今日の献立
本日は、キノコご飯です。
秋の食材と言えば、まずキノコを連想します。
今回はマッシュルームとシメジを使ったミックスキノコご飯です。

masshu.jpg 岡山産の大粒シャンピニオン

マッシュルームはフランス語でシャンピニオン。
西洋マツタケとも呼ばれ、洋食のスープには欠かせない食材です。
今回仕入れたものはホワイトマッシュルームで、まろやかで上品な香りが特徴。
ビタミンが多く消化も良いため生食も可能です。

シメジはその香りもさることながら非常に味良いキノコです。
「香りマツタケ 味シメジ」と言われるように、旨み成分のアミノ酸を多く含みます。

これらのキノコを組み合わせると、なんとも奥深い香りと味わいに‥‥
想像しただけでも食欲が湧いてきます。
今回は更にバターでコクをプラス!
秋の訪れが感じられるミックスキノコご飯です。

◆おかず◆ 竹輪の磯辺揚げ チンゲン菜の煮浸し トマスパ

◎本日の価格 480円

【本日はサービス券の発行日です】
本日は、鱧の子(ハモノコ)ご飯です。
瀬戸内産のハモの卵を使った炊き込みご飯です。

hamoko.jpg

8月を過ぎるとハモも卵を持ちます。
特に先日使ったような大型のハモは沢山の卵を蓄えています。

皆さんはハモの卵はご存知ですか?
写真のように真っ白で洗練された味。
タラコなどよりもずっと上品です。
春の本タイの子と並び、非常に希少かつ高級な珍味です。

当店では毎年1、2回は仕入れるこのハモ子。
通常、料理屋では煮つけや卵とじなどに調理されるおつな一品。
もちろん、炊き込みご飯にしましても大好評。
魚卵の好きな方は多いですね。

hamokoni.jpg

下処理したハモ子を一度煮付けた後に炊き込みご飯にいたします。
きめ細かいハモの卵を生姜風味のお出汁で炊飯。
三つ葉をパラっとふれば、ハモの子ご飯の完成です。
今年は恐らく最初で最後!
ぜひこの機会にご賞味ください。

◆おかず◆ 秋ナスの煮浸し 甘長田楽 レタス玉子

◎本日の価格 490円

昨日のシラス。
体長3、4cmほどのあの小さな魚体のどこにあれほどの旨みが隠されているのか?
約1年半ぶりのご飯でしたが、私は感心させられました。
ただ、素材を生かすのがいささか難しく、お出汁の濃さや調味料の配合など、いつにもまして神経を使った献立でした。
それから訂正です。
産地は静岡産で、私の勘違いでした。
産地偽装のつもりはありませんが、申し訳ありません。

本日は、アスパラご飯です。
佐賀産のグリーンアスパラガスを安く分けてもらえました。

asupara3.jpg アスパラ100束

アスパラは春頃から出回り、秋まで収穫が続きます。
寒くなると輸入物が入荷しますので、スーパーなどでは一年中見ることができます。

アスパラの硬い根元を落とし、適当な長さに切り揃えます。
塩(海の精)とバターで新米を炊飯し、アスパラを投入します。
シンプルながら風味良い、グリーンアスパラご飯です。

◆おかず◆ エリンギの天ぷら 讃岐ネギとイカゲソの酢味噌 三方ヶ原のじゃがいもサラダ

◎本日の価格 490円
最近は完売する時間が早く、ご迷惑をおかけします。
コツコツと売れて遅い時もあるのですが、献立や天候によっても左右されます。

本日は、白子(シラス)ご飯です。
シラスとは魚の稚魚全般を指しますが、通常は片口イワシの稚魚のことです。
当店のシラスご飯は一体何年ぶりになりますでしょうか?
私もまったく覚えておりませんから、かなり前だと思います。

今年はこのシラスが大不漁。
4割減とも5割減とも言われています。
当然お値段も高騰し、当店で扱える代物ではなくなっています。
昔は大衆魚と言われた魚も今では高級魚になってしまいました。

shirasu6.jpg 釜揚げシラス

今回も特別安くはなかったのですが、紀州より1箱送っていただきました。
新しいお客様はご存知ないかと思いますが、どうぞご賞味してみてください。

◆おかず◆ 黒皮南瓜の精進揚げ 長ネギの卵とじ 高原キャベツと油揚げの煮浸し

◎サービス価格 500円


過ぎゆく夏...
暑い暑いとは申しましても、本日で8月も終わりです。
これからは気候と共に、食材も秋めいて来ます。

本日は、鱧(ハモ)ご飯です。
今週はトウモロコシに枝豆が最後でしたが、ハモも今回が最終になります。

夏を代表する高級魚で、特に関西で珍重されるハモ。
その獰猛さとは裏腹に、食味は上品そのもの。
身質は色白くあっさりとし、適度に脂も蓄えます。
大抵ハモは活けで出回りますが、生命力が強く非常に歯が鋭いので注意しないと噛まれることもしばしば。

ハモは小骨が多く、取り除くことができません。
よって「骨切り」という特別な作業が必要になります。
「鱧切り」という特別な包丁で、一寸の幅に約25以上の切り込みを入れ、皮一枚を残して骨のみを断ち切ります。
骨切りは熟練のいる作業で、骨切り10年とも言われる難しい仕事です。

83ea3be7.jpg

当店のハモご飯は、まず身だけを煮つけます。
それからハモのアラでとったお出汁で炊飯しますので、非常に濃厚でコクがあります。
骨の髄まで味わえる、特製ハモご飯です。

◆おかず◆ 小松菜と油揚げの煮浸し ズッキーニの卵炒め 切干大根の酢の物

◎サービス価格 500円

★昨日の枝豆ご飯は12時20分には完売。
沢山のお客様にお断りし、大変ご迷惑をおかけしました。
本当に申し訳ありませんでした。
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プロフィール
HN:
しきしき
年齢:
17
性別:
非公開
誕生日:
2007/10/08
職業:
料理家
趣味:
料理とお菓子の研究
自己紹介:
以前はこだわりの料理屋を営んでおりましたが、より沢山の方に召し上がっていただきたく、炊き込みご飯と雑菓子の店を本町にオープンいたしました。どうぞよろしくお願いいたします。

<営業時間>
11:00より売り切れ次第終了

<定休日>
土・日・祝祭日

<所在地>
大阪市中央区久太郎町2-5-18

<電話>
(06)6245-5636

<ご予約>
8:00~11:00までにお願いいたします。
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