今日の献立
型抜きともいいますが、型抜きといえば縁日を思い浮かべます。
ちょっと歳がバレそうですが、硬いガムのような板に絵が浅く彫ってあり、板が割れないように針のようなものでなぞっていきます。
で、みごと板が割れずに切り抜けたら商金が貰えるんです。
根気のない私はいつも割っていましたねぇー(笑)

katanuki.jpg

で、こちらの抜き型は主に野菜をくり抜きます。
梅や桜に銀杏や松など、季節を演出するものが多いです。
抜いた野菜がさり気なく入っていると、ちょっと粋ですね。
お待たせしました!
本日は、新・筍(タケノコ)ご飯です。
福岡から春の新筍が入荷しました。

takenoko6.jpg 新タケノコ 8kg

今年の冬はかなり冷えこんだ関係で筍の入荷もさっぱり。
で、昨年に比べて若干遅れて入荷です。
昨年の1回目は2月の終わり頃でしたので、今年は約半月遅れです。

やはりまだ少し小さめの筍。
ですが、やはり新物は違います。
アク抜きするのに湯がいていると、何とも言えぬ筍の香りが・・・
毎春、私はこの香りで春の訪れを感じます。

濃厚なお出汁に下処理した筍のスライスと油揚げ。
他には何もいらないでしょう!
真っ当な筍ご飯をワンコインで・・・日本広しと言えども当店だけです。

◆おかず◆ ペコロスの衣揚げ 京水菜の煮浸し トマスパ

◎サービス価格 500円

【本日はサービス券の発行日です】
お客様から天然塩をいただきました。
奥能登珠洲(スズ)産の直火を使わずに天日干しと同条件で作られたものです。
ミネラル分が損なわれずにたっぷりと含まれているので、ほのかな甘みと旨みがある塩。
しかし、このお客様は今週で退職されます。
思えば数年前、当初は時々のご来店でした。
それから週3日になり、今では毎日ご来店のしきしきマニア。
来週からお顔を見れないかと思うと寂しくなりますが、ひとまずはお疲れ様でした。
また、長い間お世話になりありがとうございました。

tennennoshio.jpg

本日は、豌豆(エンドウ)ご飯です。
紀州のうすい豌豆。
決め手は「塩」ですが、今回はこの奥能登の天然塩を使わせていただきます。
最近の当店の献立は、冬と春の食材が行ったり来たり。
冬の名残りと春の走り・・・季節の変わり目は毎回こんな感じです。

春は別れの季節。
しかしまた、出会いの季節でもあります。
去るお客様もいれば、新規のお客様も来られます。
本日は少し感慨深い青豆ご飯です。

◆おかず◆ 椎茸フライ カブの含め煮 サニーレタスの卵炒め

◎本日の価格 490円
本日は、真鱈(タラ)ご飯です。
北海道で水揚げされた小型の真ダラを使います。

namadara.jpg 鮮度抜群の生ダラ 6kg

当店での過去のタラご飯はすべて干鱈を使ったものでした。
天日で干したタラを水で戻して使います。
しかし今回は、初めて鮮魚のタラを使います。

たらふく食う・・・タラは何でも丸呑みにするというのが語源とか。
食欲旺盛で、常に胃袋はいっぱいです。
ですから鮮度が落ちると、胃袋の中身が腐って異臭がするわけです。
タラは臭いがする魚、と勘違いされる方が多いように思います。
しかし、鮮度の良いタラは非常に美味!
タラチリなどは冬のご馳走です。

今回はフグ飯などと同じように、一度煮つけて身を味付けし、その炊いた煮汁でご飯を炊きたいと思います。
タラの濃厚な旨みと独特のゼラチン質がなんともいえないご飯です。

◆おかず◆ 春菊の卵とじ 風呂吹き大根 国産ブロッコリー

◎本日の価格 500円


昨日は小雪がちらつき真冬に逆もどり。
あまりお出まし下さらず、こういう日は当店もスローペース。
お弁当が完売したのは夕方でした。
しかし、銀杏ご飯はやはり美味でした。

本日は、大根めしです。
泉州から新鮮な大根葉(間引き菜)が入荷しました。
非常にひなびた味わいの地味ながら奥深いご飯。
料理屋ではお客様にお出しした大根の残りの皮や葉で賄いを作ります。
しかしこれがまた旨いわけです!
賄いにしておくのは勿体無いと、当店では時々ご飯にしています。

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皮ごと短冊に切った大根とザク切りにした大根葉をサッと炒めます。
ゴマ油にバター、お醤油で更に炒めて汁を切ります。
炊飯器にお出汁を調味し、炒めた大根を入れて炊飯します。
少し蒸らせば・・・なんとも香ばしい食欲をそそる真冬日の大根めしです。

◆おかず◆ 米ナス衣揚げ チンゲン菜と油揚げの煮浸し サツマイモの小倉和え

◎本日の価格 480円
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プロフィール
HN:
しきしき
年齢:
17
性別:
非公開
誕生日:
2007/10/08
職業:
料理家
趣味:
料理とお菓子の研究
自己紹介:
以前はこだわりの料理屋を営んでおりましたが、より沢山の方に召し上がっていただきたく、炊き込みご飯と雑菓子の店を本町にオープンいたしました。どうぞよろしくお願いいたします。

<営業時間>
11:00より売り切れ次第終了

<定休日>
土・日・祝祭日

<所在地>
大阪市中央区久太郎町2-5-18

<電話>
(06)6245-5636

<ご予約>
8:00~11:00までにお願いいたします。
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