12月2日（金）の献立

本日は、鯛の子ご飯です。
通称たいのこ…
主に大阪や京都では真冬の旬の生タラコを鯛の子と呼びます。

本鯛の子の産卵期は春で、あまり市場には出回りません。
そこで見た目と味が似た生タラコを鯛の子と言ったのか、はたまた憧れや見栄でちょっと上等な呼び名にしたのでしょうか？

タラコとはスケトウダラの卵です。
因みにマダラの卵は真子と言い、見た目も大きさも異なります。
しかしどちらも味は良く高級品で、特にロシアとの貿易がストップした現在は価格が高騰しています。

生のタラコは冬にしか出回りません。
シーズンオフは塩蔵にされたタラコや唐辛子で漬けた明太子が出回ります。
生タラコは生姜をきかせて出汁で煮ると上品で美味しいですね。

今回は生タラコをたっぷり仕入れました。
下処理したタラコを黄金出汁に酒と砂糖、薄口醤油で煮付けて食べやすく切ります。
更に黄金出汁を調味し、煮付けたタラコを炊飯します。

お口に含むとフワッと上品に広がる鯛の子ご飯。
冬の味覚をご賞味ください。

◆おかず◆ 高野豆腐の揚げ浸し　小松菜の煮浸し　甘酢パプリカ

◎税込勉強価格　570円

【お知らせ】
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