今日の献立
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早朝は雨もなく、せめて午前中持ってくれたら・・と出発。
思ったのも束の間、6時過ぎにはポツリポツリと雨粒が落ちてきました。
ただ市場に着いても、それほど大雨ではなかったのが幸いでした。

で、やはり馴染みの道具屋さんへ。
私の好きな立杭(タチクイ)焼の平皿があったので購入。
立杭焼とは丹波焼とも言われ、日本六古窯の一つです。
(他には、瀬戸、信楽、備前、越前、常滑)

私は備前や信楽など、土の風合いを感じる器が好きで、よく購入します。
立杭もそんな素朴なところが好みなのですが、今回は笹をモチーフにした柄物を・・
とはいいましても、裏を見ると立杭の主張が伺えます。



秋刀魚なら2~3本は乗るくらいのやや大きめなサイズ。
八寸などにも良いでしょうか?

お店では使えないのが残念ですが、新たな器を購入すると料理を作りたくなります。
昨日の秋刀魚ご飯。
今回は刺身用の生サンマを使いました。
生は身が柔らかく、大量に炊いて混ぜれば潰れてしまいます。
ご家庭で少量炊く分には良いのでしょうが、次回は汐サンマにしましょうか?

サンマが豊漁の時は汐物は安くなりますが、今は逆に高価です。
ただ程よい塩気があり、身も締まってしっかりとしていますので、ご飯向きかもしれません。

そういえば、今日も市場に行きましたがサンマが安かったです。
しかしサンマもピンキリでして、大きく高鮮度(航空便)のものはやはり高価です。
当店の秋刀魚ご飯は後1~2度やりたいと思っています。



こちらは誕生日にいただいたオールドノリタケ。
大正7年頃(今から99年前)の作品だそうです。



絵柄は成形して焼いた後に描かれるので、高度な技術が要求されます。
状態も良く、中々出てこない作品なのだとか。
しかしこの形は私が落花生好きと知ってのことでしょうか?(笑)



大切にしたいと思います。
どうもありがとうございました。
連休中ではありますが、今日は市場の営業日。
当店はお休みをいただいておりますが、やはり早起きして車を走らせてしまいます。

今の時期、夏と秋の食材が混在していておもしろいものです。
新サンマと松茸でも買おうかと思いましたが、うーん・・やめました。(笑)
やはりもう少し待つことにします。

しかし献立作りも難しいものがあります。
今日は喜んでいただけるかな?と思っても、イマイチだったり・・
また、今日は地味かなぁ・・と思っても、人気爆発だったりで、当店も約10年になりますが予想がつきません。
もちろん大体の傾向は分かるのですが、タイミングもありますし・・


某社のデザート皿

で、今日は珍しく洋皿を購入。
金縁でちょっとお洒落ですが、使う機会は少なそうです。(苦笑)
備前焼を見かけると、ついつい買ってしまいます。
備前とは地名で岡山県備前市が産地です。
釉薬はかけずに焼きますので、土味が豊かで素朴な風合いが特徴です。



素朴な風合いといえば信楽焼も好きですが、九谷や有田などの染め付けもまたすばらしい。
ただ柄物は好き嫌いがあり好みが分かれるところです。



この備前も重厚な造りですが、前回のものよりは小ぶり(約一尺)で使いやすそうです。
カレーやチャーハン、焼きソバ等、普段使いもイケそうです。
今日は朝から雨もなく暑い一日でした。
市場では松茸が並び、思わず夕飯に・・と手が出ましたが、なんとか我慢。
やはり国産を待つことにしましょう。

市場を歩くと四季の移ろいが楽しめ、飽きることがありません。
個人的な買い物も楽しいのですが、毎日の仕入れもまた楽しいもの。
お客様に喜んでいただこうと色々と考えるのは非常に有意義な時間です。



ただ週末の数の子は残ってしまいました。
確かに普段よりは少々お高め。
とはいいましても税抜き540円弱のお値段は、本物の数の子を贅沢に使ったお弁当としてはかなりのバーゲンプライスでした。
ぜひ美味しい数の子を食べていただきたかったのですが残念です。
(それでも十分、沢山のお客様にご賞味いただきました!)



で、今日は備前の輪花皿です。
実はコレ、かなりの大皿で直径50cm弱もあります。



私は土の香りがする備前焼が大好きで、素朴な味わいは料理の邪魔をしません。
それにこの重量感。
お値段も重量感がありますが・・笑



一体何を盛りましょうか?
明石鯛の姿盛りか、河豚のテッサでしょうか?
いずれにしましても、ちゃちな料理では器負けするでしょうね。
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2007/10/08
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以前はこだわりの料理屋を営んでおりましたが、より沢山の方に召し上がっていただきたく、炊き込みご飯と雑菓子の店を本町にオープンいたしました。どうぞよろしくお願いいたします。

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