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今日の献立
昨日の甘栗ご飯。
早々の完売で沢山のお客様にご迷惑をおかけしました。
かなり久しぶりの献立で、ご予約も多く、雨にもかかわらず想定以上のお客様がご来店になりました。
また来月、必ずやりますので今暫くお待ちください。
大変申し訳ありません。

本日は、秋鮭(アキサケ)ご飯です。
秋鮭とは北海道では秋味ともいわれ、産卵の為に川を上る白鮭です。

今年は特に鮭が高騰。
今夏の時鮭もたった一度しかできませんでした。
秋が旬の白鮭も、例年に比べ1.5倍から2倍は高いようです。

鮭は捨てるところがありません。
例えば「めふん」
これは鮭の腎臓で作った塩辛です。
また「氷頭=ヒズ」
これは目の上を鼻にかけて通る軟骨に当たり、薄く切って膾にします。
皮はこんがり焼いて煎餅にしたり、アラはもちろん、卵のイクラは高級珍味です。

昨今は輸入の鮭もあり、スーパーなどでも比較的安く買えます。
しかし元は大変な高級魚で古来より日本人に親しまれてきたハレの日の魚。
どちらかといえば関西よりも関東で珍重されてきたようで、お正月なら関西は鰤(ブリ)や鯛(タイ)、関東は新巻鮭(アラマキサケ)、でしょうか。



今回は秋鮭を鮮魚で仕入れ、捌いて塩をして焼いた後に炊飯します。
今秋初の秋味をぜひご賞味ください。

◆おかず◆ 莢インゲンとがんも煮 カレーキャベツ 蒟蒻と人参のおかか和え

◎税込サービス価格 520円
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いったい円安はどこまで進むのでしょう?
普通の人にとっては損ばかりで得することがありません。
当店でいえば損ばかりで、仕入原価は上がる一方です。
足を運んで少しでも安く仕入れるように努力していますが限界もあります。
本当に困った世の中です。

本日は、甘栗(アマグリ)ご飯です。
久方ぶりの甘栗ですが、リクエストをいただいておりましたので仕入れました。

当店の甘栗ご飯は有機栽培の支那栗を使います。
本場中国から輸入した支那栗を日本で加工したものです。
それが約半年前から急に値上がりしました。
お値段は据え置きながら内容量は7割に。
元々安くはなかったのですが、更に追い打ちをかけられ、なんとも厳しい状況に。
で、しばらく献立に上がらなかった訳です。
そんな感じですから、次回は円高になり値段が元に戻れば登場するかも知れません。

天然真昆布の出汁に天塩で炊飯します。
ほんのり甘い栗には以外に塩気が合います。
次はいつになるやら甘栗ご飯。
この機会に人気の甘栗ご飯をぜひご賞味ください。

◆おかず◆ 茄子の衣揚げ レタス玉子 冬瓜と油揚げの煮浸し

◎税込サービス価格 540円
本日は、鱧(ハモ)ご飯です。
夏のシーズンも終わりですが、今回は秋の落ち鱧になります。
瀬戸内産の大きなハモ。

落ち鱧とは夏の産卵後に旺盛な食欲を満たし、身は肥えて脂を蓄えた美味しいハモです。
祭りの時期に珍重されるハモチリ(湯引き)に使うのが大体500g前後。
今回のように照り焼きには1kg前後を使います。

ウナギやアナゴもそうですが、焼くと小さく縮んでしまいます。
ハモとて同じで大きな肉厚のものを使います。
香ばしく照り焼きにしたハモを黄金出汁で炊飯します。



ハモは淡白な魚ですが、大きく脂ののった焼きハモを使うと独特の旨みがあります。
ちょっと贅沢なご馳走ご飯。
お昼にいかがでしょう?

◆おかず◆ ジャガイモ旨煮 太もやし玉子 切干大根の酢の物

◎税込サービス価格 530円
朝晩はかなり涼しくなりました。
昨日の早朝は真夏の格好で仕入れに行き、危うく風邪をひくところでした。
自営業者は体調を崩しても休めませんので、普段の健康管理が大切です。
季節の変わり目・・
皆さんもお気をつけ下さい。

本日は、豆鹿尾菜(マメヒジキ)ご飯です。
柔らかく水煮にした大豆と国産(天草)のヒジキを使った栄養満点の炊き込みご飯です。



実は9月15日はヒジキの日。
栄養価の高いヒジキを食べ、健康で長生きするようにとのことから旧敬老の日の9月15日にしました。
ところが2001年改正のハッピーマンデー制度により、9月の第三月曜日が敬老の日になりました。
敬老の日は当店もお休みで、だったら15日にしたかったのですが、ちょっと都合がありまして(苦笑)前倒しです。

ヒジキの栄養は桁違いで、毎日でも食べたい食品です。
歯や骨を形成するカルシウムは牛乳の約12倍。
腸を整え元気にする食物繊維はゴボウの約7倍。
貧血予防の鉄分は鶏レバーの約6倍。
血液の循環を良くするマグネシウムはアーモンドの約2倍もあります。
男性はもちろんですが、特に女性は摂りたいものですね。

乾物の芽ヒジキを戻し、水煮大豆と油揚げを入れ黄金出汁で炊飯します。
栄養満点かつ大変美味しいヒジキご飯。
身体が喜ぶ献立です。

◆おかず◆ パプリカの衣揚げ サツマイモ(紅あずま)の甘露煮 高野豆腐の含め煮

◎税込サービス価格 510円
本日は料理教室の日でした。
今日の献立は、秋刀魚ご飯、つらら椎茸、けんちん春巻き、浅蜊のヌタの四品でした。


お味や香りをお伝えできないのが残念です

当店でもお馴染みの今が旬の秋刀魚(サンマ)ご飯。
掃除をしたサンマをフライパンで焼き、上身にして黄金出汁で炊飯します。
炊けたらざっくりと混ぜ、煎りゴマと刻んだ細ネギをふり、スダチを搾ります。
これは美味しいと、おかわりされる方も・・
今回は内臓を抜いたサンマと内臓も付けたサンマをそれぞれ別の炊飯器で炊いて食べ比べました。
どちらも美味しいけど、内臓も炊き込んだ方がサンマの持ち味が生きるというご意見が多くありました。

汁物にはつらら椎茸(シイタケ)を。
極上の一番出汁に、桂剥きにした大きなどんこ椎茸を入れた珍しいお吸い物を。
ベテラン主婦の方も多く、皆さんの包丁使いは私と遜色ありません。(汗)
上手に剥かれ、難なく出来上がりました。

けんちん春巻きは豆腐に野菜の具材を入れたものを春巻きの皮で包んで揚げた精進料理です。
水切りした豆腐を潰し、刻んだニンジン、ゴボウ、キクラゲ、モヤシなどと共に一度煮込んで味付けを。
それを春巻きの皮で包み、油でカラリと揚げて完成。
春巻きといえば中華のイメージですが、豆腐を使うと立派に和食になります。

浅蜊(アサリ)のヌタは活けのアサリを酒蒸しにして身を取り出します。
湯がいたワケギとワカメを辛子をきかせた特製の酢味噌で和え、紅たでを天盛りにします。
すべてを真面目に作ったヌタはスーパーや惣菜屋さんのものとは一線を画する味。
手間暇は嘘をつきません。
手抜きせずに丁寧に作ると、きっと美味しく仕上がります。
本日もご参加ありがとうございました。
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プロフィール
HN:
しきしき
年齢:
17
性別:
非公開
誕生日:
2007/10/08
職業:
料理家
趣味:
料理とお菓子の研究
自己紹介:
以前はこだわりの料理屋を営んでおりましたが、より沢山の方に召し上がっていただきたく、炊き込みご飯と雑菓子の店を本町にオープンいたしました。どうぞよろしくお願いいたします。

<営業時間>
11:00より売り切れ次第終了

<定休日>
土・日・祝祭日

<所在地>
大阪市中央区久太郎町2-5-18

<電話>
(06)6245-5636

<ご予約>
8:00~11:00までにお願いいたします。
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