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今日の献立
本日は、鯛の子(タイノコ)ご飯です。
鯛の子とはいいましても通称でして、本名は助子(スケコ)。
いつから鯛の子と呼ばれているのかは定かではありません。

春に産卵期を迎える真鯛の真子(卵巣)は一般的には出回りません。
絶対数が少ないですし、馴染みの魚屋さんに頼んでおけば、養殖鯛の真子なら手に入るかと。
天然鯛の真子を食すには産卵期にメスの鯛を一匹買うしかないでしょうが、一食の価値はあります。
助子とは比べるまでもなく、上品で滑らかな舌触り。
豆腐でいえば木綿と絹ごし・・といった感じでしょうか?
贅沢にも以前の店では私のおかずでしたが、料理人の特権ですね。

そこで助子(スケコ)です。
助子とは介党鱈(スケトウダラ)の真子のことで、一般的にはタラコを指します。
今回のように生はもちろん、塩蔵にしたり明太子に加工されます。
なぜ鯛の子といわれるようになったかは、やはり似ているからでしょうか?
しかし、助子というより鯛の子といった方が高級感もあり美味しそうですね。

 近海 極上助子


今回は極上の釣り物ですから大変綺麗です。
年の瀬ならキロ5千円以上もする高級品。
いえ、年が明けても高級品ですが、今回は運良く献立に上がりました。
黄金出汁に生姜をきかせて炊飯します。
上品で粒立ち美味な鯛の子ご飯です。

◆おかず◆ 白菜と竹輪の煮物 薩摩芋の国産レモン煮 高野豆腐の卵とじ

◎サービス価格 530円
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2007/10/08
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料理家
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料理とお菓子の研究
自己紹介:
以前はこだわりの料理屋を営んでおりましたが、より沢山の方に召し上がっていただきたく、炊き込みご飯と雑菓子の店を本町にオープンいたしました。どうぞよろしくお願いいたします。

<営業時間>
11:00より売り切れ次第終了

<定休日>
土・日・祝祭日

<所在地>
大阪市中央区久太郎町2-5-18

<電話>
(06)6245-5636

<ご予約>
8:00~11:00までにお願いいたします。
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