7月13日（水）の献立

本日は、鮪（マグロ）ご飯です。
那智勝浦産のびん長マグロを使います。

マグロは種類の多い魚です。
また、お値段もさまざまです。
最高級の本マグロ（黒マグロ）、大型でトロの多いミナミマグロ（インドマグロ）、
近海でもよく捕れ夏が旬のキハダマグロはマグロ節にもなります。
で、当店の炊き込みご飯に使うびん長（ビンナガ）マグロ。
びん長は缶詰などにも加工されますが、最近では輸入物が回転寿司に使われます。
上品でほどよく脂もありお値段も手頃。
とは言いましても、ワンコインのお弁当に使うには高級な食材です。
余談ですが、マグロで作ったマグロ節は非常に上品な出汁がとれます。
料理屋をしていた頃はこれで出汁をひいていました。
今でも京都の一部の料亭で使われています。

栄養面ではEPA（エイコサペンタエン酸）やDHA（ドコサヘキサエン酸）、カルシウムとビタミン、タンパク質も豊富です。

日本人は大のマグロ好きで、世界のマグロの半分以上を消費しています。
当初は生のマグロが乗った丼と勘違いされたこのマグロご飯ですが、実は私のオリジナル。
サッとボイルして身をほぐして炊飯しますので、お出汁にマッチし、意外に上品な炊き込みご飯です。
生姜を薬味にいただきましょう！

◆おかず◆　シメジの卵とじ　小松菜と竹輪の煮浸し　切干大根の酢の物

◎サービス価格　500円