今日の献立
7月になりました。
まもなく近畿も梅雨明けかと思われます。
ジメジメした梅雨も嫌ですが、毎日真夏日になるかと思うと憂うつになります。

本日は、佃煮(ツクダニ)ご飯です。
当店では色々な佃煮を使いますが、今回はシジミとアサリと昆布をミックスにします。

貝はビタミン、鉄分、カルシウム、海のミネラルが豊富。
またタウリンを多く含み、高血圧や動脈硬化、肝臓にも良く、お酒が好きな方にもおすすめな食品です。


人気の佃煮を合わせたご飯は黄金出汁で炊飯します。
暑い夏でも食欲がわく健康的なメニューです。


◆おかず◆ ゴーヤーの天ぷら 三度豆とがんも煮 黒豆モヤシのゴマ和え

◎税込サービス価格 530円
6月の営業は今日で終わりです。
7月は祭りの季節で祇園祭と天神祭があります。
祭りといえば長くて獰猛なあの魚を思い浮かべます。

本日は、鱧(ハモ)ご飯です。
先月にハモの卵を使いましたが、今回は身を使います。

夏を代表する魚 ハモ。
歯が鋭く、私も噛みつかれて痛い思いをしたことがあります。
いかつい外見からは想像できないほど上品な身です。
透き通るほど白く、タンパクながらしっとりとした脂があります。
ただ厄介なのが小骨です。
無数に走る小骨は抜くことができない為、骨切りという専門的な作業が必要です。
先人の知恵と申しましょうか、最初にされた方はかなりの料理名人だったのでしょうね。


鱧切り包丁で骨切りした瀬戸内のハモ

いつも迷うハモご飯。
細かく切ってご飯に混ぜ込みたいとも考えますが、それだと不公平になり数もいります。
また見栄えもイマイチかと思います。
ハモも加熱すると縮みますので、大きな身をゴロゴロと入れる訳にもいきません。
(売価が2~3千円になります)
やはりいつもやっているように、ハモの身を散らしてトッピングと致します。

出汁はハモのアラ(頭と中骨)でとったハモ出汁に黄金出汁をプラスします。
贅沢なハモご飯は今シーズン初。
当店のお弁当で季節を感じて下さいませ。

◆おかず◆ 小松菜と油揚げの煮浸し しめじの卵とじ 高野豆腐の含め煮

◎税込出血価格 540円

【本日はサービス券の発行日です】
本日は、長芋(ナガイモ)ご飯です。
長芋の収穫は春と秋の年二回。
今回は春掘りの長芋を使います。

長芋は山芋の仲間です。
山芋は唯一生食できる芋類です。

長芋といえば居酒屋さん等で思い浮かぶ短冊。
短冊に切った長芋を並べ、ワサビ醤油や梅肉でいただきます。
もしくはすり下ろしたトロロ。
マグロの山かけなどは上等な一品です。

当店では珍しい炊き込みご飯に。
実は長芋は加熱しても美味。
生ならシャキッとし、加熱すればホッコリとした食感になります。

炊き込みご飯の場合はある程度の歯ごたえを残します。
黄金出汁を薄味に調味し、サイコロに切った長芋ときざんだ油揚げと共に炊飯します。

先日のジャガイモご飯に負けない美味しさ!
野菜のご飯の奥深さを感じます。

◆おかず◆ イリコのカレー揚げ サラダほうれん草の卵炒め モロッコインゲンとがんも煮

◎税込サービス価格 530円
本日は、鰆(サワラ)の味噌漬けご飯です。
サワラの旬は諸説ありますが、関東方面は秋から冬の寒鰆。
関西地方では春から初夏に多く出回ります。
魚編に春と書くのは、春の瀬戸内で多くとれるからとの説です。


晩春からとれる瀬戸内のサワラは有名ですが、近年は少なくなったと聞きます。
今では人工孵化させ、稚魚を放流する試みが行われています。

そのサワラを代表する調理法が西京漬けです。
サワラを切り身にし、薄塩を当てて白味噌に2、3日漬け込んだものです。
白身で淡白な食味のサワラ。
本来は青魚とされますので赤身といえます。
これも関西と関東では考え方、捉え方が違うようです。

サワラを上身にし、西京味噌(粒あら味噌)に漬けます。
漬かったら一度焼き、身を粗くほぐして黄金出汁で炊飯します。
淡白なサワラも味噌で旨みが増し、食べごたえのあるご飯に・・

ちょっと贅沢な味噌サワラご飯です。

◆おかず◆ えびす南瓜の含め煮 カレーキャベツ キュウリとワカメの酢の物

◎税込サービス価格 530円
昨日のシシャモの卵とキクラゲご飯は早々の完売。
大阪でも33度を超える炎天下でしたが、沢山のご来店誠にありがとうございました。
これから暑くなりますが、健康管理には十分お気をつけください。

本日は、新・蓮根(レンコン)ご飯です。
ようやく入荷の新レンコン。
やはり初物は有り難みがあります。

しばらくすれば値も落ち着き買いやすくはなるのですが、それだとあまり有り難くない。
以前は料理屋をやっていた手前、どうしても走りの食材には敏感になります。
季節のものをいち早く仕入れたい。
ご家庭の食卓に上がる前にご提供したい。
そう考えるのは料理人の気持ちです。

ただ、今は料理屋ではありません。
表現方法は小さなお弁当ではありますが、できる限り季節をお届けしたいと思っています。

ちなみに当店の屋号しきしきですが、よく四季四季と勘違いされます。
その辺に関しましては過去ログをご参照ください。


茨城の新レンコン

新レンコンの皮をむき、流水にさらします。
小口からスライスし、きざんだ油揚げと共に黄金出汁で炊飯します。

レンコンはレモン並にビタミンCが豊富。
これは加熱しても十分に摂取できます。
また、ミネラルや食物繊維など、美容と健康にはありがたい食材です。

新物は色白で瑞々しく、シャキシャキとした心地よい歯ざわりが美味。
冬のヒネたレンコンも良いですが、新物を口にすると尊い気持ちになります。

◆おかず◆ 千両ナスの衣揚げ レタス玉子 甘酢パプリカ

◎税込出血価格 530円
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プロフィール
HN:
しきしき
年齢:
17
性別:
非公開
誕生日:
2007/10/08
職業:
料理家
趣味:
料理とお菓子の研究
自己紹介:
以前はこだわりの料理屋を営んでおりましたが、より沢山の方に召し上がっていただきたく、炊き込みご飯と雑菓子の店を本町にオープンいたしました。どうぞよろしくお願いいたします。

<営業時間>
11:00より売り切れ次第終了

<定休日>
土・日・祝祭日

<所在地>
大阪市中央区久太郎町2-5-18

<電話>
(06)6245-5636

<ご予約>
8:00~11:00までにお願いいたします。
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