今日の献立
今日も早朝から市場へ。
雨も心配しましたが、午前中はよいお天気に。
日頃の行いが良いのでしょうか?(笑)

野菜もかなり安くなりましたが、特別安いものもなく、定番の商品ばかりです。
実は私、変わったものや珍しいものが大好きなのですが、そういったものはあまりありません。
昔から普通の料理人が敬遠するようなマニアックな食材も進んで仕入れていました。

ただ・・
当店のお客様は基本的に知らない食材(献立)は避ける傾向にあります。
今まで食したことがなく、よく分からないものは、少々敷居が高いようです。
残念なことですが、一度食していただいた方は美味しかったと仰います。
しかし、そのまず一口を食べていただくのが難しいのですが・・(苦笑)

で、帰りに道具屋さんへ。
赤膚焼(アカハダヤキ)の銘々皿を購入。
実は父の出身が奈良県大和郡山市で、赤膚焼の本場としても親近感があります。
ただ有名なのは金魚や郡山城の方でしょうか?


器もしょっちゅう買いますが、中々アップできません。

私が幼少の頃、よく祖母に連れられてお城の辺りへ行きました。
主に昆虫採集だったと思いますが、時々お城の上戸から十二単を召したお姫様を見ることができました。(今思えば着物を着て住んでおられたとは思えず、単にパフォーマンスだったのでしょうか?)
もちろん今は祖母も他界し、お城の現状も分かりません。
また、父の生家も存在しません。

祖父母の家に里帰りするのは私の楽しみのひとつでした。
京都のそれと同じように縦に長い町家でした。
ガラガラガラと引く木の引き戸。
入り口には囲炉裏があり、長い土間の片側には畳の間が広がります。
その反対側にはおくどさん(かまど)。
流しはタイル張りで、その奥には井戸があり、昔ながらの作りです。
天井は吹き抜けで大きな梁がありました。
その下には檜のお風呂・・
私が料理の世界に入る前でしたが、一度その炊事場で料理をしたかったものです。

夏はちょうど真ん中に位置する坪庭でスイカを頬張ったものです。
食べた後はそのまま縁側でお昼寝。
縦に長く風通しもすこぶる良く、風鈴の音を聞きながらのお昼寝はたいそう気持ちが良かったものです。
今では懐かしい、はるか昔の遠い記憶です。

長文失礼いたしました。
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2007/10/08
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料理家
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料理とお菓子の研究
自己紹介:
以前はこだわりの料理屋を営んでおりましたが、より沢山の方に召し上がっていただきたく、炊き込みご飯と雑菓子の店を本町にオープンいたしました。どうぞよろしくお願いいたします。

<営業時間>
11:00より売り切れ次第終了

<定休日>
土・日・祝祭日

<所在地>
大阪市中央区久太郎町2-5-18

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