今日の献立
金曜日の鯛の子ご飯。
鯛の子をアク抜きし、しっかりと煮含めます。
煮汁を切って粗くほぐし、黄金出汁で炊飯しました。
生のまま炊飯したのでは魚卵に味が乗りませんし、アクも出ます。
炊き込みご飯も下ごしらえが肝心です。
ご飯に入っていた青みは春菊です。
香りの良い春菊でも春を感じていただきたかったものですから・・



実は・・

昔から生の鱈子(タラコ)を鯛の子と呼びます。
そう呼ぶのは大阪や京都など、主に近畿地方でしょうか?
春になれば真鯛も卵を持ちますが、これは数が少なく市場には並びません。
どうしても食べたければ、雌の鯛を一匹買うしかなさそうです。
形や色艶など、確かに鱈子に似てますが、本鯛の子は更にきめ細やかで上品です。
特に天然鯛のものは一食の価値があります。
ただ、1腹で1万円ほどの出費は覚悟しなければいけませんが・・

市場に行ってもあまり収穫がありません。
安いものがまったく無い!
キャベツが高い(1つ500円くらい)とお好み屋さんも嘆いていました。

唯一の楽しみは道具屋さんに寄ることぐらいでしょうか?(苦笑)
水盤ということですが、どうも備前には心奪われます。

そういえば以前の料理屋では色々なものに料理を盛り付けました。
木桶に氷を敷いて刺身を盛ったりもしましたが、あの舟盛りというのは今でも滑稽(こっけい)に思います。


一辺が40cmほどあります

土と火の器、備前。
重厚で料理の邪魔をしないのが良いかと思います。
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2007/10/08
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料理家
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料理とお菓子の研究
自己紹介:
以前はこだわりの料理屋を営んでおりましたが、より沢山の方に召し上がっていただきたく、炊き込みご飯と雑菓子の店を本町にオープンいたしました。どうぞよろしくお願いいたします。

<営業時間>
11:00より売り切れ次第終了

<定休日>
土・日・祝祭日

<所在地>
大阪市中央区久太郎町2-5-18

<電話>
(06)6245-5636

<ご予約>
8:00~11:00までにお願いいたします。
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