今日の献立
金曜から土曜にかけて、関西でもかなりの雪が降りました。
私も大して積もらないだろうと甘く見ていまして、慌てて冬用タイヤに変える始末。
道路もノロノロ運転であちこちで事故もあり、市場に着いたら9時を回っていました。
備えあれば憂いなし・・
やはり日頃から万全の準備が必要だなと思いました。

本日は、甘栗(アマグリ)ご飯です。
久方ぶりの天津甘栗を使ったご飯になります。

自然の甘さと香ばしいコクが美味しい天津甘栗。
ご飯との相性も良く、昆布の出汁と天塩が更に旨みを引き出します。

鬼殻をむいた栗を食べやすく切り、ご飯との一体感を高めて炊飯・・
ほんのり甘い栗と優しい塩気が好相性の炊き込みご飯です。

◆おかず◆ ブロッコリーのカレー揚げ 白菜とツナの煮浸し 高野豆腐の含め煮

◎税込サービス価格 530円

【お客様にお願い】
ご予約の方は店頭右側、直接ご来店の方は左側にお並びください。
ピーク時は交互に対応させていただきます。
本日は、堀川牛蒡(ホリカワゴボウ)ご飯です。
このご飯は数年に一度。
出来ても一年に一度のメニュー。
収穫は11~12月頃で、中の空洞部分に詰物をして、お正月料理にもよく使われます。
当店のおせちにも使う予定で仕入れたのですが、メニュー変更に伴い冷蔵保存していたものです。



京の伝統野菜のひとつ堀川ゴボウ。
その歴史は古く、約400年前から作られています。
長さは50cm、直径は太いもので10cm弱もあり、普通のゴボウに比べて巨大です。
お値段もかなり高価で、これも普通のゴボウとは格が違います。

太くても身質は柔らか。
まず米糠で下茹でしてアクを抜き、水にさらしてから使います。
今回はご飯ですから一度煮て、ゴボウにしっかりと下味をつけた後に黄金出汁で炊飯します。
こうしないと太い堀川ゴボウに味が乗りません。(ご飯には食べやすく切ります)



話の種にいかがでしょう?
400年の歴史を感じる本日のご飯です。

◆おかず◆ 焚き合わせ四品(青首大根・人参・コンニャク・がんも) 竹輪の磯辺揚げ

◎税込サービス価格 530円

【お客様にお願い】
ご予約の方は店頭右側、直接ご来店の方は左側にお並びください。
ピーク時は交互に対応させていただきます。
昨日の帰宅時の気温は0℃。
冬は得意な方ですが、ここまで寒いとさすがに厳しいものがあります。
水道はチョロチョロとしか出ませんし、恐怖の散歩が待っています。
しかし犬は元気ですね。
山から吹き下ろす強風を物ともせずに走り回っています。
今週は厳しい寒さが続きそうですが、体調管理には十分お気をつけください。

本日は、鰈(カレイ)ご飯です。
昨日も数名の方が珍しいですね、と仰られていました。

上品な白身が美味しいカレイ。
高級なイメージの平目(ヒラメ)に対して、どこかカレイは庶民的なイメージがあります。
居酒屋さんのカレイの空揚げを思い浮かべるからでしょうか?
しかし幻の星鰈は超高級魚で天然平目並みですし、大分の城下鰈も絶品です。
私は俗に言う若狭鰈(柳虫鰈=かなりの高級魚です)が好物で、生を買ってきて自家製一夜干しにしたものが最上だと思います。

カレイを素焼きし、身をほぐします。
アラからとった出汁に黄金出汁をブレンドし、魚醤を隠し味に炊飯します。(隠してませんが。笑)

魚醤とは魚を漬けて発酵させた醤油で、秋田のしょっつる(ハタハタ)、富山のいしる(イカやイワシ)、香川のいかなご醤油が日本の三大魚醤といわれます。
因みに海外ではイワシを使ったタイのナンプラーやベトナムのニョクマムが有名です。



上品でややあっさりとしたカレイの白身に魚醤がコクを与える本日のご飯。
恐らく今回だけの試みですので、一度ご賞味くださいまし。

◆おかず◆ 水菜と玉ネギのがんも煮 お麩の卵とじ トマトのゴマ和え

◎税込サービス価格 530円

【本日も厳しい寒さでサービス券を発行させていただきます】
本日は、霜降り平茸(シモフリヒラタケ)と榎茸(エノキダケ)のミックスキノコご飯です。
霜降り状の傘をもつプレミアムなキノコの平茸はホクトのオリジナル商品。
日本の平茸とヨーロッパの平茸属を交配してできた、プレミアムなキノコです。



霜降り平茸を贅沢にざく切りにし、エノキもミックスして炊飯します。
久方ぶりのキノコご飯は食物繊維が豊富で低カロリー。
キノコはミックスすると抜群の味と香りです。


身体にも優しい本日の献立。
寒さもいっそう厳しくなりますが、体調管理には当店のごはんをぜひどうぞ。


◆おかず◆ イリコの磯辺揚げ 倉吉カブの含め煮 パスタブロッコリー(国産)

◎税込サービス価格 530円

【今日は特別寒いので、サービス券を発行させていただきます】
東京では数十年ぶりの大雪です。
我が家の方でも雪を心配していましたが大丈夫そうです。
油断は禁物ですが、もしもの場合に備えておかなくてはいけません。

本日は、帆立貝(ホタテガイ)ご飯です。
昨年末からチラホラと並びだした帆立貝や貝柱。
今回は塩乾屋の部長に呼び止められ、勧められた品です。


サッと蒸してあります

噴火湾(=内浦湾・北海道)の巨大ホタテです。
私の知る限り、天然の10年物並の大きさがあります。
因みに天然物の大ホタテの殻は大人の掌よりも大きく、1枚が数千円する高級品です。
以前の店ではよく仕入れましたが、売価は1つ3千円以上。
貝柱が巨大で弾力があり、かなり食べ応えがあります。

で今回のご飯ですが、いくら大きくてもご飯にするには切らなくてはいけません。
じゃあ小さくてもいいんじゃあと突っ込まれそうですが、まったくその通りです。(汗)
魚なら大きければ脂のりが良いとかですが、ホタテに脂はありません。
しかし身の締りはやはり大きな方が美味。
大きくなれば同じ目方でも高価になりますから、まったく同じという訳ではありません。

今回はカットして最初からご飯と炊き込みます。
普段のようにトッピングはしませんが、炊き込みご飯としてはこちらの方が美味。
ザ・ホタテご飯…といった美味しさになるでしょう!か?

◆おかず◆ 茄子と油揚げの煮浸し さつま芋の小倉和え 胡瓜とワカメの酢の物

ナスにキュウリ・・ハウス物ですが、季節を先取りしすぎた感が…すみません。


◎税込勉強価格 540円
カレンダー
10 2024/11 12
S M T W T F S
2
3 4 9
10 16
17 23
24 29 30
最新コメント
プロフィール
HN:
しきしき
年齢:
17
性別:
非公開
誕生日:
2007/10/08
職業:
料理家
趣味:
料理とお菓子の研究
自己紹介:
以前はこだわりの料理屋を営んでおりましたが、より沢山の方に召し上がっていただきたく、炊き込みご飯と雑菓子の店を本町にオープンいたしました。どうぞよろしくお願いいたします。

<営業時間>
11:00より売り切れ次第終了

<定休日>
土・日・祝祭日

<所在地>
大阪市中央区久太郎町2-5-18

<電話>
(06)6245-5636

<ご予約>
8:00~11:00までにお願いいたします。
バーコード
カウンター
カウンター
"しきしき" WROTE ALL ARTICLES.
PRODUCED BY SHINOBI.JP @ SAMURAI FACTORY INC.