今日の献立
ついに30度を超える真夏日に。
ちなみに25度を超えると夏日。
35度を超えると猛暑日というそうです。
では真夏の当店内の調理場は40度~50度にもなりますが、これはなんと呼べば良いのか・・
考えただけでも恐ろしくなります。

本日は、鱧の子(ハモノコ)ご飯です。
これから暑くなって旬を迎えるハモですが、いち早く卵が入荷。
瀬戸内産のハモの子ですが、当店では毎年身よりも卵の方が早い気がします。
もちろんハモも出てきてはいますが、これは来月までお待ち下さい。

ハモの子を掃除し、流水にさらします。
ちょうど走りの実山椒を入れた鍋で煮付け、それから黄金出汁で炊飯します。
ハラハラとした卵にピリリとした実山椒は大人の味。


昨年のハモ子の山椒煮

高級感が漂う本日のご飯。
走りのハモ子と実山椒のハーモニーをお楽しみ下さい。

◆おかず◆ 太モヤシの煎りゴマ和え 小松菜と油揚げの煮浸し 豌豆の卵とじ

◎税込勉強価格 530円
本日は、時鮭(トキサケ)ご飯です。
今回は船上で一汐にした走りが入荷。
いち早く皆さんに召し上がっていただこうと頑張って仕入れました。

もちろん近海天然物。
秋が旬の白鮭ではありますが、こちらは夏にとれることから時を知らない鮭として、時不知(トキシラズ)と呼ばれます。


なんと3匹買いました。

秋に川を上り産卵する白鮭。
その川を上る前に海で捕獲したものが時不知です。
旬は晩春から夏。
大体の重さは2~4キロと小型です。
子供の鮭ですから生殖巣が未発達の為、栄養を取られず体力も十分にあり、非常に脂のりが良いとされます。
ただ数は少なく、幻の鮭といわれ値は高価。
幻といえば秋にとれる鮭児(ケイジ)は正真正銘の幻の鮭です。
過去に数度しか買ったことはありませんが、卸値で2万円ほどした記憶があります。


身は赤みが濃く綺麗です。

掃除した後に一度香ばしく焼き、黄金出汁に生姜をきかせて炊飯します。
普通の鮭とは一味ちがう時不知。
昨今は高価になった天然物の鮭ですが、この機会にぜひご賞味ください!

◆おかず◆ 白ネギと新タマと竹輪の煮物 水菜ビーフン キュウリとワカメの酢の物

アレ? 今日のおかずは青いものばかりになってしまいました。(汗)

◎税込出血価格 540円
本日は、空豆(ソラマメ)ご飯です。
空に向かって実がなるから空豆・・
蚕豆とも書きますが、これは莢が蚕(カイコ)に似ているからです。



春から初夏にかけて旬を迎える空豆。
サッと茹でた空豆は酒肴にもよろしいかと。

当店でもシーズンには献立に上がりますが、二度の皮むきが必要で少々面倒です。
また大きな莢には豆が2、3個しかなく、かなり歩留まりの悪い食材です。
そんな感じですから、あまりやりません。(すみません)

空豆を莢から出し、塩を入れた熱湯で湯がきます。
あまり茹でると持ち味を損ないますから、やや硬めに。
そのままザルに上げて冷まして薄皮をむき、二枚に開きます。

ご飯は薄皮で炊き、豆の香りを移します。
天塩で味を整え、空豆を乗せてお召し上がりください。

風味満点の空豆ご飯。
豌豆とはまた違った美味しさです。

◆おかず◆ さつま芋の天ぷら 茄子の煮浸し サラダ菜とジャコのスパゲティサラダ

◎税込勉強価格 530円
本日は、鮪(マグロ)ご飯です。
勝浦漁港(和歌山)より生マグロが入荷しました。

那智勝浦は生マグロの水揚げでは日本一を誇ります。
特に春は生マグロが多く揚がり、鮮度の良いものが入荷します。

ご存知の無い方はマグロのご飯?と思われるでしょうか。
しかし当店では時々献立に上がる人気のご飯です。

DHAやEPAがたっぷりのマグロご飯。
黄金出汁で炊飯しますので、タンパク質やカルシウム等も強化され、より栄養満点のご飯になります。

トロの部分も使いますので、適度に脂がのり、しっとりとした身は食べやすい。
また血合は取り除いていますので、臭みもなく以外に上品に仕上がります。

生姜をきかせて、上がりに細ネギをパラリ・・
ツナとはちょっと違う、上質の
マグロご飯です。

◆おかず◆ カレーキャベツ サラダブロッコリー 春大根の山椒田楽

◎税込勉強価格 520円
本日は、青豆ご飯です。
今シーズンの豌豆はもう終わったつもりでした。
しかし押し売りされまして・・(汗)

紀州うすいを格安で、とのことでしたのでお付き合いを。(苦笑)
やはり人付き合いは持ちつ持たれつです。

ただ、物は良い!
前回はLサイズでやや皮が硬かったのですが、今回はMサイズで柔らかそうです。
それでいてL並に大粒で、青みも綺麗で言うことなしです。
これだったらこちらからお願いしたいぐらいですが、そこはぐっと押さえまして・・
結局、沢山買ってしまいました。(笑)


紀州うすい 8kg

天塩のみでシンプルに、豆の甘みを生かします。
次回は押し売りされても買いませんので、名残の豌豆をぜひご賞味ください。

◆おかず◆ 竹輪の磯辺揚げ チンゲン菜と油揚げの煮浸し 高野豆腐

◎税込サービス価格 520円
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プロフィール
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17
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非公開
誕生日:
2007/10/08
職業:
料理家
趣味:
料理とお菓子の研究
自己紹介:
以前はこだわりの料理屋を営んでおりましたが、より沢山の方に召し上がっていただきたく、炊き込みご飯と雑菓子の店を本町にオープンいたしました。どうぞよろしくお願いいたします。

<営業時間>
11:00より売り切れ次第終了

<定休日>
土・日・祝祭日

<所在地>
大阪市中央区久太郎町2-5-18

<電話>
(06)6245-5636

<ご予約>
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