・
豪華な穴子ご飯です。

◆おかず◆ 小松菜の煮浸し 白葱の卵とじ 蒟蒻の田楽

◎税込びっくり価格 540円
本日は、七草ご飯です。
七草とはもちろん春の七草。
セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロ。
7日の朝に七草粥(ガユ)を食べ、一年の無病息災を祈る行事です。

当店では年明け7日の献立は七草と決めています。
実は初めは粥を炊いていました。
器は丼を使い、おかずも少し付け、レンゲも付けて販売していました。
しかし作りたては良いのですが、時間が経つと水分が無くなり、ご飯が糊化します。
お湯を足し、お湯を足しとしてる間に、段々とご飯がふやけて美味しくなくなります。
2年ほどやったでしょうか?
その後は炊き込みご飯にし、現在に至ります。

炊き込みご飯にしましても七草は七草。
むしろ、当店らしいと言われます。
普段は出汁を使いますが、和製ハーブといわれる七草の風味も味わっていただきたく、シンプルに昆布出汁と塩のみで炊飯します。



毎年年明けには市場に並ぶ七草。
特に七草揃わなくても良いかと思うのですが、必ずセットになって販売されます。
今年は七草も成長が悪く、例年よりもかなりの高値。
何とも年明けからして暗くなります。

お正月のご馳走で疲れた胃腸に。
朝ではなくお昼にはなりますが、ぜひ七草のご飯を食べて今年一年の無病息災をお祈りください。

◆おかず◆ 竹輪の磯辺揚げ エリンギ玉子 切干大根の酢の物

◎税込サービス価格 500円



毎年お客様にいただく干支の置き物。
今年は親子で微笑ましく、平和な一年になれば良いなと思うのですが・・
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プロフィール
HN:
しきしき
年齢:
17
性別:
非公開
誕生日:
2007/10/08
職業:
料理家
趣味:
料理とお菓子の研究
自己紹介:
以前はこだわりの料理屋を営んでおりましたが、より沢山の方に召し上がっていただきたく、炊き込みご飯と雑菓子の店を本町にオープンいたしました。どうぞよろしくお願いいたします。

<営業時間>
11:00より売り切れ次第終了

<定休日>
土・日・祝祭日

<所在地>
大阪市中央区久太郎町2-5-18

<電話>
(06)6245-5636

<ご予約>
8:00~11:00までにお願いいたします。
バーコード
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