今日の献立
本日は、青豆ご飯です。
青豆と言えば豌豆(エンドウ)ですね。

endou.jpg 紀州うすい 5kg

まだ走りですが、やっと豌豆の季節を迎えました。
これから初夏までが旬になりますが、今の出始めが一番皮も薄くおいしいと思います。
梅雨時分になりますと、皮が厚くなり少し口に残る感じになりますので。 

今回は和歌山産の「紀州うすい」を使います。
うすいはグリーンピースと違い、実が大きくて甘みがあります。
皮も薄くて青臭くありません。
私も子供の頃はグリーンピースが嫌いでしたが、大人になり、うすい豆のおいしさを知ってから大好物になりました。
グリーンピース嫌いの方は一度ご賞味してください。

青豆ご飯は、皆さん色々な作り方をされます。
私も色々試してみましたが、最終的に、ごくシンプルな炊き方に行き着きました。
よい素材は、あまり弄り過ぎない方がよろしいかも知れませんね。

◆おかず◆ 新じゃがの空揚げ餡かけ 京都ほうれん草のお浸し カレーキャベツ

◎本日の価格 490円

◇13日(水)は、勝浦産 マグロご飯です。

統一地方選挙・・・料理屋時代にご贔屓にしていただいた先生が出馬されるので行ってきました。(どんな選挙でも必ず行きますが)
結果は恐らく大丈夫でしょうが、東京や大阪の方が気になります。

本日は、新子(シンコ)ご飯です。
江戸前では新子と言うとコノシロ(コハダ)の小さいものを指しますが、関西ではもっぱらイカナゴの稚魚のことを言います。

三陸の新子(イカナゴ)は放射線の影響で禁漁になりました。
関西では瀬戸内産が主で、今が最盛期になります。
春の一時期だけの漁ですから、当店で扱うのは今回のみになると思います。
シラス(イワシの稚魚)とは少し異なる風味と食感...春を感じる瞬間です。
先に炊いたホタルイカご飯も何とか後一度は炊きたいと思っております。

瀬戸内の春は飯蛸(イイダコ)漁も最盛期です。
蛸飯のリクエストもいただいているのですが、この飯蛸漁が終わらないことには豆蛸も入ってきません。
蛸飯はもう暫くお待ちください。

◆おかず◆ 高野豆腐の揚げ浸し 渭東ねぎの卵とじ さつま芋の小豆煮

◎本日の価格 480円

◇12日(火)は、走りの豌豆(エンドウ)ご飯です。

本日は、鹿尾菜(ヒジキ)ご飯です。 
先日炊いた、本物の生ヒジキ。
今年はアレ、一度きりになってしまいました。
やはり、本当の生はなかなか出回りませんね。
ちなみにスーパーで見かける生ヒジキ・・・あれは乾物を戻したものです。

で、今回は乾物を使います。
熊本県天草産、貴重で高価な国産物です。
ヒジキは冬から春先に群生し、春に採取したものが乾物になります。
特に栄養素が半端ではありません。
カルシウムが牛乳の約12倍、食物繊維はゴボウの約7倍、鉄分は鶏レバーの約6倍もあります。
ビタミンやミネラルも多く含み、先日の玉ねぎと並び、かなりの健康食品です。

栄養が偏った現代人には、ぜひ摂りたい食品の一つですね。

さらに今回は大豆も入れて、豆ヒジキご飯にします。
身体に良く、とても美味しいヒジキご飯をぜひご賞味ください。

◆おかず◆ 炊き合わせ(青首大根・金時人参・生芋コンニャク・がんもどき) じゃこキュウリ

◎本日の価格 480円

本日は、長芋ご飯です。
北海道 襟裳(エリモ)産の長芋を使います。

長芋と言いますと、よく居酒屋などで出てくるタンザクを思い浮かべます。
生の長芋を短冊状に切り、鶉の卵と針海苔を乗せて、ワサビ醤油などでいただきます。
シャキシャキとして美味しいですね。
その長芋を、当店では炊き込みご飯にします。
実は長芋は煮てもなかなか美味しいものです。
生とは少し違った、ホクホクとした食感になります。
炊き込みご飯にしても非常に美味です。
ただ白いので、どこに入っているのか良く分かりませんが。(苦笑)

さつま芋やじゃが芋などに比べて少し値の張る芋ですから、頻繁に使う食材ではありません。
当店がオープンして約三年半になりますが、過去に二度ほど炊いたのみです。
本日、三度目の長芋ご飯はいかがでしょうか?

◆おかず◆ 春人参の精進揚げ 小松菜の煮浸し 焼き寅さん

◎本日の価格 480円

torasan.jpg 寅さん...エノキとナメタケを合わせた感じです。

◇8日(金)は、ヒジキご飯です。

本日は、黒大豆ご飯です。
北海道産の黒大豆を今回はたっぷり2キロ使います。

ed9bcf50.jpg

当店の煎り豆ご飯は、今回の黒大豆と鶴の子大豆があります。
黒豆の方が大粒で食べ応えもあり、値は張りますが人気があります。
豆ご飯は水煮か乾煎りにしますが、手間をかけて煎った方が香ばしくて美味ですね。
今回も煎り大豆にしましょう!
黒豆をフライパンに一列で並べ、とろ火で根気良く乾煎りします。
せっかちな方はダメですね。
強い火で早く煎ろうとすると焦がして苦くなります。
気長にゆっくりと煎りましょう!
煎った豆を昆布出汁で炊飯すれば、大変香ばしい黒大豆ご飯の完成です。

◆おかず◆ 三つ葉のお浸し 白菜の卵とじ パプリカフライ

◎本日の価格 480円

◇7日(木)は、長芋ご飯です。

カレンダー
06 2025/07 08
S M T W T F S
5
6 12
13 15 18 19
20 21 26
27 29 30 31
最新コメント
プロフィール
HN:
しきしき
年齢:
17
性別:
非公開
誕生日:
2007/10/08
職業:
料理家
趣味:
料理とお菓子の研究
自己紹介:
以前はこだわりの料理屋を営んでおりましたが、より沢山の方に召し上がっていただきたく、炊き込みご飯と雑菓子の店を本町にオープンいたしました。どうぞよろしくお願いいたします。

<営業時間>
11:00より売り切れ次第終了

<定休日>
土・日・祝祭日

<所在地>
大阪市中央区久太郎町2-5-18

<電話>
(06)6245-5636

<ご予約>
8:00~11:00までにお願いいたします。
バーコード
カウンター
カウンター
"しきしき" WROTE ALL ARTICLES.
PRODUCED BY SHINOBI.JP @ SAMURAI FACTORY INC.