3月10日（金）の献立

本日は、桜海老（サクラエビ）ご飯です。
日本では駿河湾（静岡）のみでしかとれない大変貴重な食材です。

桜海老の旬は桜の咲く春と秋の年2回。
その他は禁漁とし資源保護に努めています。
値はかなり高級で、なぜこんな小さな海老が・・と驚いてしまいます。
今回は天日干しにしたものを勉強していただけました。

色々と試しましたが、黄金出汁は使いません。
濃厚な出汁は桜海老の繊細な持ち味を消してしまいがちです。
天然真昆布の出汁に天塩のみで炊飯します。

桜海老の鮮烈な香りと爽やかな食味は唸る美味しさ！
プチ贅沢なお昼ご飯をぜひご賞味ください。

◆おかず◆　イリコの磯辺揚げ　高野豆腐の卵とじ　切干大根の酢の物

◎税込出血価格　540円

3月9日（木）の献立

本日は、黒豆雑穀ご飯です。
贅沢にも丹波の黒大豆を使い、内地の16穀米と共に天然真昆布の出汁に天塩で炊飯します。

黒豆といいますとお正月の蜜煮を思い浮かべます。
それ以外では和菓子や煎餅等で、普段はあまり食べる機会がないように思います。
いつもは北海道産を使っておりまして、丹波産はなかなか高価で使えません。
実は今回、ラッキーにもお正月用のものが特価されていて仕入れた次第です。

黒豆の栄養価は特筆に値します。
上げればきりがありませんが、アントシアニンは血液をサラサラにし、美肌効果、肌荒れ、アンチエイジング、視力回復、眼精疲労に効果的。
大豆イソフラボンは骨粗しょう症、老化防止、更年期障害などを軽減します。
また良質のタンパク質を多く含み、16穀米と相まって、美味しくて非常に健康的です。

黒大豆をフライパンで香ばしく煎りますので、適度な食感と共に噛みしめると豆の甘味が感じられます。

今日のお昼は滋味で健康的な献立で、この寒さを乗り切りましょう！

◆おかず◆　竹輪の磯辺揚げ　チンゲン菜と油揚げの煮浸し　シメジとエリンギの卵とじ

◎税込勉強価格　520円

【本日はサービス券の発行日です】

3月8日（水）の献立

本日は、赤魚（アカウオ）ご飯です。
魚体が赤いから赤魚だと思いますが、メヌケという魚です。
金目やキンキに似て、身は柔らかく独特の旨みがあります。

身は脂がのりトロッとして中々の美味。
どう料理しようかと迷いましたが、一度煮付けることに・・
炊いた煮汁を出汁で割り炊飯した後に、煮付けたほぐし身を混ぜ込むことにしました。



通常、魚のご飯は焼いた身を炊き込みますが、今回は珍しく煮付けました。
旨みとねっとり感が新鮮な魚ご飯です。

◆おかず◆　聖護院大根の含め煮　莢インゲンのゴマ和え　国産ブロッコリー

◎税込サービス価格　520円

※魚のご飯は細心の注意を払い骨取りをしていますが、完全には取り除けないことをご容赦下さい。

3月7日（火）の献立

本日は、春菊（シュンギク）とチリメンジャコのご飯です。
関西では菊菜（キクナ）という方が分かりやすいでしょうか？



春菊にも種類がありますが、菊の一種に変わりはありません。
旬は晩秋から早春で春に花が咲きます。

どこかほろ苦い春菊は大人の味。
よく鍋料理にも使いますが、今回は棒菊と呼ばれる茎のついたものを仕入れました。

棒菊は葉だけの菊菜と違い、そのコリッとした食感が美味しいものです。
天然真昆布の出汁に内地のチリメンジャコを入れて炊飯し、サッと茹でた春菊をまぶした今回のご飯。

よそではちょっと味わえない、当店ならではのご飯です。

◆おかず◆　エリンギの衣揚げ　春キャベツのカレーサラダ　お麩の卵とじ

◎税込サービス価格　520円

3月6日（月）の献立

まだ朝晩は冷えますが、日中は少しずつ暖かくなってきました。
3月も二週目に入り、また桜が見れるかと思うとワクワクします。
関西では3月の終わりぐらいの開花予想です。

本日は、帆立貝（ホタテガイ）ご飯です。
なんといいますか、ホタテもずっと高値です。
野菜も魚介も何もかも・・もうため息が出ます。
やはり気象と環境の変化によるところが大きいようですが、すべては人間が招いた種でしょうか？

当店のお弁当の価格は仕入れによって毎日変わります。
ただ、仕入れが高かったからといってそのまま値上げはできません。
十円きざみで少しでも安くご提供できたらと思っています。
もちろん分かりやすい税込価格です。

大きなホタテを仕入れましても、切ればバラけてしまいます。
当店では一口サイズのホタテを仕入れ、食べやすくしています。
貝類は加熱すると縮むのが玉にキズですが、そこはご愛嬌。
炊き込みご飯にはちょうど良いのかもしれません。

久方ぶりのホタテご飯。
人気の献立を勉強価格でご賞味ください。

◆おかず◆　サラダ水菜ビーフン　さつま芋の小倉和え　キュウリとワカメの酢の物

◎税込勉強価格　530円