今日の献立
本日は、鯛(タイ)めしです。
前回は産卵前の桜鯛の時期でしたので、約三ヶ月ぶりの鯛めしになります。

鯛とて今や養殖が主流。
しかし当店の鯛めしは天然近海ものしか使いません。
今回は佐世保(長崎)から入荷した1枚が約2.5キロの大型の真鯛です。



夏場の鯛は味が落ちるといわれます。
それは春の産卵で体力を消耗し、身質が回復するまで秋口までかかるといわれるからです。
現に当店でも真夏に鯛は扱いませんでした。
ただ、それも場合によりけりです。
安くて良い真鯛が目の前にあれば、食べていただきたいと思うのも人情。
秋口から春先の真鯛の脂のりからすれば少し淡白でしょうが、それほど落ちることもありません。
こんがり焼くと真鯛独特の良い匂いが・・
「腐っても鯛」なんてことわざがありますが、やはり鯛は鯛ですね。
ザ・高級魚!姿形は王者の風格があります。

大きな鯛はウロコを引くのも大変です。
厚く大きなウロコをバリバリ引き、二枚に下ろせば透き通ったピンクの身が現れました。
やはり美しいですね、真鯛は。
鯛を料理するのは特に身が引き締まります。
おめでたい席など、すべてにおいて最上の魚が真鯛ではないでしょうか?



その中でもやはり天然ものは特別です。
餌の加減と運動不足から、やや黒っぽい養殖ものはまったく別の魚のよう。
値段にして3倍から5倍以上するのも致し方ありません。

真鯛をサッと焼き、骨と荒からとった鯛出汁で炊飯します。
天然の鯛めしなど本来は料亭の味。
これほどリーズナブルな価格でご提供できるのは日本広しといえども当店だけです。

◆おかず◆ 讃岐ネギと油揚げのヌタ 千両茄子のゴマ和え ピリ辛コンニャク

◎税込特別価格 530円
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2007/10/08
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料理家
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料理とお菓子の研究
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以前はこだわりの料理屋を営んでおりましたが、より沢山の方に召し上がっていただきたく、炊き込みご飯と雑菓子の店を本町にオープンいたしました。どうぞよろしくお願いいたします。

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11:00より売り切れ次第終了

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