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今日の献立
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今日は夏至です。
1年の内でもっとも昼の時間が長い日です。
私は毎日5時に入店しますが、今はすでに明るいです。
また暑い夏がやって来るな…と思う今日この頃です。

関西では夏至にタコを食します。
しかしタコも不漁続きで買えません。
代わりに珍しい新じゃがが買えました。
まったく代わりではありませんが。(苦笑)

本日は、新じゃがご飯です。
グラウンドペチカという珍しいジャガイモ。
通称のデストロイヤーと言った方がピンとくるでしょうか?(いや、きませんよね?汗)
五島列島(長崎県)の赤土で育てられた希少なジャガイモです。

表面が赤黒く、あの覆面レスラーを連想するところからデストロイヤー。
しかしデストロイヤーもかなり古い!
若い方はご存知ないかと思います。
でもデストロイヤーと言うよりも、私はミルマスカラスの方が似ていると思いますが。



新じゃがの皮をむき、水にさらします。
サイコロに切り、食べやすくします。
黄金出汁を薄味に調味し、少量のバターを入れてコクを出し炊飯します。

デストロイヤーは皮が薄く、瑞々しく爽やかな味わいです。
また、甘く、黄色みが強いのも特徴です。
隠れた人気の初夏の新じゃがご飯をご賞味ください。

◆おかず◆ エリンギの天ぷら 切干大根の五目煮 白ネギの玉子とじ

◎税込サービス価格 560円
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本日は、芝海老ご飯です。
今回、珍しい海老が運良く買えました。

かつては芝沖(東京湾)で沢山とれたのでこの名があります。
割りかし小型の海老ですが、車海老の仲間です。
しかし今は激減し、国内では愛知と九州が主な産地です。

まずスーパーで見かけることはないでしょう。
今では高級食材で、主に日本料理店で使われます。
その味の良さから、すり身にしたり、おぼろ、かき揚げなど、そのままより加工される調理が多いでしょうか。

当店ではむき身にして炊き込みご飯に。
甘みがあり、独特の旨みがあります。

ちょっと珍しい海老ご飯。
勉強価格で是非ともご賞味ください。

◆おかず◆ ナスの揚げ浸し 加賀太きゅうりと揚げさん煮 カリフラワーの玉子とじ

◎税込勉強価格 570円
一気に暑くなりましたね。
気温は軽く30度を超え、真夏日が続きます。
まだ体が暑さに慣れていません。
水分を小まめに摂り、体調管理にお努め下さい。

本日は、ブラウンマッシュルームご飯です。
通常はホワイトより高価なブラウンですが、同じでいいよ!ってことで、今回はブラウンを仕入れました。

今、菌茸類が高値です。
特にマッシュルームはあまり安くはなりません。
年に数回あるかないかで、見つけたら仕入れます。

マッシュルームを厚めにスライスします。
黄金出汁を調味し、炊飯します。
マッシュルームはどちらかと言えば洋食のスープ等に使われます。
非常に豊かなダシがとれ旨みが増します。
そこで当店でもバターを使い和洋折衷に。

濃厚で豊かな旨みと食感が生きる炊き込みご飯。
ホワイトとブラウン、どちらがお好みでしょうか?

◆おかず◆ モロッコインゲンの天ぷら 高野豆腐の含め煮 レタス玉子サラダ

◎税込勉強価格 560円
先日少し書いた我が庭の猫ちゃんたちですが、その後、元気に生活してます。
ただ、ウチには柴犬も放飼いにしていますし、仲良くしているのか少し心配なんですよね。
沢山のお客さまから、その後、猫ちゃんはどうなりましたか?と、ご心配されているようですから近況報告です。

本日は、鰹ご飯です。
焼津(静岡県)のカツオを使った炊き込みご飯です。

カツオが出てくるのは3月頃でしょうか。
初鰹と呼び、春の季語にも使われます。
今回のものはその初鰹の最後になるでしょうか。

カツオを下処理し、食べやすく身をほぐします。
黄金出汁を調味し、きざんだ油揚げと共に生姜をきかせて炊飯します。
上がりに浅葱をふって、香りの良いスダチを搾ります。

次回は鰹が戻ってくる秋までありません。
名残りの鰹ご飯をどうぞご賞味ください。

◆おかず◆ 沖縄南瓜(恋するマロン)の含め煮 トマスパ 名水モヤシの玉子とじ

◎税込サービス価格 570円
やはり梅雨はうっとおしいですね。
気温よりも湿度が高いと、余計暑く感じます。
しかし庭の紫陽花やカタツムリを見ると、梅雨も風情があっていいものだな…なんて思うこの頃です。

本日は、新さつまいもご飯です。
ご存知のように、さつまいもといえば秋のイメージですが、なんと初夏になれば早掘りの新物が出てきます。
ただ、お値段は凄まじく、ヒネ物の3倍以上!
しかしまた料理人の血が騒ぎ(汗)、思い切って仕入れてきました。

日本一早い産地は本州の最南端、指宿(いぶすき)からで、鹿児島県の薩摩半島の南に位置する町です。
名称えいもちゃんとして出荷されますが、紅さつまという芋で、ホクホクとした品種です。
因みに晩秋にはえい太くんが出てきます。

新物は皮も薄いですね!
切れば驚くほどアクが少なく柔らかい。
皮も赤ピンク色で非常に鮮やかです。

えいもちゃんをサイコロに切り、水にさらします。
今回は天然真昆布の出汁に赤穂の天塩のみで炊飯します。

初物七十五日。
銘米つや姫と新物のさつまいもは繊細ながらも食べ応えがありますね。

◆おかず◆ ちくわの磯辺揚 高野豆腐の含め煮 カレーキャベツ

◎税込出血価格 570円
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プロフィール
HN:
しきしき
年齢:
17
性別:
非公開
誕生日:
2007/10/08
職業:
料理家
趣味:
料理とお菓子の研究
自己紹介:
以前はこだわりの料理屋を営んでおりましたが、より沢山の方に召し上がっていただきたく、炊き込みご飯と雑菓子の店を本町にオープンいたしました。どうぞよろしくお願いいたします。

<営業時間>
11:00より売り切れ次第終了

<定休日>
土・日・祝祭日

<所在地>
大阪市中央区久太郎町2-5-18

<電話>
(06)6245-5636

<ご予約>
8:00~11:00までにお願いいたします。
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