今日の献立
本日は、枝豆ご飯です。
大阪 恩智(おんぢ・八尾)の枝豆を使います。

枝豆は未熟な大豆を枝ごと収穫したものです。
大抵は枝から離して袋などに入れて売られています。
時々、枝付きで売られていることがありますが、枝付きのまま茹でた方が美味しいともいわれます。
料理屋などでは、莢(サヤ)の端をハサミでカットして茹でる場合があります。
これだとより塩分を吸収し、見た目も手を加えましたといった風になるからでしょうか。

たっぷりの粗塩で枝豆をゴシゴシ揉んで表面の産毛をとります。
鍋に湯を沸かし、塩揉みした枝豆をそのまま入れます。
今回はご飯ですので、やや硬めに茹でて陸上げします。
莢から豆を出し、さらに薄皮を剥いて2つに割ります。
新米が炊けたら茹でた枝豆を入れ、少し蒸らせば完成です。

夏が旬の枝豆。
今年は今回が最終になります。

◆おかず◆ 新レンコンの磯辺揚げ トマト玉子 キュウリとツナの酢の物

◎本日の価格 490円

【本日はサービス券の発行日です】
申し遅れましたが、昨日から一足早く新米に変わりました。
新米のコシヒカリとピュアホワイトが絶妙な味わいで、この国に生まれて良かったと思う瞬間でした。
しばらくはこの新米コシヒカリを使わせていただきます。

本日は、新・秋刀魚(サンマ)ご飯です。
秋を代表する食材サンマがいよいよ登場です。
思い出しますのは、以前のお店では毎年初セリのサンマを仕入れたことです。
サンマの塩焼きが一尾3,500円!
刺身は片身を使いますので少しお安くできましたが、今では考えられないお値段です。

76f46f68.jpg 空輸で届いた新さんま

今年もサンマが高値です。
不漁が理由ですが、逆に質は非常に良いです。
丸々とよく肥えて脂ののりも最高。
サンマを選ぶ時は、魚体の色艶が良く頭が小さく見えるもの。(身体が肥えているもの)
口の先がオリーブ色のものは美味ですね。
産地で言えば北海道。
特に8月のサンマは身質良く美味しいです。

今回のサンマはもちろん新物の釧路産。
小顔?の太ったサンマです。
サッと炙って生姜をきかせたお出汁で炊飯します。
上がりに万能ネギをパラリ。
まだまだ高価なサンマですが、サービス価格でご提供します!

◆おかず◆ 生芋コンニャクと飛竜頭煮 南瓜のサラダ 万願寺の焼き浸し

◎サービス価格 500円
本日は、玉蜀黍(トウモロコシ)ご飯です。
何度か炊いたトウモロコシですが、本日がシーズン最終となります。

最後ということで北海道より幻のコーン「ピュアホワイト」を仕入れました。
幻と言われたのはひと昔前の話で最近では時々見かけることができます。
名前の通り、純白のトウモロコシ。
糖度は15度から19度でメロンと同等かそれ以上。
フルーティーでジューシー、クリーミーな甘さで生でも食せます。

purewhite2.jpg 富良野のピュアホワイト

なぜ幻かといいますと、栽培が難しく非常に手間暇とリスクを伴います。
黄色いトウモロコシの花粉が飛ばないよう、300Mは離して隔離し栽培します。
よって生産する農家も少なく絶対量が少ない為に大変希少価値があります。
お値段が高価なのも致し方ないですね。

今回のピュアホワイトは超大粒。
高価でも皆さんに喜んでいただく為に頑張りました!
今回もサッと炙り、贅沢にバターも使って炊飯します。
もちろん、芯を煮だしたお出汁で・・・
今年最後の名残りのトウモロコシ、ピュアホワイトをぜひどうぞ!

◆おかず◆ 高野豆腐の揚げ浸し チンゲン菜と油揚げの煮浸し マッシュルーム玉子

◎サービス価格 500円
少しずつ朝晩が涼しくなってきました。
耳をすませば秋の虫の音が・・・
私の住む所は標高120Mくらいの兵庫の田舎ですからなおさらでしょうか?

本日は、桜海老ご飯です。
駿河湾(静岡)の宝石ともいわれる、あの小さく薄紅色に輝く海老です。
ただ、桜海老漁は春漁と秋漁のみで現在は禁漁期間。
先の漁で釜揚げにされたものを急速冷凍にかけた卸からの流れ品です。
-50℃での保存ですから劣化もなく新鮮そのもの。
美味しい桜海老ご飯になるでしょう!

海老の中でも一二を争う高級品。
上品で高貴なお味をご堪能ください。

◆おかず◆ 紅しょうが(有機国産)の天ぷら 京三つ葉の卵とじ こどもピーマンの和風マリネ

◎サービス価格 500円

codomopiman.jpg このシワが食べ頃サインです

◇こどもピーマン・・・皆さんご存知でしょうか?
京都のタキイ種苗が開発した商品で、肉厚でジューシー。
苦くなく青臭くない品種で、子供も美味しく食べれるピーマンだとか。
私は普通のピーマンも大好きですが。
新米が出るまであと数ヶ月。
突然米屋さんから今のお米(大分県産ひとめぼれ)の在庫が切れそうだと連絡がありました。
新たに仕入れることもできるそうなのですが、それだと卸値が上がるとのこと。
お弁当のお値段を上げることもできないので、代替品を検討しました。
在庫のある中から選んだのが山口県産のコシヒカリ。
高いお米なのですが、今の卸値に合わせてくれるそうです。
ただ、コシヒカリは柔らかくて粘りがありますので少し食味が変わるかと思います。
新米の時期にはまたひとめぼれに戻るかとは思いますが、今年も高値で推移する模様ですのでまだ未定です。

米屋さんでは今年見送られた福島県産のお米ですが、この秋の新米から取り扱うそうです。
米どころ福島・・・
すべてのお米を検査して、基準値以下のお米しか出荷しない徹底管理で消費者の信頼回復に努めているようです。
開店当初は当店でも福島産コシヒカリを仕入れていましたが、ここ4年ほどは大分産ひとめぼれです。
いろいろ試した結果、炊き込みご飯との相性が良くずっと使い続けています。

個人的には検査に合格した福島米を食べることになんら抵抗はありませんが、お弁当を提供する側といたしましては、お客様が不安な気持ちになるお米は使えません。
ただ、当店のようにお米の産地や銘柄まで公表している場合は少ないと思います。
街にあふれる外食店や中食店など、外米や福島米は当然使われていると思います。
それらを毛嫌いする方の中でも知らず知らずの内に食されているのではないでしょうか?
東北の方を応援したいという気持ちは強いのですが難しいのが現状です。

★お客様から誕生日のお祝いをいただきました。
ありがとうございます!
どちらも美味しくいただきました。

cake-2012.jpg パティシエ コーイチさんのケーキ

fruitsmochi.jpg 松竹堂さんのフルーツ餅


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プロフィール
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しきしき
年齢:
17
性別:
非公開
誕生日:
2007/10/08
職業:
料理家
趣味:
料理とお菓子の研究
自己紹介:
以前はこだわりの料理屋を営んでおりましたが、より沢山の方に召し上がっていただきたく、炊き込みご飯と雑菓子の店を本町にオープンいたしました。どうぞよろしくお願いいたします。

<営業時間>
11:00より売り切れ次第終了

<定休日>
土・日・祝祭日

<所在地>
大阪市中央区久太郎町2-5-18

<電話>
(06)6245-5636

<ご予約>
8:00~11:00までにお願いいたします。
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