今日の献立
昨日のニュースによりますと、昨年の消費増税以降に落ち込んだ消費はいまだ回復する気配はなく、専門家の予測では、増税以前の水準に戻るには後一二年はかかるとのことです。
しかしそんなにかかっていては、また今度は10パーセントに上がってしまいます。
特に本町ではあまり良い話は聞こえてきません。
当店のお客様も自前のお弁当で賄う方が増えています。
せっかくのチャンスだった大阪都構想も否決され、特に大阪に限っては良くなる要素もなく、お先が真っ暗でございます。

本日は、蛸(タコ)めしです。
実は最近、離れる方がいる一方、新規のお客様も多く大変ありがたく思っています。
そんな方はご存知ないでしょうが、当店の第一回目の献立がタコめしでした。
当初は月曜日と木曜日の週二回はタコめしと決まっておりまして、当店の名物になっていました。

4年前の東日本大震災以降タコが高騰。
自然と当店の献立からも回数が減っていきました。
今では数ヶ月に一度のペースですが、忘れられないよう続けていきたいと思っています。

当店が使うタコは真ダコか岩ダコ。
それも豆ダコといわれる小さめを使います。
産地は明石から淡路もの。
もちろんお刺身用の活けダコを使います。

活けダコは身が締まっていますので、分厚く切ると硬くて噛み切れません。
よって薄くスライスし、そのまま生で炊飯します。
生で炊くとエキスがたっぷりとご飯に吸収され、旨みの濃いタコめしになります。
たまにタコが小さいという方もおられますが、ご飯との一体化を想定し、豆ダコを生で炊飯しますので縮んで小さくなってしまいます。
その代わり旨みと食感はバツグンですので、大きいのが良い方は、たこ焼き店のタコめしがよろしいかと。
ただ、あれは輸入のボイルダコを単なる醤油ご飯に混ぜ込んだ、タコめしもどきになりますが・・

◆おかず◆ 高野豆腐の含め煮 パプリカと新玉ネギの酢の物 三度豆の卵とじ

◎税込サービス価格 520円
 この記事にコメントする
お名前
タイトル
メールアドレス
URL
コメント
パスワード
カレンダー
04 2024/05 06
S M T W T F S
3 4
5 6 11
12 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
最新コメント
プロフィール
HN:
しきしき
年齢:
16
性別:
非公開
誕生日:
2007/10/08
職業:
料理家
趣味:
料理とお菓子の研究
自己紹介:
以前はこだわりの料理屋を営んでおりましたが、より沢山の方に召し上がっていただきたく、炊き込みご飯と雑菓子の店を本町にオープンいたしました。どうぞよろしくお願いいたします。

<営業時間>
11:00より売り切れ次第終了

<定休日>
土・日・祝祭日

<所在地>
大阪市中央区久太郎町2-5-18

<電話>
(06)6245-5636

<ご予約>
8:00~11:00までにお願いいたします。
バーコード
カウンター
カウンター
"しきしき" WROTE ALL ARTICLES.
PRODUCED BY SHINOBI.JP @ SAMURAI FACTORY INC.