2月19日（金）の献立

名残りの‥‥と言うにはいささか遅すぎる感がありますが、本日は銀杏ご飯です。
通常、銀杏は秋に出回ります。
今のものは、その時期にとれた貯蔵品です。
銀杏（ギンナン）は銀杏（イチョウ）の実ですから、条件さえ良ければかなり日持ちがします。
実際市場にも、3～4月頃まで見ることができます。
で、7月頃になると新物の早生銀杏が出てきます。

生の銀杏がない時には缶詰や水煮が使われます。 
しかし、その独特の風味やムッチリとした食感は、やはり生のものがおいしいですね。
今回の物は、もちろん生です。

炊き込みご飯は白米とちがい、非常に手間ひまがかかります。
当店でも年中を通して沢山の炊き込みご飯を炊きますが、その中でも特に手間ひまがかかるのが、鬼殻を割って処理するものです。
例えば、今回の銀杏や栗などです。
ご家庭で食べる分くらいの量ならいいのですが、これが100人前以上となると.....

なぜ、今頃銀杏？と思われるでしょうが、ただの衝動買いです。（笑）
私、個人が好物というのもありますが。

今秋まで食べられない、銀杏ご飯はいかがでしょう！か？

◆おかず◆　芋天（紅アズマ）　青首大根の旨煮　茄子の田楽

◎本日の価格　480円