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今日の献立
今日は冬至です。
一年の内で最も夜の時間が長い、二十四節気の22番目。
残りは小寒、大寒と続き、年が明けて立春になります。

古来より冬至には柚子湯に入って南瓜を食べるという風習があります。
柚子湯に入って温まり、夏に収穫し保存しておいた南瓜を食べると風邪をひかないといわれています。
南瓜に含まれるカロテンは免疫力を向上させ、風邪をひきにくくする効果があります。
またビタミン類も豊富で、冬に少なくなる緑黄色野菜を補うという考えです。



ただ、昨今の南瓜は少し勝手が違います。
産地からは完熟で出荷され日持ちがしない。
特に北海道産は一週間も持ちませんから、とても保存がききません。

当店では毎年冬至は南瓜ご飯です。
今は国産がほとんど終わり輸入物が主。
仕方がないので珍しく注文を入れました。
しかし高価ですね、今の南瓜は。
輸入物でも高くてびっくりしました。
今回は馴染みの業者さんに佐賀の南瓜を分けてもらえました。



南瓜をサイコロに切り、薄出汁で炊飯する南瓜ご飯。
お昼は当店の南瓜ご飯を食べ、夜に柚子湯に入っていただけば完璧でしょう!

◆おかず◆ 竹輪の磯辺揚げ オランダの卵とじ 冬大根の田楽

◎税込価格 500円

【年末年始のお知らせ】
誠に勝手ながらおせちの準備の為、25日(木)~1月5日(月)まで休業させていただきます。
ご不便をおかけしますが、ご理解よろしくお願いいたします。
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乾物や日持ちのする物が主ですが、産地から少しずつ食材が届き始めました。
毎年好評の干し数の子に子持ち昆布、京丹波の黒豆も到着です。



重箱も着く予定ですが、未だ来ず・・
配送業者の方も今が一番忙しい時ですから致し方ないですね。



何もかも値上がりして辛い所ですが、今年も妥協せずに頑張りたいと思います。

本日は、鱈子(タラコ)ご飯です。
北海道産の生タラコを使います。


黒い部分は苦玉(胆嚢)の色です。

通称は助子。
介党鱈(スケトウダラ)の卵巣なので助子になりますが、何故か助の字が違います。(笑)
ちなみに真鱈の卵巣は真子と呼びます。



これから年末にかけて大量の助子が並びます。
お値段も日に日に上がってきますので、早めに買って冷凍されるのもいいかもしれません。

色も個体差があり、白っぽいものやオレンジ色のものがありますが、味は変わりません。
今回のご飯も一度煮含めて炊飯しますが、助子を炊く時は、やや甘めの出汁に生姜をきかせてコトコト煮込みます。
助子の含め煮は冬のご馳走ですね。

◆おかず◆ 黄芯白菜とがんも煮 高野豆腐 ポテトサラダ

◎税込サービス価格 500円
本日は、鮪(マグロ)ご飯です。
那智勝浦(和歌山)産の近海生マグロを使います。

今回のマグロは腹身が多かったせいか、脂のりが抜群です。
身はしっとりとし、ホロホロとほぐれる身は柔らかく上物です。

マグロはDHAやEPAがたっぷりと含まれます。
これは当店の黄金出汁にもいえますが、本日は出汁にマグロを入れて炊飯する飛び切りのご飯。
どちらの栄養素も人の体内では作れないものですから、積極的に摂りたいものです。

マグロご飯を食べて脳の活性化や各種成人病予防、また、美肌効果があるのも嬉しいですね!

◆おかず◆ 鳴門金時の甘露煮 ワサビ菜の卵炒め トマスパ

◎税込サービス価格 500円

【本日はサービス券の発行日です】



★わさび菜・・からし菜の親戚ですが、ピリッと辛く爽やかな大人の味。露地物はこれからの寒い時期が旬になります。
昨日は冬の雨で少し残ってしまいました。
新ゴボウのご飯・・美味しかったので残念です。

本日は、甘栗ご飯です。
天津甘栗を昆布の出汁で炊き込んだご飯は毎回人気です。

甘栗も皮むきに時間を要します。
もちろん手でむけますが、寒さで鬼がらが実にくっついて、中々うまくいきません。
数えたことはありませんが、約6キロの甘栗ですから何千個あるのでしょうか?
むいた後にさらに包丁で割ります。

そのままだと、ゴロゴロし過ぎますから。



薩摩芋や南瓜など自然の甘味はご飯にしても美味しいものです。
今回の甘栗も栗が本来持つ甘味でして、特に味つけしたものではありません。
ほのかな甘味に胡麻塩をパラリ・・
これが合いますね。

◆おかず◆ 茄子の衣揚げ 鍋ちゃん葱とお麩の煮浸し サラダブロッコリー

◎税込サービス価格 520円
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プロフィール
HN:
しきしき
年齢:
17
性別:
非公開
誕生日:
2007/10/08
職業:
料理家
趣味:
料理とお菓子の研究
自己紹介:
以前はこだわりの料理屋を営んでおりましたが、より沢山の方に召し上がっていただきたく、炊き込みご飯と雑菓子の店を本町にオープンいたしました。どうぞよろしくお願いいたします。

<営業時間>
11:00より売り切れ次第終了

<定休日>
土・日・祝祭日

<所在地>
大阪市中央区久太郎町2-5-18

<電話>
(06)6245-5636

<ご予約>
8:00~11:00までにお願いいたします。
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