今日の献立
本日は、とうもろこしご飯です。
以前より沢山のお客さまからリクエストをいただいておりましたが、今年は例年に比べて遅く、シーズン初の入荷です。

一番の理由は贔屓にしていた店の倒産です。
2020年一杯で閉店されて、それからずっと困っております。
このお店は私の修行時代から出入りしていて、30年以上のお付き合いでした。
コロナ禍になり問屋の倒産も多く、仕入れするのも大変です。
新規での開拓も必要なのですが、信頼関係を築くのは一朝一夕にはいきません。

今回の品種はゴールドラッシュです。
糖度が高く食べ応えがある大粒の3Lサイズを使用します。

とうもろこしの皮をむき、髭根をとって輪切りにし、桂剥きの要領で粒を外していきます。
冷凍の粒コーンを使えば楽なのですが、当店では許されません!

今回は黄金出汁は使いません。
とうもろこしの軸からとったコーンスープと天然真昆布、赤穂の天塩で炊飯したいと思います。

このご飯はご家庭でも可能ですが、やはり沢山作ると美味しさも格別です。
大量のコーンを使った贅沢なご飯です。

◆おかず◆ 万願寺の天ぷら 高野豆腐の含め煮 トマスパ

◎税込サービス価格 560円
本日は、ホタテ貝柱ご飯です。
ホタテの貝柱のみを使った贅沢なご飯です。
貝柱もなかなか仕入れるタイミングがなかったのですが、今回は運良く仕入れることができました。

二枚貝のホタテ。
貝殻を開いたり閉じたりしている部分が貝柱で大きな筋肉になります。
柱はよく締まり、甘みが強いのが特徴で、最も高価な部位です。
因みにホタテは日本人が一番食べている貝類です。

大きな柱ですから食べやすく切ります。
貝類は縮みますので加熱時間は短めに。
生食用の為、サッと炊飯します。

食べれば甘みが溢れ出る。
ちょっとリッチなホタテ貝柱ご飯です。

◆おかず◆ チンゲン菜とがんも煮 名水もやしのゴマ和え さつま芋の小倉煮

◎税込勉強価格 560円
今週は雨の日が多くなりそうです。
商売に雨は困るのですが、梅雨は雨が少なかった上に短かったので水不足が心配です。
やはり雨も必要ですね。

本日は、高菜チリメンご飯です。
チリメンジャコはイワシの稚魚を天日で干したものですが、高菜も干してミックスし、珍味に仕立てたものを使います。

干せば栄養は凝縮され、味と香りも濃厚で強くなります。
ベースはもちろん黄金出汁で。
薄味に調味しましょう。

鳥羽湾最大の島 答志島から届いた高級珍味。
ちょっと変わったジャコ高菜ご飯です。

◆おかず◆ パプリカフライ 高野豆腐の卵とじ 大根の田楽

◎税込勉強価格 550円
本日は、サバ味噌ご飯です。
一度、味噌煮にした鯖を黄金出汁で炊き込みます。

私は青背の魚が大好きなのですが、中には苦手な方もおられます。
代表的な青背の魚はサバ、アジ、サンマ、イワシ…などです。
なんだ美味しい魚ばかりねぇ…と言われる方はかなりの魚好きです。
鯖などは今回のように味噌煮にすると、クセもなく非常に食べやすくなります。
また味噌との相性も良く、一段と美味しくなります。

それから生姜もかかせません。
生姜がアクセントになり魚くささがなくなります。
料理は脇役も重要で、より美味しく召し上がれます。

青背の魚は美味しい上に栄養満点です。
毎日食べても飽きないのではないでしょう?

◆おかず◆ 白菜とがんも煮 五目ひじき キュウリとワカメとキクラゲ酢

◎税込サービス価格 550円
本日は七夕です。
当店では毎年笹を立て、短冊に願い事を書いていただくのですが、あいにく今年は庭の笹を間違って切ってしまい残念ながらありません。
楽しみにされていたお客さま、申し訳ありません。

天の川を渡り、一年に一度だけ逢うことができる織姫と彦星。
七夕といえばお天気に恵まれないイメージがあります。
統計では3年に1度ほどしか星空を観れないのだとか。
しかし今年ははっきりと星空を眺めることができそうです。

本日は、新さつま芋とあずきご飯です。
初夏に出てくる新さつま芋。
毎年最初は鹿児島から来るのですが、今年は鳴門金時が入荷しました。

さつま芋もここ数年高値傾向です。
特に新物は高価で、しばらくタイミングを伺っておりました。
しかし一向に落ち着きません!
それもそのはず、ヒネ(昨年の古芋)が高いから新物の値も下がらないのです。
そこで痺れを切らして仕入れた次第です。

新物は皮が薄くややピンクがかって綺麗です。
瑞々しく香りが良く上品な甘さがあります。
また、アクも少ないですね。

新芋の表面をたわしで洗い、サイコロに切って水にさらします。
天然真昆布の出汁に赤穂の天塩をきかし、さつま芋を入れて炊飯します。
今回は柔らかく炊いた大納言小豆も入れて、いとこ煮風ご飯に。(砂糖を使わないので甘くはないですが)
余談ですが、時々おかずに登場するさつま芋のいとこ煮。
さつま芋と小豆を炊いたものですが、人気がありリクエストもよくいただきます。
しかし小豆も値上がりし、さつま芋も高値のままで、中々できなくてすみません。

さつま芋のご飯は別名丸十ご飯といいます。
由来は薩摩藩の旗印からきています。

当店が使う銘米つや姫にホクホクの新物鳴門金時。
季節を先取りするちょっと贅沢なご飯です。

◆おかず◆ ナスの衣揚 小松菜と油揚げの煮浸し お麩の卵とじ

◎税込勉強価格 550円
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プロフィール
HN:
しきしき
年齢:
17
性別:
非公開
誕生日:
2007/10/08
職業:
料理家
趣味:
料理とお菓子の研究
自己紹介:
以前はこだわりの料理屋を営んでおりましたが、より沢山の方に召し上がっていただきたく、炊き込みご飯と雑菓子の店を本町にオープンいたしました。どうぞよろしくお願いいたします。

<営業時間>
11:00より売り切れ次第終了

<定休日>
土・日・祝祭日

<所在地>
大阪市中央区久太郎町2-5-18

<電話>
(06)6245-5636

<ご予約>
8:00~11:00までにお願いいたします。
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