忍者ブログ
今日の献立
今日はお盆です。
先祖の霊を祀る行事ですが、各地方によって風習があります。
わが家ではお供えをし精霊船を流していました。
子供の頃から数十年続けていましたが、小さい頃はお供えのおこぼれのおやつが楽しみでした。
今では祖母も亡くなり、暫くして行わなくなりましたが・・

お盆には殺生を控える様にといわれます。
漁師さんも漁には出ませんから市場にも入荷はありません。

殺生を控えた料理といえば精進料理です。
よく当店のお弁当を精進だと揶揄する肉好きの方がおられますが、まったく違います。
精進には魚介は使いません。
出汁は昆布や大豆などからひく精進出汁がベースになります。
豆腐で擬似鰻を作ったり、グルテンを鶏肉に似せた料理などがあります。
精進は私の一つの理想ですが、魚介の献立は人気が高く、なかなか難しいのが現状です。


お陰様で当店を支持してくださるお客様は年々増えています。
大変ありがたく嬉しいことです。
特に食に関心のある方が多く、原材料や調理法など、厳しい目線で捉える方がほとんどです。
健康面や安全面を考慮される方も多くおられます。

これから秋の松茸や栗など何度か使う機会がありますので、昨今問題になっている中国産についてはちょっと考えさせられます。
ただ、ご存知ない方も多いようですが、加工食品の製品表示は最終加工地となります。
たまに当店で中国産を使うと極度のアレルギーを示す方もおられますが、今の世の中、知らず知らずの内に口にしているのが現状です。
でないと外食などできなくなりますから・・

私としましては国産品にこだわりがあります。
今まで通り、できうる限り国産品を使ったお弁当作りに努めて参りたいと思っておりますので、今後共どうぞよろしくお願いいたします。
PR
本日は、新牛蒡(ゴボウ)とツナのご飯です。
笹がきにした新ゴボウにマグロを入れた炊き込みご飯になります。

そろそろ新ゴボウも終わりです。
新物は風味良く瑞々しい食味が特徴。
食物繊維を豊富に含み、便秘の改善に効果があります。
いつもは油揚げを入れて炊飯しますが、今回は特別にマグロで脂を補います。

お客様にお聞きしますと、多くの方が13日からお休みとのこと。
しかし毎日ご来店の方も多く、当店は本日まで営業いたします。
ただ、普段よりも少ない量の販売となりますのでご了承ください。

◆おかず◆ しきしき焼き 茄子田楽 三つ葉と油揚げのお浸し

◎税込価格 500円

【本日はサービス券の発行日です】

【お盆休みのお知らせ】
14日(木)~17日(日) 休業させていただきます。
本日は、鰊(ニシン)ご飯です。
ニシンはそれほど出回る魚ではありませんので、あまり親しみはないかも知れません。
たとえば数の子はニシンの卵です。
また、ニシン蕎麦(ソバ)の魚といえば一番分かりやすいかと思います。

当店の献立にもめったに上がらないニシン。
旬は産卵期の春ニシン。
また、秋口からのニシンも脂のりがよく美味。
一般的には身欠きになって通年出回ります。

身欠きとは三枚に下ろして乾燥させたものです。
ニシン蕎麦に使われるのがこの身欠きです。
身欠きを下処理し甘辛く炊いたものを蕎麦の上に乗っけます。
京都市西京区の松葉さんが発祥といわれていますが、なんとも美味ですね。



今回のニシンご飯は下処理して炊いた身欠きを煮汁ごと炊飯します。
ニシンの甘露煮は高級品です。
次回はいつになるか分かりませんのでぜひご賞味ください。

◆おかず◆ チンゲン菜の煮浸し 三方のポテトサラダ カリフラワーと胡瓜の酢の物

◎税込サービス価格 500円

【お盆休みのお知らせ】
14日(木)~17日(日) 休業させていただきます。
早いもので、今年もお米屋さんから新米をいただきました。
宮崎産の超早場米コシヒカリ。
独特の粘りと風味・・やはり新米は美味ですね。
今年は在庫が高水準で若干の安値とか。
何でも値上がりする昨今において安くなることは嬉しいことです。
しかし現在は食の多様化に伴いお米の消費量が落ちているとか?
朝昼晩と、私はご飯が大好きなので信じられないお話ですが・・

本日は、五目ご飯です。
週末の台風で市場にも活気なく食材も貧しいものです。
こんな日は五目ご飯でも炊きましょう!

色々な具材が入った五目ご飯。
炊き込みご飯の中では一番ポピュラーですが、当店では逆に珍しい献立です。
具材は食べてからのお楽しみ。(実はまだ決まってません。苦笑)
素朴でどこか懐かしい味の炊き込みご飯も時にはよろしいのではないでしょうか?

◆おかず◆ ゴーヤーの衣揚げ 高野豆腐の卵とじ 甘唐辛子の焼き浸し

◎税込価格 490円
本日は、鱧(ハモ)ご飯です。
シーズン2度目のハモですが、おそらく今回が最後になります。

暖かくなれば出てくるハモですが、旬はやはり盛夏です。
それも梅雨の終り頃からが美味しくなります。
夏祭りといえばハモですが、私が幼少の頃(40年以上前)、祖母に連れられて初めて見たハモは蛇のようで驚きでした。
もっと驚いたのが職人さんの捌きと骨切り。
ジャッ、ジャッ、とリズミカルな包丁に魅了され、目を輝かせて見入ったのを思い出します。
もう祖母はこの世にいませんが、今、私がハモを調理していることにも驚いています。(笑)

今回も瀬戸内のハモを。
ハモは生命力が強く、ビニール袋に入れただけで生きたまま運ばれて来ます。
歯は鋭く性格は獰猛。
うっかりすると噛まれてしまいます。
締めて数時間しても身はイカっていて、包丁を入れると小刻みに動きます。

今回もハモの出汁と黄金出汁をブレンドして炊飯し、上がりに山椒をパラリ・・
ハモを生かした薄味は思いのほか上品で、暑い夏でも食欲が進みます。

もう暫くすれば名残のハモと走りの松茸を合わせた鍋や土瓶蒸しなどがご馳走。
夏の猛暑は辛いのですが、四季があるということを幸せに感じます。

◆おかず◆ 切干大根の五目煮 鳥取夏ネギの卵とじ 甘酢パプリカ

◎税込サービス価格 520円
カレンダー
06 2025/07 08
S M T W T F S
5
6 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31
最新コメント
プロフィール
HN:
しきしき
年齢:
17
性別:
非公開
誕生日:
2007/10/08
職業:
料理家
趣味:
料理とお菓子の研究
自己紹介:
以前はこだわりの料理屋を営んでおりましたが、より沢山の方に召し上がっていただきたく、炊き込みご飯と雑菓子の店を本町にオープンいたしました。どうぞよろしくお願いいたします。

<営業時間>
11:00より売り切れ次第終了

<定休日>
土・日・祝祭日

<所在地>
大阪市中央区久太郎町2-5-18

<電話>
(06)6245-5636

<ご予約>
8:00~11:00までにお願いいたします。
バーコード
カウンター
カウンター
"しきしき" WROTE ALL ARTICLES.
PRODUCED BY SHINOBI.JP @ SAMURAI FACTORY INC.
忍者ブログ [PR]