今日の献立
以前お話したおせちですが、今年も販売することになりました。
色々迷っていたのですが、リピーターの方からどんどんご予約をいただきまして・・(汗)
おせちを作りだして25年になりますが、中には当初からずっとご購入いただいている方もおられます。
当店のおせちは既製品を盛りつけただけではなく、どれも完全な手作りです。
よって、沢山は作れませんのでご了承ください。
今の時期、百貨店はもちろん、昨年話題(悪い意味で)となったネット通販、スーパーやお弁当のチェーン店までもがビジネスチャンスとばかりにおせちを販売しています。
それは単価が高いおせちは儲かるからです。
私らはパンフレットを一目見れば、お店の手作りか、既製品を詰めただけかはすぐに分かります。
内容はいいかげんで売り上げを伸ばす為のおせちは、見ていて嫌になってしまいます。
美味しいおせちを選ぶコツは、一番は名の通った料理屋か馴染みの店のおせちです。
スーパーやチェーン店が売るおせちは大抵が真空パックか冷凍ですので、あまりお薦めできません。
当店のおせちですが、申し訳ありませんが写真やパンフレットはありません。
毎年お客様から「まったく商売気がないねぇ」と揶揄されます。(苦笑)
しかし私はお金儲けで作るのではなく、職人としての楽しみで作ります。
今はお弁当屋ですから高級食材を扱うことができません。
ですから一年に一度、最高級の食材に触れ、腕を振るうのがささやかな楽しみです。
純国産 干し子(お客様用)
例えば昨日入荷した数の子。
大阪の市場では手に入らないので、毎年築地の問屋さんから送っていただきます。
その数、数の子全体の1%以下!
大変希少で最高級の数の子です。
数の子と一口にいいましても20ランク以上もの品質があります。
大抵は塩蔵のカナダ産かブリストル(アメリカ)産。
カナダの方が品質は良いですが、大きさや形で値段がかなり違います。
実は約40年以上日本近海ではニシンがまったく捕れなかったのですが、平成8年からのニシン放流事業が功を奏し、約三年前から純国産の数の子が販売されるようになりました。
純国産の塩数の子のお値段は、最高級のカナダ産の約二倍はする高級品。
で、今回私が仕入れたものは、そのまた上の「干し数の子」です。
干し数の子にもカナダ産と純国産がありますが、もちろん純国産を仕入れました。
小樽前浜産で、最高ランクの数の子の王様です。
値段は卸値でキロ6万円以上。
百貨店などでの小売になると、恐らく10万円以上にはなるでしょうか?
塩蔵 にぎり子(これは私用。笑)
また、このような大変めずらしい数の子も送って下さいました。
「にぎり子」といいまして、手のひらでギュッと握ったように縮れています。
ニシン漁が始まる前に、船上で生のニシンを捌いて抱卵状態を調べるそうです。
そのまま生の状態で塩蔵処理すると、このように握ったように縮れるのだとか。
通常の塩数の子は、一度冷凍にされたニシンから卵を取り出して塩蔵処理する為にピンと伸びています。
この握り子は未凍結のままですので、数の子の命の歯ごたえが良いそうです。
ただそうは言っても干し数の子よりは劣りますが。
かの北大路魯山人も「数の子は音で食うもの」と言っています。
その中でも、やはり干し数の子が最上とも。
干し子を一度味わうと、塩子はボソボソとして物足りなく感じてしまいます。
数の子のお話が長くなってしまいましたが、このように当店のおせちは食材にこだわりますので少し高価になってしまいます。
お値段は、1段重(1~2人前)15,000円 2段重(3~4人前)3万円 3段重(4~5人前)5万円、すべて税込みのサービス価格です。
献立の方はまだ完全には決まっておりませんので、近日中にお知らせいたします。
数に限りがありますし、重箱の発注もございますので、なるべく早めのご予約をお願いいたします。
その場合はご住所、お名前、お電話番号をお知らせください。
(メモ書きでけっこうですが、リピーターの方はリストがありますので必要ありません)
できましたら、なるべく前金でお願いいたします。
規定数になり次第、完売とさせていただきますのでよろしくお願いいたします。
尚、お引き取りは12月31日(土)の9時~12時を予定しております。
ご発送の場合は送料をご負担いただく形となりますが、一度ご相談ください。
※勝手ながら午前中はお弁当で多忙の為、お電話でのご予約は13時以降にお願いいたします。
色々迷っていたのですが、リピーターの方からどんどんご予約をいただきまして・・(汗)
おせちを作りだして25年になりますが、中には当初からずっとご購入いただいている方もおられます。
当店のおせちは既製品を盛りつけただけではなく、どれも完全な手作りです。
よって、沢山は作れませんのでご了承ください。
今の時期、百貨店はもちろん、昨年話題(悪い意味で)となったネット通販、スーパーやお弁当のチェーン店までもがビジネスチャンスとばかりにおせちを販売しています。
それは単価が高いおせちは儲かるからです。
私らはパンフレットを一目見れば、お店の手作りか、既製品を詰めただけかはすぐに分かります。
内容はいいかげんで売り上げを伸ばす為のおせちは、見ていて嫌になってしまいます。
美味しいおせちを選ぶコツは、一番は名の通った料理屋か馴染みの店のおせちです。
スーパーやチェーン店が売るおせちは大抵が真空パックか冷凍ですので、あまりお薦めできません。
当店のおせちですが、申し訳ありませんが写真やパンフレットはありません。
毎年お客様から「まったく商売気がないねぇ」と揶揄されます。(苦笑)
しかし私はお金儲けで作るのではなく、職人としての楽しみで作ります。
今はお弁当屋ですから高級食材を扱うことができません。
ですから一年に一度、最高級の食材に触れ、腕を振るうのがささやかな楽しみです。
純国産 干し子(お客様用)
例えば昨日入荷した数の子。
大阪の市場では手に入らないので、毎年築地の問屋さんから送っていただきます。
その数、数の子全体の1%以下!
大変希少で最高級の数の子です。
数の子と一口にいいましても20ランク以上もの品質があります。
大抵は塩蔵のカナダ産かブリストル(アメリカ)産。
カナダの方が品質は良いですが、大きさや形で値段がかなり違います。
実は約40年以上日本近海ではニシンがまったく捕れなかったのですが、平成8年からのニシン放流事業が功を奏し、約三年前から純国産の数の子が販売されるようになりました。
純国産の塩数の子のお値段は、最高級のカナダ産の約二倍はする高級品。
で、今回私が仕入れたものは、そのまた上の「干し数の子」です。
干し数の子にもカナダ産と純国産がありますが、もちろん純国産を仕入れました。
小樽前浜産で、最高ランクの数の子の王様です。
値段は卸値でキロ6万円以上。
百貨店などでの小売になると、恐らく10万円以上にはなるでしょうか?
塩蔵 にぎり子(これは私用。笑)
また、このような大変めずらしい数の子も送って下さいました。
「にぎり子」といいまして、手のひらでギュッと握ったように縮れています。
ニシン漁が始まる前に、船上で生のニシンを捌いて抱卵状態を調べるそうです。
そのまま生の状態で塩蔵処理すると、このように握ったように縮れるのだとか。
通常の塩数の子は、一度冷凍にされたニシンから卵を取り出して塩蔵処理する為にピンと伸びています。
この握り子は未凍結のままですので、数の子の命の歯ごたえが良いそうです。
ただそうは言っても干し数の子よりは劣りますが。
かの北大路魯山人も「数の子は音で食うもの」と言っています。
その中でも、やはり干し数の子が最上とも。
干し子を一度味わうと、塩子はボソボソとして物足りなく感じてしまいます。
数の子のお話が長くなってしまいましたが、このように当店のおせちは食材にこだわりますので少し高価になってしまいます。
お値段は、1段重(1~2人前)15,000円 2段重(3~4人前)3万円 3段重(4~5人前)5万円、すべて税込みのサービス価格です。
献立の方はまだ完全には決まっておりませんので、近日中にお知らせいたします。
数に限りがありますし、重箱の発注もございますので、なるべく早めのご予約をお願いいたします。
その場合はご住所、お名前、お電話番号をお知らせください。
(メモ書きでけっこうですが、リピーターの方はリストがありますので必要ありません)
できましたら、なるべく前金でお願いいたします。
規定数になり次第、完売とさせていただきますのでよろしくお願いいたします。
尚、お引き取りは12月31日(土)の9時~12時を予定しております。
ご発送の場合は送料をご負担いただく形となりますが、一度ご相談ください。
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プロフィール
HN:
しきしき
年齢:
17
性別:
非公開
誕生日:
2007/10/08
職業:
料理家
趣味:
料理とお菓子の研究
自己紹介:
以前はこだわりの料理屋を営んでおりましたが、より沢山の方に召し上がっていただきたく、炊き込みご飯と雑菓子の店を本町にオープンいたしました。どうぞよろしくお願いいたします。
<営業時間>
11:00より売り切れ次第終了
<定休日>
土・日・祝祭日
<所在地>
大阪市中央区久太郎町2-5-18
<電話>
(06)6245-5636
<ご予約>
8:00~11:00までにお願いいたします。
<営業時間>
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