今日の献立
祇園さんに天神さん・・
この時期になると食べたくなる食材があります。

本日は、鱧(ハモ)ご飯です。
夏を代表する高級魚のハモが瀬戸内から入荷しました。

ツユの水を飲んで美味しくなるといわれるハモ。
秋に産卵するハモは夏が旬になります。

歯も鋭く獰猛な外見からは想像できないほど上品で洗練された食味。
生命力も強く、大抵は活けで入荷します。
ただ淡白なだけではなく、ほどよく脂ものり、ホロッとした口触りはかなりの美味。
厄介なことといえば、頭から尾の方へ並んだ無数の小骨。
この小骨は抜くことができない為、そのままでは食べられません。
そこでハモを美味しく食すには骨切りという作業が必要になります。



骨切り十年・・ハモの骨切りができれば一人前ともいわれる難しい作業。
一寸の間隔に20以上の切り込みを入れていきます。
達人になると25切れも入れるといわれる職人芸。

ハモはクセもなく食べやすい魚ですから調理法も様々です。
有名なのは鱧ちり(湯引き)、照り焼きに天ぷら、そろそろ出てくる松茸との土瓶蒸しなどは贅沢の極みです。
ただ炊き込みご飯にするのは当店くらいでしょうか?
他店では食べたことがありませんから。



炊飯する出汁はもちろんハモのアラでとります。

身はサッと煮付けた後にトッピングを。

夏を代表する高級魚のハモご飯。
出血価格でのご提供ですので、ぜひご賞味ください。

◆おかず◆ 茄子の揚げ浸し 加賀太胡瓜の含め煮 蒟蒻の田楽

◎税込出血価格 520円 
 この記事にコメントする
お名前
タイトル
メールアドレス
URL
コメント
パスワード
カレンダー
10 2024/11 12
S M T W T F S
2
3 4 9
10 16
17 22 23
24 25 26 27 28 29 30
最新コメント
プロフィール
HN:
しきしき
年齢:
17
性別:
非公開
誕生日:
2007/10/08
職業:
料理家
趣味:
料理とお菓子の研究
自己紹介:
以前はこだわりの料理屋を営んでおりましたが、より沢山の方に召し上がっていただきたく、炊き込みご飯と雑菓子の店を本町にオープンいたしました。どうぞよろしくお願いいたします。

<営業時間>
11:00より売り切れ次第終了

<定休日>
土・日・祝祭日

<所在地>
大阪市中央区久太郎町2-5-18

<電話>
(06)6245-5636

<ご予約>
8:00~11:00までにお願いいたします。
バーコード
カウンター
カウンター
"しきしき" WROTE ALL ARTICLES.
PRODUCED BY SHINOBI.JP @ SAMURAI FACTORY INC.